2018年1月から積立NISAが始まり、投資信託の積立に興味をもつ人が増えてきました。
ただ、今まで投資信託について全く興味もなかった人がほとんどですので、積立投資
をするにしても、どの投資信託を購入すればよいのかわからず困っている人も多いのが
現状です。実際、私も積立投信の質問を受けることがかなり多くなっています。

こういった人たちは、とりあえず人気の高い投資信託=他の人も買っている投資信託を
買っておけば安心だろうと思い、安易に人気ランキング上位の投資信託を選択している
傾向がありますが、この方法はおすすめできません。

なぜ自分がこの投資信託を購入したのかがわかっていないと、相場が急落したときなどに
さっさと売ってしまい、積立投信の恩恵を受けることなく、離脱してしまうことになるからです。

積立投信は少額で始めることができますで、間違った投資信託を購入しても、比較的
ダメージは小さいですが、できることなら失敗はしたくないものです。

今日はそのような人向けに、投資信託の積立で実際に私が投資をしているおすすめの
投資信託を紹介します。

積立投信(積立投資)でおすすめのファンド①

積立投信でおすすめのファンド1本目は、楽天証券投資顧問の楽天・全世界株式
インデックス・ファンドです。

投資対象は米国、欧州、日本などの先進国、中国、インドなどの新興国を含む
全世界株式(8000銘柄)であり、世界経済の成長に合わせて、投資益を得ることができます。

こちらはバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)という世界的な人気のある
ETFに少額から投資することができるようになった魅力的なファンドになります。

このファンド自体の運用実績はまだ期間が短いのですが、年間利回りは9.26%に
なっています。インデックスファンドであれば、十分なパフォーマンスと言えるでしょう。

このファンドが購入しているバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)の
利回りは10年平均利回りで8%を超えてきており、非常に優秀です。信託報酬も0.24%程度
なので、お買い得なファンドですね。


※2018年10月時点

直接ETFを買えばいいんじゃないの?という声も聞こえてきそうですが、
毎月少額購入するとなると、購入手数料負けしてしまう点や為替コストを
気にしないといけない点など、問題点がありました。

それを見事にクリアし、積立投資商品として、少額から円建てで、
VTに投資ができるようになったという点が何よりおすすめポイントです。

楽天・全世界株式インデックスは間違いなく積立投資におすすめですが、
もっと詳しく知りたいという人向けに、詳細分析した記事を書きました。
合わせて読んでみてください。

【投資マニア向け】楽天・全世界株式インデックス・ファンドの評価は?実質コストや利回りは?

積立投信(積立投資)でおすすめのファンド②

積立投信でおすすめのファンド2本目は、SBIアセットマネジメントの
SBI 中小型割安成長株F ジェイリバイブです。

株価が下落した銘柄の中から、財務安定性・業績の安定性などを考慮し、
日本経済に貢献すると考えられる国内中小型株式に厳選投資をしています。

正直なところ、2018年の運用はうまく行っておらず、年間リターンも4.67%と
なっていますが、5年、10年の平均利回りでみると、年20%以上の高いパフォーマンスを
維持できており、積み立てる価値は十分にあると思います。


※2018年10月時点

ここまでの結果が残せているのは、SBIアセットマネジメントが
投資助言を受けているエンジェルジャパン・アセットマネジメントの
貢献が9割と言っても過言ではないでしょう。

積立投信は、一度大きく相場が下落したあとに、上昇したほうがリターンは
大きくなります。ですので、積立投信であれば、下落はあまり気にせず、
たんたんと積立てることをおすすめします。

ジェイリバイブは間違いなく積立投資におすすめですが、もっと詳しく知りたい
という人向けに、詳細分析した記事を書きました。合わせて読んでみてください。

【投資マニア向け】SBI 中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブの評価は?今後の見通しはいかに?

