さて、投資初心者の方に一番人気があるのが株式・債券
REITなどをバランスよく組み込んだバランスファンドです。

 

ただ、バランスファンドの種類はかなり幅広く、ひと言に
バランスファンドと言っても、資産構成が違いすぎるため
正しく比較ができません。

 

そこで、今回は、バランスファンドの中でも株式・RIETの
比率が合計して50%未満というバランスファンドの中で、
利回りの高いファンドをランキングにしました。

 

またバランスファンドにおいては、単純な利回りだけでなく、
いかに値動きの変動幅を小さく抑えながら、リターンを得る
ことができたかも重要です。そのあたりも考慮しました。

 

リスクはできるだけ低く運用したいけれど、リターンも
そこそこ狙っていきたいという方は一度目を通して見る
ことをおすすめします

 

 

バランス型ファンドの3年平均利回りランキングを発表!

株式・REITの比率が合計50%以下のバランスファンドは
現在407本あります。

 

その中で、2017年9月~2020年8月末までの3年間で
リターンの高かった上位20社をランキングにしました。

 

さて、どういった投資信託がランクインしているのでしょうか?

 

残念ながら、上位のバランスファンドの中には純資産が
100億円以下の規模のものがほとんどで、今から投資をする
にはあまりおすすめできないものが多いです。

 

そのため、少なくとも100億円以上、純資産があり、近年
人気の高いファンドをピックアップし分析記事を書いています。

 

以下のリンクが張ってあるページが該当するファンドになります。

 

順位 銘柄 3年平均利回り
1 ノーロード 明治安田 5資産バランス(安定成長) 4.24%
2 セゾン バンガード・グローバルバランス 4.09%
3 投資のソムリエ 3.59%
4 米国ツイン・スターズ・F 予想分配金提示型B 3.57%
5 ノーロード 明治安田 5資産バランス(安定) 3.43%
6 青のライフキャンバス・ファンド(標準型) 3.27%
7 ノアリザーブ 3.18%
8 三菱UFJ バランスインカムオープン(毎月) 3.09%
9 3つのチカラ 3.09%
10 フィデリティ・世界3資産・F(毎月決算型) 3.05%
11 ニッセイ・インデックスバランスF(4資産均等) 2.99%
12 しあわせの一歩 2.92%
13 Yjamライト! 2.89%
14 ライフポイント 安定型 2.86%
15 財産3分法ファンド 2.80%
16 円資産プラス 2.79%
17 クアトロ 2.77%
18 四国の未来(年1回) 2.71%
19 三井住友・ライフビュー・バランス50(標準型) 2.56%
20 スマート・ファイブ(毎月決算型) 2.52%

※2017年9月~2020年8月末
※為替ヘッジ無のファンドが対象
※分配型、資産成長型など同じファンドで2つのファンドがランクインしている場合、パフォーマンスの高いほうを採用。
※通貨選択型のファンドは為替の影響を大きく受けているので、除外しています。

 

ランキングにしてはみたものの、これだけだと評価をする
のが実は非常に難しいです。

 

というのもリスクの低い運用をしたい人にとっては、
リターンはもちろんですが、基準価額の変動を小さく
運用したいというニーズが間違いなくあるからです。

 

そういう意味では、リスクを1とったとしたときに、
どの程度のリターンを獲得できているのかという
シャープレシオという指標があるのですが、

 

この数値が高いとリスクを抑えながらも効率よく
リターンを稼ぎ出していると評価できますので、
リターン上位20ファンドのシャープレシオを
調べました。

 

順位 銘柄 3年シャープレシオ
1 ノーロード 明治安田 5資産バランス(安定成長) 0.57
2 セゾン バンガード・グローバルバランス 040
3 投資のソムリエ 1.32
4 米国ツイン・スターズ・F 予想分配金提示型B 0.32
5 ノーロード 明治安田 5資産バランス(安定) 0.77
6 青のライフキャンバス・ファンド(標準型) 0.44
7 ノアリザーブ 0.53
8 三菱UFJ バランスインカムオープン(毎月) 0.45
9 3つのチカラ 0.39
10 フィデリティ・世界3資産・F(毎月決算型) 0.39
11 ニッセイ・インデックスバランスF(4資産均等) 0.37
12 しあわせの一歩 1.29
13 Yjamライト! 0.48
14 ライフポイント 安定型 0.63
15 財産3分法ファンド 0.30
16 円資産プラス 0.52
17 クアトロ 0.63
18 四国の未来(年1回) 0.29
19 三井住友・ライフビュー・バランス50(標準型) 0.31
20 スマート・ファイブ(毎月決算型) 0.54

 

シャープレシオを比較してみると、利回りのランキング
とは全く相関していないことがわかります。

 

このシャープレシオからどう評価すればよいのか。

 

それは例えば、利回り1位のノーロード 明治安田 5資産バランスと
投資のソムリエを比較すると、2倍以上投資のソムリエが高いです。

 

つまり、基準価額の変動幅が投資のソムリエはノーロード
明治安田 5資産バランスの半分しかないにもかかわらず、
同じリターンを出しているということです。

 

リスクを嫌う投資家としては、基準価額ができるだけ右肩上がりに
手堅く上昇していくことを好むと思います。

 

そういう投資家にとっては、基準価額の変動幅が小さく、
高いリターンが狙えるシャープレシオが高いファンドを
選ぶべきだと言えます。

 

結論を言ってしまえば、パフォーマンスとシャープレシオを
考慮すると、手堅く運用できて、高いリターンが期待できる
のは、投資のソムリエしあわせの一歩ということになり
ますね。

 

リスクを抑えた運用がしたいという場合、もう1つの方法
として、投資金額を減らすことでリスクを抑えるという
方法もあります。

 

要は100万円投資をしようとしていたところを、50万円に
減額すれば、リスクは半分に抑えられます。

 

さらに現金で保有する50万円には手数料がかかってきません。

 

そう考えると、自分のポートフォリオを株式ファンド:50、
現金:50という保有の仕方をするのも選択肢になるという
ことです。

 

バランス型ファンドは中身が複雑なので、いまいち理解でき
ないことが多いですので、シンプルな投資をしたいという
方は、以下の優れた株式ファンドに投資をしつつ、投資金額
調整することで、リスクを抑えることを検討してみては、
いかがでしょうか?

 

国内大型株式ファンドのおすすめは?3年平均利回りランキング ベスト20を発表!

 

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米国株式ファンドのおすすめはどれ?3年平均利回りランキング ベスト20を発表!

 

投信運用は長期投資が前提なので、つい出口戦略を
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