自分の保有している投資信託が値上がりを続けると、
必ずといっていいほど、疑問に思うのが、

「どのタイミングで投資信託を売却して利益確定させようか。」
という問題です。

また逆に、投資信託を購入したのはいいけれど、値下がり続けて、
「いつ売却すればいいのかタイミングがわからなくなってしまった」
というも声もよく聞きます。

そんな人たちの指針となるべき投資信託のベストな
利益確定タイミングについて書きたいと思います。

投資信託の利益確定タイミング(売却タイミング)についてあれこれ考えはじめた時点でもう負けている

私も過去には同じ経験をしたことがあるのですが、
「十分利益を出してくれているからこそ、そろそろ売ってもいいか」
「いやいやまだ増えるかもしれないから、もう少し様子を見てみよう」
など、将来の値動きについて考え始めたらキリがありません。

そして、私の経験上、こういうことを考え始めてしまうと、
保有しすぎて利益確定のタイミングを失ってしまうことがほとんどです。

そもそもの話になりますが、どうすれば適切な利益確定タイミングを
見極めることができるのでしょうか?

そもそも「適切な利益確定タイミング」とはいつのことなんでしょうか?

もちろん、基準価額が最高点に達した時点で売り抜けられれば、
そのタイミングがベストなわけですが、そんなことはできるわけもありません。

なので、私も色々と投資をする中で、至った結論なのですが、
「適切な利益確定タイミング」とは自分の決めたルールに則って、
投資信託を売却できたとき、それがベストなタイミングだったということだと思っています。

ここからは投資信託を現在保有している人が、利益確定タイミングを決めるための
自分ルールの作り方をご紹介します。

一括で投資信託を購入している人(100万円以上)の利益確定タイミングの設定の仕方

現在、利益が出ている場合

①まず一年のどこでもよいので、自分の中での基準日を決める。
②自分が精神的に耐えられるマイナス幅を決める(通常は5~15%)
※私の場合は10%にしています。
③②で決めたマイナス幅まで到達してしまったら、すぐ売却する。
到達しない限りは保有し続ける。

これを1年ごとに行います。
このように1年に1回自分のルールをしっかり決めておくことで、
マイナスが膨らんだときに、あれこれ考えずに売却することができます。

基本、利益が出ている投資信託は、今後も利益を狙っていくべきだと
思っていますので、「ある程度儲かったから売却しよう」という考えよりは、
「ここまでマイナスにならない限りは利益を追い続けよう」と考えたほうが、
チャンスを逸することなく、利益をしっかり確保できます。

現在、損失が出ている場合

これはどの程度マイナスになってしまっているかによりますが、
基本、購入時の基準価額の90%以下になってしまったのであれば、
早々に売却して他の投資信託を購入するべきだと思います。

いつか上がるかもしれないという気持ちになるのもわかりますが、
いつまでも上がらないかもしれませんし、場合によってはさらに
下がるかもしれません。

投資においては、損失を最小限に抑えるのが成功の秘訣ですので、
損失が出てしまったときは、早めに諦めて、もっとよい別の銘柄を
購入することに時間を使うのがよいでしょう。

投資信託の積立をしている人の利益確定タイミングの設定の仕方

積立投資をしている場合は、10~20年積み立てることが前提となります。
一時的に基準価額が下がり、マイナスになることもあるかもしれませんが、
基準価額が下がったときにも毎月、投資信託を購入することができるので、
お得な価格で投資信託を購入できていることになります。

投資信託の積み立ての場合は、利益確定タイミングを設定するというよりは、
マイナスになっていたとしても、気にせず決められた期間、
積み立て続けることが何より重要です。

そして、10年後もしくは20年後の時点でまとまった金額になっていると
思いますので、そのときに他に良い投資信託があれば乗り換えればいいのです。

まとめ

投資信託を利益確定するタイミングというのは、多くの人が悩む共通の問題です。
悩んでしまう人の多くの原因は、投資信託の購入時に自分のルールを
決めていないため、悩んでしまうのです。

なので、購入時に利益確定タイミングを自分なりのルールを作ることで、
さくっと売却できるようになります。

私の友人の敏腕の株・FXトレーダーは、自分がポジションを保有すると同時に、
ロスカットの注文も必ず入れると言っていました。

そうすることで、変に相場の変化によって悩む必要がなくなるからです。
投資信託でもこの考え方を、ぜひ実践してくださいね。