多くの人が、投資でどうすれば儲けられるのかというノウハウに
一番興味を持つと思いますが、しかし、私の経験上、投資で成功するために
必要なノウハウが書いてある本だけを読んでも成功することはまずできません。

メジャーリーグで活躍するイチローであったり、テニスで活躍する錦織であったり、
彼らも大活躍するためのノウハウを周りの優秀なコーチから当然教わったでしょうが、
それだけではまず、あの地位まで上り詰めれなかったでしょう。

彼らは教わったことを試しては失敗し、その繰り返しの中で今の地位まで
登りつめています。ですので、あなたももし投資で成功したいのであれば、
多くの失敗を経験しないと成功にはたどり着けません。

ただ、失敗しすぎると遠回りになるのも事実です。ですので、今日は、
私のお客様で投資信託を購入して損をした人を何人か紹介しますので、
失敗の疑似体験をして経験を積みましょう。

①投資信託からの配当金生活を夢見て損したAさん

毎月分配型の投資信託であれば、投資元本を減らさずに、
毎月配当まで受け取れるという話を聞き、投資信託を購入したAさん。

毎月配当が入ってきたため、こんな素晴らしい投資はないと思っていたそうです。
しかし、約1年後、私と出会って投資信託の話をしていると、ある疑問が。

年間のリターンがマイナスだったにもかかわらず、毎月多くの配当が出ていたのです。
配当が出ていたので、気にも留めていなかったようですが、ここにきて、不安に。
これはいわゆる特別分配金というもので、Aさんが受け取っていたのは、
配当金は配当金でもAさんが投資した元本から支払われる特別分配金でした。

なので、投資で儲かっていたと思っていたのは、勘違いで、
よくよく計算してみると10%も資産がマイナスになってしまっていました。

毎月分配型の投資信託は今でも一部の投資家から根強い人気がありますが、
良い商品を選ばなければ、あっさり損して終わってしまいます。

銀行や証券会社の窓口の人に勧められた商品にすぐに飛びつかないようにしてください。

②銀行で人気ランキング上位の投資信託を買って損したBさん

Bさんは仲良くしている某銀行の窓口で投資信託の紹介をされました。
初めは投資なんてと思っていましたが、将来のお金の不安が少しでも
和らぐのであればと思い、投資を始めることにしました。

商品を選ぶ際に、何を基準にすればよいかわからなかったので、
その銀行で一番よく売れているという投資信託を購入してみました。

その結果、購入後、1年間で17%のマイナス。初めての投資が
このような結果になってしまい、Bさんはがっかりしてしまいました。

残念なことに、Bさんのような方は本当によくお見かけします。
多くの人が人気ランキング=良い商品と考える傾向にあるようですが、
人気だから良い商品とは限りません。

人気ランキングの上位に入っている投資信託は得てして、
銀行や証券会社の窓口販売員がゴリゴリ営業活動した結果、
よくわからず購入してしまっている人が多いというのが事実です。

その点、ネット証券は窓口販売員がいるわけではないので、
純粋に人気ランキングになっています。

参考にする場合は、こちらを参考にしましょう。

③投資信託の回転売買をさせられ損したCさん

Cさんは初めて購入した投資信託が買ったと同時に大きく下落してしまいました。
パニックになってどうしようかわからなくなっていたところ、
この投資信託を勧めてきた証券会社の営業マンから電話が。

下がった分を取り戻すために別の投資信託に買い替えましょうと言うのです。
確かにこのまま保有していてもダメだと思ったCさんは投資信託を買い換えることに。

当然ですが、投資信託を買い替えたことにより、購入手数料の3%と
信託財産留保額が資産から減っています。

さらに追い打ちをかけるように、買い替えた投資信託がまたも下落して、
また損を拡大させてしまいました。

結局、何も得することなく、投資信託を損切りし、もう投資は
しないと決意を固めてしまいました。

このブログでは何度もお伝えしていますが、証券会社の営業マンは
投資信託の営業のプロではありません。そもそもそこまで商品に
精通している人は少ない
のです。

話を参考にするにしても、まずその営業マン自体がどの程度、
投資信託で運用経験があるかは聞かなければいけません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今日、ご紹介できたのは、ほんの一部でしかありませんが、失敗している人は
数をあげればきりがありません。そして、投資信託で損をするケースは色々あるのですが、
ひとつ共通点があります。

それは自分でろくに調べないで、相手の言うことをそのまま信じてしまっているという点です。
投資の世界というのは、本当に恐ろしい世界で、あなたを騙してやろうとする人が後をたちません。

だからこそ、自分の身は自分で守るための武器が必要になるのです。
それこそ、失敗から得られる経験であり、今日、あなたはその武器の一部を学びました。

今後も誰がどういうときに失敗したのかを研究することで、できるだけ負ける回数を
減らした投資を目指しましょう。