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オプションによるヘッジと先物によるヘッジの違い

オプショントレードでデルタをヘッジをする場合、先物でヘッジをする方法とオプションでヘッジをする方法の2種類がありますが、この2つのヘッジ方法には大きく2つ違いがあります。 オプションによるヘッジ 先物によるヘッジ 値飛び 相対的にしやすい 相対的にしにくい 返済タイミング 判断しにくい 判断しやすい 値飛び まず1つ目がヘッジをする際の値飛びです。値飛びというのは、例えば、「日経225ミニが33000まで上昇してきたら1枚買う」という逆指値注文を入れていた場合、日経225先物が急騰したことにより、3305 ...

デルタヘッジの効果は?

デルタヘッジとは、オプションのプレミアムの感応度を表すデルタの上昇を、日経225ミニorマイクロを使うことで相殺していく手法です。デルタヘッジをすることで、日経平均が急騰・急落するときのオプションのプレミアムによる損失額を減少させる効果があります。 下の表のように先物を売り買いすると、デルタを増減させることができます。実際のトレードでは、ミニかマイクロを使って、デルタを調整することが多いです。 日経225先物 買い 売り ラージ デルタ+1 デルタ▲1 ミニ デルタ+0.1 デルタ▲0.1 マイクロ デル ...

デルタとは?

デルタとは、日経平均株価の価格変動に対するオプションのプレミアムの変化量のことです。デルタは、常に一定の値を取っているわけではなく、日経平均の値動きによって常に変化していく値です。 デルタは各証券会社のオプションの取引画面で確認できるようになっています。コール・オプション側では、ATMで0.5、ITMになればなるほど、1.0に近づき、OTMになればなるほど0に近づいていきます。 一方、プット・オプションでは、ATMで-0.5、ITMになればなるほど-1.0に近づき、OTMになればなるほど0に近づいていきま ...

先物取引と株式取引の違い

この章では、株式を取引する場合と何が違うのかを解説します。 先物取引と株式取引は類似している点が多く、株を取引きする時と同じような感覚で先物も取引することができます。ただし、以下のような違いがあります。 先物取引 株式取引 売買手法 売り買いどちらでも可能 原則、買いのみ 取引期間 SQまで 期間の定めなし 取引方法 証拠金取引 現物取引 まず1点目が売買手法です。先物取引は買いからも入れますし、売りからも入れます。一方、株式取引は信用取引を使わない限り、原則買いからしか入れません。 続いて2点目が取引で ...

先物取引と信用取引の違い

この章では、先物取引と信用取引の違いについて解説します。 先物取引に類似した取引で、信用取引があります。信用取引とは、証券会社からお金を借りて取引する方法です。 口座に100万円しかなかったときに、証券会社から100万円を借りて、200万円分の株を買う。というのが信用取引のイメージです。 先物取引と信用取引の違うところは、先物取引には「借りる」「貸す」という概念がなく、決済が将来に先送りされるということです。信用取引と先物取引は、レバレッジ(少ない資金で大きな取引をすること)をかけて取引する点は似ています ...

日経225先物の特徴は?

この章では、日経225先物の特徴をまとめて解説します。 取引単位 日経225先物の取引単位は1枚で日経平均株価の1000倍を対象としています。日経平均株価30,000円の場合、日経225先物の1枚の価値は30,000円×1000倍=30,000,000円になります。 なお、日経225ミニは取引単位が10分の1になっているので、1枚の価値は300万円ということになります。日経225マイクロは取引単位が100分の1になっているので、1枚の価値は30万円ということになります。 ただし、日経225先物1枚を購入す ...

日経225先物とは?

日経225先物は日本の代表的な株価指数である日経平均株価に連動した商品です。 日経平均株価は、東京証券取引所に上場している225銘柄の株価の平均値を示す指数であり、日本の株式市場の代表的な動向を表す重要な指標として広く知られています。1988年に取引が開始され、現在は大阪取引所(大証)、シンガポール(SGX)、シカゴ(CME)に上場中です。 「先物」と聞くと、とても難しい取引のように聞こえるかもしれませんが、実際には株の売買と操作はほとんど同じです。 こちらは松井証券の日経225先物の取引画面ですが、株と ...

先物取引の種類

先物取引には、「商品先物」と「金融先物」の大きく2種類があります。 今回取引する日経225先物は金融先物のうちの1商品になります。 商品先物 原油や金、トウモロコシ、電力、ゴム、大豆など 金融先物 日経225先物、TOPIX先物、長期国債先物、金利先物

先物とは?先物取引の具体的なイメージ

先物とは、「将来の売買を、現時点で決めた価格・数量で行うことを約束する取引」です。 取引の時点では、売買価格や数量のみを約束しておいて、あらかじめ決められた期日に受け渡しを行います。事前に売買価格を決めておけるので、価格変動を避けられるメリットがあります。 先物取引について、もう少し具体的にイメージが湧くように、具体例を交えて解説します。 あなたは全国展開しているスイーツ店を営んでいる会社の社長です。来年の7月にリンゴを使った新しい商品を複数出す予定なので、来年の7月以降はリンゴを安定的に仕入れたいと思っ ...

スマホアプリ編

松井証券では、スマホアプリからも日経225オプション取引が可能です。取引方法の詳細は実践編でも解説したとおりですので、ここではアプリの各ボタンの機能を簡単に解説していきます。まず、日経225オプションを取引するには、「MATUSI 先物OP」をインストールしてください。 ここからは各画面について簡単に解説していきます。 ①マイページ アプリを立ち上げるとマイページが表示されます。この画面からすべてのページにアクセスできます。 ②オプションを探すとき オプションを探すときは、画面したのメニューからオプション ...