色々悩んでようやく投資信託をいくつか購入したあとに出てくる
悩みとして、このまま投資信託は放っておいてよいのか?という問題。

予想に反して値上がりしたり、値下がりしたりしたときに、
このまま保有し続けていいのかというのは、常に悩ましいですよね。

そんなときに必要になるのがリバランスという考え方です。
今日はリバランスとその最適なタイミングについて、書いていきたいと思います。

そもそも投資信託のリバランスって何?

リバランスとは、体の矯正のようなものです。背骨が曲がって腰が痛いと
うずくまっているおじいちゃんがいたとします。このおじいちゃんの身体を
マッサージしてあげて、曲がった背骨をまっすぐにしてあげると、腰痛が
治りますよね。これと同じで、あなたの保有資産のバランスが偏っている
(背骨が曲がっている)と、大きなリスク(腰痛)を抱えていることになりますので、
保有資産のバランスを整えて、健康な状態に戻しましょうということです。

リバランスしないとどうなる?

ここは具体的な数値を出して、例で説明しましょう
2017年1月時点

アセット 投資金額 割合 期待リターン リスク
国内株式 100万  25% 8% ±5%
国内債券 100万  25% 2% ±1%
海外株式 100万  25% 10% ±7%
海外債券 100万  25% 4% ±2%

このようなアセットアロケーションだと、ポートフォリオ全体で、
期待リターン6% リスク約4.4%くらいになります。

さて、1年後、各アセットが、値上がり値下がりして、このような比率になりました。

アセット 投資金額 投資割合 期待リターン リスク
国内株式 150万円 30% 8% ±5%
国内債券 100万円 20% 2% ±1%
海外株式 150万円 30% 10% ±7%
海外債券 100万円 20% 4% ±2%

1年後、ポートフォリオ全体の期待リターンは6.6%、リスクは約4.9%となります。
儲かってるからいいという考え方もありますが、当初決めたリスクよりも
高くなってしまっていますよね。

リスクが高いということは、相場が下落したときに大きなマイナスを抱える
可能性が高まりますので、望ましい状態とは言えなくなってしまうのです。

投資信託のリバランスのタイミングは年1回で充分。

じゃあ、リバランスは年に何回くらいやるべきなの?タイミングは?と
よく聞かれるのですが、まぁ1回やればいいんじゃないと思います。

細かく変動範囲を決めて、それを超えたらリバランス。なんて言ってる人も
いますが、そんなに細かくやっても管理に疲れるだけです。

それにリバランスするということは、投資信託を売買して、保有資産の割合を
調整することになるので、その分売買手数料がかかることになります。

私は年始が一番よいと思っていますが、年1回日にちを決めて、ポートフォリオの
矯正をしてあげましょう。

投資信託のリバランスのやり方は?

リバランスのやり方については大きく2つの方法があり、資金を追加して
リバランスする方法か、価値が増えた投資信託を売却してリバランスするかの
どちらかです。

どちらの方法でもいいと言えばいいのですが、自分が投資した金額を管理する
という意味では、増えた分を売却してリバランスしていったほうが、
当初投資した金額を覚えていれば、どれだけ増えたかすぐわかりまので、
おすすめの方法です。

まとめ

リバランスはそこまで意識的に行わなくてもいいのですが、
年1回くらいは自分のポートフォリオの健康診断だと思って、
投資信託の比率について見直してみてもいいと思いますよ。