日経225オプションを取引する上で、どんな売買戦略を考えるにしても、プレミアムがどのように要因で決まっているのか知っておくことは重要です。

現物株にも理論株価があり、企業に関する様々な情報や予測をもとに企業価値を算出し、そこから理論株価を求めています。

ただ、一言で理論株価と言っても、PER(株価収益率)×EPS(1株あたり当期純利益)を使って算出したり、配当割引モデルで算出したり、とこれといった決まった公式があるわけではなく、計算の仕方も多種多様です。そのため、投資家が共通で用いるような計算式はないのが実情です。

一方で、オプションの場合は数学的に理論価格を求める手法が確立されています。それがブラック=ショールズ・モデルです。

式で表すと、以下のようになりますが、はっきり言って何のことやら普通の人にはわからないので、覚えなくて構いません。

この式には、以下の6つの要素が含まれており、この6つの要素を使えば、オプションの理論価格を説明できます。

①原資産価格
②権利行使価格
③残存日数
④ボラティリティ
⑤短期金利
⑥配当利回り

⑤と⑥については、影響度合いが小さいことから、あまり論じられることは少なく、①~④が実質的にオプションの理論価格を形成していると言っても過言ではありません。

ですので、ここでは数式を覚えるのではなく、①~④の要素で、プレミアムの価格が決まっているということだけ覚えておいてください。