さて、あなたもIPO(新規公開株)の魅力は十分わかったと
思いますが、やはり当選確率が低いというのは誰しもが悩む
ところです。

ではどうすれば、当選確率をあげることができるのでしょうか?

今日は、IPOの当選方式をもとに、私が実際にやっていることを
お伝えしたいと思います。

裁量配分か抽選配分か

さてIPOの当選確率を上げる方法について、お話しする前に、
IPOには裁量配分方式と抽選配分方式の2つがあることを知って
おかなければいけません。

抽選配分方式というのは、その名の通り、証券会社の裁量を
入れずに完全公平に抽選でIPOにあたる人が決まる方式です。

2006年以降、投資家に配分する株式のうち10%以上を抽選配分
することが義務付けられました。

ですので、抽選配分方式でもコツコツ申し込みを続ければ十分
当選する可能性があります。

一方で、裁量配分方式というのは、証券会社がどの顧客にIPOの
枠を割り当てるか決定できる方式です。

ですので、担当営業と仲良くしておくことで、IPOの枠をもら
えることがあります。

この2つの方式でそれぞれ当選確率を上げるためには、別の戦略
が必要になってきますので、具体的に方法を見ていきたいと思います。

IPO(新規公開株)の当選確率を上げるには?

抽選配分方式

まず抽選配分方式の証券会社で当選確率を上げる方法を見ていき
ましょう。

① とにかく多くの証券会社から申し込む

IPOは別の証券会社の口座を持っていれば、同じIPOにも申し込む
ことが可能です。

前受金が必要な証券会社は余剰資金がないと難しいですが、以下の
証券会社はなんと前受金なしで抽選に参加できます。

①野村ネット&コール証券

②岡三オンライン証券

③松井証券

④ライブスター証券

⑤DMM.com証券

⑥いちよし証券

⑦エイチエス証券

⑧むさし証券(トレジャーネット)

少し数は多いですが、IPOの当選確率をあげるために口座開設を
しておいて損はありません。

開設後はIPOの募集があれば、とにかく申し込みましょう。

② 家族ぐるみでIPOに申し込む

家族がそれぞれ証券口座を持っていれば、それぞれの証券口座
からIPOに申し込むことができます。

50万円あれば9割近くのIPOに申し込むことができますので、
家族がそれぞれ申し込めるだけの資金を用意できれば、当選
確率が一気に2倍3倍に増えます。

前受金が必要ない証券会社であれば、それぞれ前受金を用意
しておく必要もないので、なおメリットが大きいです。

③ 資金余力がある人はSBI証券や楽天証券をうまく活用する

SBI証券や楽天証券は抽選方式なのですが、少し他と違う仕組み
があります。

それは1人が申し込めるIPOが1口と決まっていないので、資金余力
がある人は10口、100口と申し込むことができます。

当然、ここからは抽選になるわけですが、1口しかもっていないのと
100口も持っているのでは、どちらが当選する確率が高いかは明白です。

またSBI証券であれば、チャレンジポイントという当選確率を
上げるためのお得なポイントが貯まりますので、1000万単位で
余剰資金がある人はSBI証券をうまく活用してみてください。

裁量配分方式

抽選配分方式ではとにかく申し込み数を増やすというのが当選確率
をあげるたえの戦略でした。では、裁量配分方式で当選確率をあげ
るにはどうすればよいのでしょうか。

① 証券口座を窓口で開設する

そもそも論になりますが、裁量配分方式で当選確率を上げるため
には、口座開設のタイミングから勝負が始まっています。

証券会社の担当営業のミッションは多くの金融商品をお客様に
購入してもらい、手数料収入を稼ぐことです。

つまり、多くの資金を保有していて、投資も積極的にしてくれそうな
お客様が担当営業からすると一番うれしいわけです。

ですので、あなたは証券会社の営業担当から、「この人は良いお客に
なってくれる」と思わせる必要があります。

何年も前になりますが、私も証券会社の窓口に口座を開設にいった
ことがあります。そこではスーツを着てバシッと決めるのではなく、
どこでも売っていそうなTシャツにジーンズの姿であえて訪問しました。

必要事項を書き終えて、手続きを待っていると、わざわざ支店長が
挨拶に顔を出してくれ、名刺交換させていただきました。そして、
3カ月もたたずして、IPOに見事当選しました。

この経験からもできるだけ窓口で口座を開いて顔を覚えてもらう
というのは当選確率をあげるために必要な要素の1つとなります。

② お客様になってあげる

担当者がつけば、必ずと言っていいほど、どのような商品に興味が
あるかをヒアリングされます。

担当者は金融商品を買ってもらって、手数料を稼がなければいけない
ので、当然といえば当然のことです。

ここで注意しなければいけないのが、ヒアリングの最初に「IPOに
興味があります。」と言ってしまうことです。

結局、担当者も数多くの顧客と対面しているわけですので、IPOに
興味がありますと言ってしまうと、いつものIPO目的の客だと
思われて、その時点で終了してしまいます。

ですので、いかにもIPOのことは知らないふりをして、色々と商品の
話を聞いてみてください。そして、できれば、何か商品を買って
あげるのばベストです。

人によっては担当営業の紹介する商品なぞ買わなくてもよいという
人もいますが、IPOがなぜ担当営業に割り振られているかを考えれば、
意味のある行動だと納得ができると思います。

結局、担当営業は金融商品を販売して手数料を稼ぐのが目的です。
IPOは顧客との関係性を築いて、手数料を落としてもらうために
担当営業に割り振られていると考えるのが普通でしょう。

ですので、大きな金額でなくてもよいので、何か金融商品を買って
あげることで、この人は優良顧客に成り得ると思わせることが
非常に重要になるわけです。

③ IPOのことは知らないふりをする

これはさきほどもお話ししたことですが、担当営業からみてIPOだけ
狙いの投資家は優良な顧客ではありません。優良な顧客は継続的に
投資をして手数料を落としてくれる投資家のことです。

なので、はじめのうちはIPOについて何もしらないふりをするのが
ベストです。はじめは担当営業と相談するときは、最近のマーケット
の動向や売れている投資商品の話を聞くのがよいでしょう。

ここですぐにIPOの話を出すのではなく、あえて別日に電話等で、
投資の情報交換をしている際にこっそり聞くとよいですね。

「そういえば、他の証券会社の人に教えてもらったんだけど、IPO
というものがあるらしいね・・・」といった形で話を切り出して
みてはどうでしょうか。

まとめ

いかかがでしたでしょうか?

IPO投資も色々と工夫の余地があることがわかったと思います。

抽選配分のほうは、そこまで工夫の余地がありませんが、裁量配分
のほうが担当営業との関係性次第ですので、色々と工夫の余地が
あります。

ぜひ、今日の話も参考にしながら、IPOにコツコツ申し込みを続けて
ください。