リスクを取ってでも資産を増やしたいと思う人が投資対象として
検討するのが、新興国株式や国内小型株式ファンドです。

新興国株式ファンドは先進国株式とはまた異なる動きをするので、
2018年に先進国株式ファンドのほとんどが下落する中で、プラスの
リターンを出しているファンドも多数ありました。

新興国株式の場合、単純に株式の価値が上がるか下がるかだけでなく、
為替の変動もかなり大きいため、両方の動向に注意しなくては
なりません。

一方で、株式の値上がりと為替の動きが重なれば、非常に大きな
リターンが期待できます。

今回は、2016年2月~2019年1月までの3年間でパフォーマンスが
優れていたファンドをランキングにしています。

さて、今勢いのある新興国株式(単一国)ファンドにはどのような
ファンドがランクインしているのでしょうか?早速見ていきましょう。

新興国株式(単一国)ファンド 3年平均利回りランキング ベスト20

順位 銘柄 3年平均利回り
1 グローイング・ブラジル株式ファンド 34.94%
2 リオ 34.02%
3 ピクテIFブラジル株 33.42%
4 ブラジル株式ファンド 33.41%
5 ダイワ・ブラジル株式オープン-リオの風- 32.26%
6 UBS ブラジル・インデックス・ファンド 31.76%
7 情熱の国 31.01%
8 ブラデスコブラジル株式オープン 30.78%
9 ダイワ・ブラジル株式ファンド 30.66%
10 ブラジル株式オープン 30.64%
11
BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型) 29.76%
12
HSBC ブラジルオープン 29.65%
13
ブラジルの奇跡 29.55%
14
HSBC ブラジル株式ファンド(3カ月決算型) 28.99%
15
ロシア株式ファンド 25.27%
16
UBS 中国A株ファンド(年1回決算型) 22.65%
17
LM・ブラジル高配当株ファンド(毎月分配型) 22.48%
18
ブラジル高配当株オープン(毎月決算型) 21.83%
19
ニッセイ ブラジル高配当株F(毎月決算型) 21.65%
20
ブラジル・インフラ関連株ファンド 21.55%

※2016年2月~2019年1月

トップ20のうち、なんと18ファンドがブラジル株式ファンドという
驚きの結果となりました。レアルはこの3年間で通貨安となっています
ので、ブラジル株式自体に勢いがあるということです。

今までブラジル株式ファンドはほとんど注目を集めてこなかったため、
純資産総額が10億に満たないファンドも多数存在します。トップ20の
ファンドの中で、唯一純資産総額が100億円をこえているのが、
HSBC ブラジルオープンです。

正直、これ以外のファンドについては、パフォーマンスは高いのですが、
純資産規模が小さいことによる償還リスクもありますので、投資しづらい
というのが正直なところです。

またブラジル株式ファンドの基準価額の変動幅を示す標準偏差は
30~33程度あります。

これは、日経225に連動するインデックスファンドやMSCIコクサイに
連動するインデックスファンドと比較すると、約2倍です。
つまり、基準価額の変動幅がかなり大きいということです。

運用期間の長いHSBC ブラジルオープンのパフォーマンスを見てみると、
確かにプラスのリターンが出るときはかなり大きいですが、マイナス幅も
かなり大きくなっています。

こういった高ボラティリティのファンドでも良いという方は投資資金の
一部を新興国株式ファンドに投資をしてみるも面白いかもしれません。

年間利回り
2018年 +16.88%
2017年 +85.50%
2016年 ▲49.86%
2015年 +2.22%
2014年 ▲21.21%
2013年 +14.39%
2012年 ▲16.60%
2011年 +8.78%
2010年 +136.45%
2009年 ▲65.03%

※引用:2019年2月時点