投資信託に投資をしている人でレオスのひふみ投信や
ひふみプラスを知らない人はいないと思います

独立系の運用会社でありながら、6000億円以上を
運用しており、投資家から非常に人気の高い運用会社です。

 

今までは国内の中型~大型株式をメインに投資をして
きましたが、今回、レオスから海外株式ファンドが
登場しました。

 

その名も「ひふみワールド」。今日はひふみワールドに
ついて徹底解説していきます。

 

 

ひふみワールドの基本情報

投資対象は?

ひふみワールドの投資対象は日本を除く海外株式です。
中長期的な経済循環や経済構造の変化、経済の発展
段階等を総合的に勘案して、適切な世界各国の株式
を選択します。

 

現在は、海外株式が76%、20%ほどは現金で保有を
しています。

 

コロナショックの影響もあり、あえて株式のポジジョン
を減らしているのでしょうが、投資家からすると、この
部分はコストが出ていくだけなので、メリットがない
ですね。

 


※引用:マンスリーレポート

 

国別の構成比率を見てみると、アメリカ、中国、フラ
ンスの順になっています。

 


※引用:マンスリーレポート

 

実際の組入銘柄を見てみると、1位はTAKE-TWO INTER
ACTIVE SOFTAWRE、2位はINTUITIVE SURGICAL、
3位はBJ’S WHOLESALE CLUBとなっています。

 

レオスは自ら足を運び、現場を見て、社内の空気を感じ、
経営者の話に耳を傾けることを重視しています。この
銘柄選定は確かにレオスならではと言えますね。

 

パフォーマンスにどの程度反映されるか興味深いですが
よく聞く銘柄だけが選定されていないことが逆に面白い
ですね。

 


※引用:マンスリーレポート

 

純資産総額は?

投資を検討するうえで、純資産総額は必ず確認するように
してください。

 

純資産総額は大きいほうが、ファンドマネージャーが資金
を運用する際に効率よくできたり、保管費用や監査費用が
相対的に低くなりますので、コストが低く抑えられます。

 

また投資信託の規模が小さくなると運用会社自体がその
投資信託に力を注がなくなりパフォーマンスが悪くなる
こともありますので注意が必要です。

まさか知らない?絶対知っておきたい純資産総額のマメ知識

 

ひふみワールドの純資産総額は100億円です。設定以来、
着実に純資産を増やしてきましたが、コロナショックの
影響で、純資産も減少しています。

 

100億円程度あれば、規模として問題ありませんね。

 


※引用:マンスリーレポート

 

実質コストは?

ひふみワールドに投資をするうえでやはり気になるのが
コストです。

 

近年はとにかく手数料の低いインデックスファンドが毎年
登場しており、実績のないアクティブファンドにわざわざ
高い手数料を支払う必要がなくなっています。

 

ひふみワールドの信託報酬は1.628%とグローバル株式型の
インデックスファンドと比べるとかなり割高です。

 

あとはパフォーマンスでインデックスファンドをどこまで
上回れるかが選定の判断基準となります。

購入時手数料 なし
信託報酬 1.628%(税込)
信託財産留保額 なし
実質コスト 不明

 

実質コスト以外にも、多くの投資家が気づいていない
投信運用での成果を出すのに妨げとなる間違った考え方
をまとめました。参考にしてください。

無料ファンド相談から見えた。多くの人が気づいていない投信運用で成果を阻む9つの誤り

 

ひふみワールドの評価分析

基準価額の推移は?

ひふみワールドの基準価額もコロナショックの影響で、
20%近く下落しました。ただし、まだ運用が始まって
半年ですので、今後の運用に期待ですね。

 


※引用:モーニングスター

 

インデックスファンドとのパフォーマンス比較

まだ運用期間は短いですが、ひふみワールドと低コストの
インデックスファンドを比較してみました。

 

ひふみワールドは米国株の比率が50%程度ですので、米国
株比率が同じくらいのeMAIXS Slim 先進国株式インデックス
と比較をしてみます。

 

コロナショックで大きく下落するまではeMAXIS Slim 先進国
インデックスが明らかに優位にたっていましたが、コロナショ
ックで結果が逆転しました。

 

まだこの時点では、どちらが優れているかとは判断できません
が、今後に期待したいとところですね。

 


※引用:モーニングスター

 

ひふみワールドの今後の見通しと評価まとめ

いかがでしょうか?

 

あなたが一番気になっているのが、ひふみワールドに投資を
する価値があるのかという点だと思います。

 

まず、これだけグローバル株式型のインデックスファンドの
手数料が安くなっている中で、あえて最初からひふみワールド
に投資をする必要はないと思います。

 

これを期に日本株ではなく世界の株式に投資をしたいという
方であれば、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)楽天・
全世界株式インデックスファンド
に投資をしておけば十分です。

 

過去10年の海外株式ファンドのパフォーマンスで見ると、
先進国株式の代表指数であるMSCIコクサイにパフォーマンスで
勝てているアクティブファンドはほぼありません。

 

そのため、現時点で言えば、あえて手数料の高いアクティブ
ファンドに投資をする必要はなく、パフォーマンスだけを
追求するのであれば、eMAXIS Slim 先進国株式などが一番
おすすめです。

 

とかなり厳しい評価はしていますが、国内株式のアクティブ
ファンドでは確かな実績を残していますので、MSCIコクサイ
を上回るパフォーマンスを残すファンドに育つ可能性は十分に
あります。

 

ですので、しっかりとパフォーマンスをチェックしていきたい
と思います。

 

 

投信運用は長期投資が前提なので、つい出口戦略を
考えずに投資をしてしまいがちです。

しかし、「投資は出口戦略にあり」と言われるほど、
重要なテーマです。

ぜひこれを機会に投資の出口戦略を考えてみて
ください。

>>ここまで考えるのが本当の資産運用。多くの投資家が考えられていない投信運用の出口戦略とは

 

最後に、投信運用には多くのメリットもありますが、
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