世界中の株式に投資をしたいと思う投資家が増える一方で、先進国の
特定の国にだけ投資をしたいというニーズが最近急増しています。
特に、近年は高いパフォーマンスを発揮している米国株が非常に人気です。

そこで、今回は外国株式ファンドの中で、単一の先進国株式に投資が
できるファンドに絞って、3年平均利回りでランキングをつけました。

今回は、2016年2月~2019年1月までの3年間でパフォーマンスが優れて
いたファンドをランキングにしています。

さて、今勢いのあるファンドにはどのようなファンドがランクイン
しているのでしょうか?早速見ていきましょう。

※なお、通貨選択型のファンドは為替要因が大きく、ファンドの地力を
判断できませんので、除外しています。

先進国株式(単一国)ファンド 3年平均利回りランキング ベスト20

順位 銘柄 3年平均利回り
1 netWIN GS・インターネット戦略ファンドB 16.72%
2 UBS 次世代テクノロジー・ファンド 15.97%
3 明治安田 米国中小型成長株式ファンド 14.73%
4 SMT ダウ・ジョーンズインデックス・オープン 13.97%
5 SMTAM ダウ・ジョーンズインデックスファンド 13.69%
6 eMAXIS NYダウインデックス 13.56%
7 インデックスファンドNYダウ30 13.51%
8 三井住友・NYダウ・ジョーンズ・インデックス 13.40%
9 NYドリーム 13.33%
10 野村 クラウド&スマート関連株投信Bコース 13.13%
11
米国NASDAQオープンBコース 12.95%
12
米国バイオ&テクノロジー株オープン 12.92%
13
AB・米国成長株投信Bコース 12.92%
14
DIAM ジャナス米国中小型株式ファンド 12.42%
15
USルネサンス 12.32%
16
ネクストドリーム 12.23%
17
三井住友・米国ハイクオリティ株式ファンド 12.22%
18
BR 米国小型成長株式オープンA 12.07%
19
三菱UFJ NASDAQオープンBコース 11.72%
20
ダイワ 米国厳選株ファンド イーグルアイ 11.45%

※2016年2月~2019年1月

3年平均利回りで見ると、トップ20はすべて米国株式に投資をしている
ファンドとなりました。いかに米国株式が強いかを物語っています。

注目すべき点としては、第5位以降にNYダウに連動するインデックス
ファンドが多数ランクインしているという点です。このようにインデッ
クスファンドが上位にランクインしていると、あえてアクティブファンドに
投資をしていくメリットが薄くなりますね。

10年平均利回りで見たときに、上位にランクインしていたファンドでは、
ゴールドマン・サックス・アセットのnetWIN GS・インターネット戦略
ファンドB
や、今年モーニングスターのFund of the Year 2018で最優秀賞を
獲得したアライアンス・バーンスタインの米国成長株投信Bコースなどが
挙げられます。

外国株式(グローバル分散型)ファンドランキングでは、10位の平均利回り
が10%程度ですので、米国株のみに集中させたほうが高い利回りが実現
できたことになります。

一般的には、リスクを分散すると言う意味で、世界の株式に分散投資を
したほうがリスクが下がると思いがちですが、優れた株式が集まっている
国がわかっているのであれば、あえて他の国の株式を購入する必要も
ありません。

米国株がなぜ強いと言われるのか。それは、米国株が成長しているのは、
金融緩和による投資マネーの流入や割安の評価が是正されて株価が上昇
しているというわけではなく、単純に米国の上場企業が継続的に成長
しているからです。

日本株で見ると、いままで割安だったために買い戻されているという点と、
日銀による金融緩和によって株価が上昇しているので、成長の要因が
根本的に異なっています。

そして、アメリカは先進国の中でも数少ない人口が増加している国です。
移民が増加しているのでは?と思ってしまいますが、実際はそうでは
ありません。

長年アメリカに住んでいる白人の人口がわずかではありますが、着実に
伸びています。人口というのは経済活動の土台ともいうべきなくては
ならないものなので、ここにもアメリカ経済がなぜ成長を続けるのか
の理由が隠されています。

また、アメリカという国の社会構造が株式の成長を前提として成り立って
いると言う点も非常に重要なポイントです。アメリカ人は老後の年金に
備えて、ほとんどの人が401Kいわゆる確定拠出年金で運用をしています。

それだけではなく、教育資金なども株式で運用されています。もし、
株式相場が下落を続けてしまえば、アメリカ経済は成り立たなくなる
と言っても過言ではなく、国全体として株価を下げることは許されない
という共通認識があるのです。

私はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)アライアンス・バーンスタイン
米国成長株投信Bコース
に投資をしているのですが、あなたも米国株式
ファンドを一本持っておいて損はないと思います。