そのため、私のパフォーマンスを細かく紹介しても、あまり参考にならないので、今現在採用しているトレードルールに基づいて、2012年からトレードした場合、どの程度のリターンが期待できるのか紹介します。
あくまでもシミュレーション値になりますが、パフォーマンスが良く見えるように、パフォーマンスが良い期間だけで区切ったりせず、米国VIベアETFがトレードできる全期間をシミューレションの対象としていますので、十分参考になると思います。
そもそも、なぜシミュレーションができるのかと疑問に思う人もいるかもしれませんが、私が作っているトレードルールは買うタイミング、売るタイミングがすべて計算で算出できるようになっています。
そのため、後から振り返っても、今のトレードルールに則りトレードしたら、どこで買ってどこで売るのかが一意に決まるようになっているというわけです。
それでは早速、シミュレーション結果を見ていきましょう。
※2018年3月に変動率が1倍→0.5倍になったことを受け、2012年〜2018年2月のデータも変動率を0.5倍に変換後のシミュレーションとなっています。
※シミュレーションはYahoo!FinanceのSVXYのデータを基に作成。あくまでも過去の実績であり将来の結果を保証するものではありません。
※今後、トレードルールは最新化していく可能性がありますので、今現在のトレードルールに基づくシミューレション値です。
平均すると、年30%程度のリターンが期待できます。シミュレーションということを考慮して少なく見積もっても、年20%程度は期待してよいのではないでしょうか。
注目してほしいのは、毎年安定してプラスのリターンが得られているという点と米国VIベアETFが暴落するような相場が来ても、うまく回避して、しっかりと収益をあげられているという点です。(代表的な暴落と言えば、2018年2月のVIXショックと2020年3月のコロナショックです。)
正直、一般的なトレードと比べれば、リターンは高くありません。ただ、とにかく、安定して稼げることを重視したトレードルールになっていますので、手堅く着実に稼ぎたいという人にはおすすめです。
将来、1000万円貯めて、1000万円を元手にトレードしたら、どうなるでしょうか?平均して、年200万円の運用益です。月換算して、約16万円ですので、年金の足しにするには十分な金額になると思います。