今日はバランス型の10年間リターンランキングとおすすめの投資信託を
紹介していきます。バランス型は何と言っても、アセットアロケーションにより
アセットクラスが分散されていることが何よりの魅力です。

これにより、他の投資信託よりもリスクを低く堅実な運用ができます。
バランス型の投資信託も単年で見てしまうと、どうしてもたまたま運用が
うまくいったというリスクをぬぐい切れません。

その点、10年間のリターンで上位に食い込める投資信託はたまたま運用が
うまくいったということだけでは片づけられない何かしらの優位性が必ず存在します。

2018年 バランス型投資信託の10年平均利回りランキングを発表!

2009年4月~2018年3月末までの10年間でリターンの高かった上位20社を
ランキングにしました。さて、どういった投資信託がランクインしているのでしょうか?

順位 銘柄 運用会社 10年平均利回り
1 V-Plus T&D 6.73%
2 アジアのチカラ フィデリティ 6.52%
3 アジアンスイーツ アセマネOne 6.40%
4 ダイワ/フィデリティ・アジア3資産分散F 大和 6.22%
5 ライフポイント 成長型 ラッセル 6.17%
6 トリプルインカムアルファ 三井住友TAM 5.96%
7 円のめぐみ アセマネOne 5.88%
8 GA10 野村 5.70%
9 三井住友・ライフビュー・バランス70(積極型) 三井住友 5.55%
10 ミルフィーユ 大和 5.49%
11 ダブルウイング 大和 5.38%
12 グローバル財産3分法ファンド(毎月決算型) 三菱UFJ国際 5.36%
13 四分法 三井住友TAM 5.34%
14 マイストーリー・株75 野村 5.24%
15 三菱UFJ 6資産バランスF(成長型) 三菱UFJ国際 5.16%
16 ライフハーモニー(ダイワ世界資産F)成長 大和 5.09%
17 七重奏 アセマネOne 5.03%
18 三菱UFJ MV80 三菱UFJ国際 5.03%
19 しんきん 3資産ファンド(毎月決算型) しんきん 4.96%
20 世界組曲 アセマネOne 4.93%

 

まず、特徴として、上位にランクインしている投資信託のほとんどが、
株式・債券・REITの3資産に分散しています。もしくは、国内・海外を
分けて6資産に分散しています。

バランス型投資信託の年間リターンランキングを見た人はわかりますが、
直近の1年間で見ると、REITはかなり苦戦したため、バランス型のランキングにも
REITが組み入れられている投資信託は上位に上がってきませんでした。

しかし、長期的に見ると、株式・債券・REITに分散したほうが着実に結果が
出るということを裏付けていますね。1位に輝いているV-plusは1年間でも
10年間でも1位を獲得しており、素晴らしいパフォーマンスを出しています。
純資産が20億しかないので、多くの人が全く注目していなかった投資信託のようです。

バランス型投資信託の上位20社の平均利回りは?

20社の10年間の平均リターンは5.61%となりました。
信託報酬を抜いても4%はありますので、10年保有すれば、
手堅いながらもかなり資産を増やせますね。

バランス型ランキングの中でおすすめの投資信託は?

では、このランキング上位20本のうち、特に私がおすすめする投資信託を紹介します。

それは、「ライフポイント 成長型」です。

ラッセルインベストメントという運用会社を聞いたことがない人も
多いかもしれませんが、世界的には非常に有名な会社です。
このライフポイントの運用はマルチ・アセット(資産クラスの分散)、
マルチ・スタイル(運用スタイルの分散)、マルチ・マネージャ(運用会社の分散)の
3段階のリスク分散を行っているのが特徴です。

日本株式だけでも、グロース型、バリュー型、マーケット・オリエンテッド型に分散し、
それぞれ、複数社の運用会社に運用を委託しています。世界39か国、2300社以上の
運用会社を調査・分析し、その中から、最適な運用会社を選定しています。

自分たちの強い部分だけは、自社のナレッジを活かし、自分たちより優れた運用を
行えるアセットクラスは優れた運用会社に委託する。すべてのアセットクラスの運用が
強い会社というのは、存在しませんので、まさにおいしいどこ取りの運用戦略と言えますね。

この戦略は一見、簡単に見えますが、世界中の運用会社について、常に
リサーチする必要があり、パフォーマンスが高い=真に実力があるというわけでもなく、
たまたま運用がうまく行ってしまったということもありえます。ですので、
この運用会社を見極めるリサーチ力というのは、ラッセルの強みの1つと言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
普通に投資信託の購入を検討しているだけだと、なかなか
ラッセルインベストメントという会社の名前は聞かないかもしれません。

しかし、世界の機関投資家の間では、著名な会社であり、運用手法も
グローバルに展開しているラッセルならではなの手法と言えます。

こうやって色々な投資信託を分析すると、まだまだ面白い運用をしている
会社に巡り合えるのでそれも1つの楽しみですね。