今回は、カテゴリー別、投資信託ランキングの中でも、かなり特殊な
ヘッジファンド部門です。そもそもヘッジファンドに投資ができる
ということ自体を知らない方のほうが多いかもしれませんが、
少額からでも投資できるヘッジファンド型の投資信託もあります。

またヘッジファンドは、絶対利益の追求ということをテーマにしており、
上げ相場でも下げ相場でも利益を狙っていけるという強みがあります。
それでは、どのような投資信託がランキング上位にランクインしているのか
見ていきましょう。

そもそもヘッジファンド型の投資信託(アクティブファンド)って何?

通常、投資信託というのは、株式市場が上昇すれば、投資信託の基準価額も
上がります。一方で、株式市場が下落すれば、投資信託の基準価額は下がります。

これが通常の投資信託です。

では、ヘッジファンド型の場合はどういう仕組みになっているかというと、
株式市場が上昇したときも、株式市場が下落したときもどちらの相場でも
基準価額が上がるように取引をする投資信託です。

信用取引や先物取引といった複雑な手法を組み込んでいるのですが、
詳細は特に知らなくてもかまいません。とにかく、相場が上がっても下がっても
利益を追求していくのがヘッジファンドだと思ってください。

2018年 ヘッジファンド型投資信託(アクティブファンド)のランキングTOP10は?

2017年4月~2018年3月末までの期間でリターンの高かった上位10社を
ランキングにしました。さて、どういった特徴があるでしょうか?

順位 銘柄 運用会社 1年利回り
1 チャイナフォーカス アセマネOne 31.69%
2 スパークス・日本株・L&S スパークス 18.82%
3 マクロ・トータル・リターン・ファンド 三菱UFJ国際 18.26%
4 スパークス・日本株・ロング・ショート・プラス スパークス 18.13%
5 成長の風 ファイブスター 17.42%
6 ベスト・アルファ スパークス 14.92%
7 楽天ボルティ 楽天 11.67%
8 いつつぼし ファイブスター 10.96%
9 サムライバリュー アセマネOne 10.28%
10 とこしえ ファイブスター 8.58%

運用会社では、スパークスやファイブスターといった少し耳慣れない
企業が上位にランクインしています。ヘッジファンドは性質上、
上昇相場でも下降相場でも利益を追求できるようにポジションを
取っているため、昨年のように上昇相場がひたすら続いたときなどは、
通常の投資信託よりも利益を追求できません。

一方で、下落相場が続いたときには、通常の投資信託では、
基準価額が下がる一方ですが、ヘッジファンドであれば大きな利益を
追求できるわけです。

ヘッジファンド型の投資信託の平均リターンは?

10社の1年間の平均利回りは15.04%と、他のカテゴリーと比べると
リターンが見劣りしますが、それでも十分高いパフォーマンスと
なりました。

昨年は上昇相場一辺倒だったので、これくらいのリターンが
妥当なラインだと思います。

ヘッジファンド型ランキングの中でおすすめの投資信託は?

では、このランキング上位10本のうち、特に私がおすすめする
投資信託を紹介します。

それは、スパークス・日本株・L&Sです。
スパークス・日本株・ロング・ショート・プラスも類似の投資信託ですね。

スパークスという会社は聞いたことがない方も多いかもしれませんが、
国内株式のリサーチにかなり強みを持っている会社です。

スパークスの「厳選投資」という投資信託は業界でもかなり有名な商品です。
株式投資の基本は、理論値よりも株価が低い会社の株を購入し、適正値まで
戻るもしくは、それ以上になったタイミングで売却するのが基本です。

スパークスは国内株式において、このリサーチを得意としていますので、
逆に言えば、理論値よりも過大に評価されている企業も把握できていると
いうことになります。

過大に評価されている銘柄はいずれ、適正な価格まで下落することが
予想されるので、空売りを仕込んでおくわけですね。空売りというのは、
株式を先に売って、後から買い戻すという手法です。

株価が高いときに売っておいて、安くなったら買い戻すことで利益を
上げることができるというわけです。この手法は、自分たちのリサーチに
自信がないとできないため、まさにスパークスならではの運用手法と
言えるでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ヘッジファンドと聞くと、リスクが大きいというイメージを
持っている方もいるかもしれませんが、今日の話を聞けば、
そうでないことがわかっていただけたのではないかと思います。

もちろん、ヘッジファンドの中には、かなりリスクをとった
運用をしている運用会社もありますが、スパークスのように
上昇相場でも下落相場でも利益を追求できる運用というのは、
通常の投資信託よりもリスクを抑えることができていると
いえるわけです。

ぜひあなたのポートフォリオの一部に組み込んでみることをおすすめします。