積立投信(積立投資)でおすすめのファンド③

積立投信でおすすめのファンド3本目は、三菱UFJ国際投信の
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)です。

S&P500をベンチマークとするインデックス・ファンドで
信託報酬も最安値。S&P500は1970年ごろから右肩あがりの指数で、
15年、20年の長期保有を前提にすれば、ほぼ負けることがない指数です。

少し前までは大和投信のiFree S&P500がコスト最安値でしたが、S&P500の
人気ぶりを見て、三菱UFJ国際がさらにコストの安いファンドを設定しました。
投資家の私たちからすると、ETFと同じくらいのコストで投資できるので、非常に魅力的です。

海外では、このS&P500に100%連動する商品で、15年間で140%を
元本確保しているような商品もありますので、相場状況に心を動かされず、
コツコツ長期で積み立ててれば、ほぼ間違いなく結果がでる投資信託積立で
おすすめのファンドです。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は設定してから期間が経っておらず、運用実績がないため、
同じS&P500をベンチマークとする日興AMの上場インデックスファンド米国株式(S&P500)
という商品を見てみましょう。

※2018年10月時点

1年、3年、5年どれをとっても、年間平均利回りが15%を超えてきており、かなり高い
パフォーマンスとなっています。

ベンチマークが同じであれば、パフォーマンスに差がつかないのがインデックス投資
の特徴なので、あなたもiFree S&P500に投資をすれば、これくらいのパフォーマンスが
期待できると思ってよいでしょう。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は間違いなく積立投資におすすめですが、もっと詳しく知りたい
という人向けに、詳細分析した記事を書きました。合わせて読んでみてください。

【投資マニア向け】eMAXIS Slim米国株式(S&P500)を徹底分析!

積立投信(積立投資)でおすすめのファンド④

積立投信でおすすめのファンド4本目は、大和証券投資信託委託のiFree NYダウ・
インデックスです。NYダウは、ダウ・ジョーンズ工業30種平均とも呼ばれ、
米国を代表する30社で構成されています。

直近1年の利回りは、21.04%となっていますもう少し長期的な利回りも気になるので、
NYダウをベンチマークとしているSimple-X NYダウ・ジョーンズ上場投信の
パフォーマンスを見てみましょう。

※2018年10月時点

3年、5年平均利回りが13%を超えてきており、かなり高い実績を出しています。
NYダウもS&P500同様優れたベンチマークなのですが、まさにその結果を
反映していますね。

iFree NYダウ・インデックスについても、このブログの読者さんから
もう少し詳細を教えてほしいとよく言われますので、投資マニア向けに
記事を書きました。購入を検討している方は、必ず読んでおいてくださいね。

【投資マニア向け】iFreeNYダウ・インデックスの評価や評判は?実質コストはどれくらい?

まとめ

いかがでしたでしょうか?

もしかすると、この中に日経平均やTOPIXに連動するファンドが入っていないと
疑問に思った方もいるかもしれません。

なぜ、上記のような銘柄を選んでいないのか。

それは、中長期で見たときに、日経平均やTOPIXは右肩上がりに成長していない
からです。リーマンショック以降は順調に伸びていますが、日経平均で言えば、
1989年の3万9千円が最高値であり、現在は当時の水準の半分程度しかありません。

積立投信の魅力は何と言っても、積立を始めたころから相場が下落したとしても、
最終的に元の水準まで戻ってきたらプラスのリターンになりますし、最終的に
右肩上がりに成長していけば、大きなリターンが期待できます。

つまり、中長期で成長しつづけているベンチマークに連動するファンドであれば、
負ける確率が極端に下がるというわけです。ですので、日経平均やTOPIXというのは、
積立投信としては、私はおすすめできないと思っています。

またバランス型ファンドがおすすめの中に入っていないことに疑問を持つ方も
いるかもしれません。リスクが低いから投資初心者におすすめといった謳い文句で
販売されているので、なおさらです。

しかし、私からするとバランスファンドも積立投信としてはおすすめできません。
バランスファンドは投資初心者の方にとっては、内容が難しすぎると思っています。
あなたはバランスファンドに組入られているファンドがどのようなベンチマークを
採用しており、アセットアロケーションがどのようになっているか調べられますか?

結局、バランス型ファンドは分散投資が手軽にできるということで、投資初心者を
集めていますが、投資家側からすれば、内容が難しすぎて何の力も尽きません。

投資の世界では、情報弱者はカモにされるだけです。ですので、自分で投資に関する
知識を身につけなければ、いつまで経っても底辺から這い上がることができません。

話が色々とそれつれてしまいましたが、ここで紹介しているファンドは、積立投信
として考えるのであれば、どれも優秀なおすすめできるファンドです。積立を始める
前にしっかりと勉強して、これだというファンドをぜひ見つけてください。