積立NISAやIDECOが積極的に推進される中で、最近よく聞かれるのが、
投資信託ってどれくらい儲かるのかという質問です。

確かに株で資産を10倍に増やしたとか100倍にしたとかそういう話は
よく耳にしますが、投資信託についてはあまり触れられているものが
少ない気がします。

今日は、私が投資している投資信託を例に出し、どれくらい儲かるのか
ということを徹底的に分析したいと思います。

私のブログの読者はよくご存じですが、投資信託の目的は10年以上の
長期投資です。そのため、株のように3年で10倍になりましたとか、
仮想通貨のように1年で100倍になりましたとか、そのような短期間では
結果が出ないので、いまいちイメージがわかないのかもしれません。

しかし、私が投資している投資信託を含め、しっかりとした考えをもち、
長期保有すれば、10年で5~10倍にはなります。その例をいくつかあげてみましょう。

実際に儲かっている投資信託

SBI 中小小型割安成長株F ジェイリバイブ

ジェイリバイブは2007年初旬の基準価額約10000円のときに保有し、
そこから11年保有し続けることで、約5倍まで増えました。

この投資信託は、エンジェル・ジャパン・アセットマネジメントという
会社の投資助言を受けており、この会社が非常に優れた独自のリサーチをしています。

私は投資信託を見るときに、そのファンドの運用チームがどのようなこだわりを
もって運用しているかを非常に注視していますが、エンジェル・ジャパンの
運用チームの特徴は、①必ず経営トップと面談する②運用チーム全員が出席する
③5年先の収益予想シートを作成しているという点です。

これにより、将来予測の精度であったり、企業への偏る見方を減らし
正確なリサーチができるということです。

AB 米国成長株投信

アライアンス・バーンスタインの米国成長株投信は2009年初旬に保有を開始し、
8年ほど持っていますが、4.5倍くらいになりました。この投資信託は
フランク・カールソという優れたファンドマネジャーを中心に、20年以上運用に
携わるベテランチームで構成されていいます。

特徴としては、①投資先を60程度に絞り込んでいる②テクノロジーやヘルスケアの分野に
注力している③運用チームは人種・性別多種多様な構成で非常に仲の良いチームであること
があげられます。

あなたも経験があるかもしれませんが、チームとしてまとまっている組織と
ギクシャクしている組織では、仕事の成果に大きな影響が出ますよね。

それと同じで運用チームとして、きちんとまとまっているというのは、
非常に大きいポイントです。比較してみればわかりますが、

運用チームA
①上司に命令された企業だけリサーチしている
②上司に言われたことだけを調べている
③上司に自分の意見を言いづらい組織風土

運用チームB
①上司に命令された企業だけでなく、自分が気になる企業を積極的にリサーチしている
②自分が気になったことは追加でリサーチしている
③リサーチの結果や運用方針についてフラットに意見をいえる組織風土

どうでしょう?
100人中ほぼ100人が運用チームBにお願いしたいのではないでしょうか?
それくらい運用チームの組織体制は重要ということですね。

まとめ

投資信託はどれくらい儲かるのかという点について私の実績をもとに話をしてきました。
何度も繰り返しになりますが、投資信託で儲けたいのであれば、長期運用が前提と
なります。

なので、2~3年で3倍、5倍にしたいと思っているのであれば、投資信託には向きません。
一方で、目先の利益に一喜一憂せず、市場の成長に期待をしながら、長期目線で
利益を得たいという人には、投資信託はピッタリです。

そして、しっかり投資信託を分析・選定すれば、10年で5倍くらいに資産を
増やすことも可能です。自分のポートフォリオの長期運用目的の部分に投資信託を
追加されることをおすすめします。