SQとは、特別清算指数(Special Quotation)のことで、日経225オプションを満期日で決済するための特別な価格のことです。通常は満期日のことを指してSQと使います。

日経225オプションのSQは毎月第二金曜日と決まっており、祝日の場合は前日の木曜日がSQになります。

注意点として、取引ができるのはSQの前営業日(取引最終日)の日中立会終了時間(15:15)までですので、取引最終日のナイトセッション(16:30)以降は取引することはできなくなります。

そしてSQまでに決済されなかったポジションは、SQ日に自動的に清算されるので、特に何も操作は必要ありません。

またSQには「メジャーSQ」と「マイナーSQ」の2種類があります。

「メジャーSQ」は先物取引の清算日である3月、6月、9月、12月の第二金曜日で、それ以外の月の第二金曜日が「マイナーSQ」と言います。

一般的に、SQに近づくにつれて、機関投資家の思惑が色々重なるため、日経平均の値動きが大きくなる傾向があるのですが、特にメジャーSQ前は大きく値動きする傾向があります。ですので、SQ通過前に翌限月のオプションのポジションを取ることはあまりおすすめしません。

SQ日に実際に清算される時の清算値をSQ値と言います。SQ値は日経225構成銘柄の始値をもとに算出しますが、日経平均株価の始値とは異なります。

日経平均株価の始値は9時0分15秒の時点で、日経225構成銘柄の始値をもとに算出しますが、すべての銘柄がこの時点までに寄り付くとは限りません。その場合は気配値等を用いて算出しています。

一方、SQ値は日経225構成銘柄が「すべて」寄り付いた後に算出するため、必ずしも前場直後に確定するとは限らず、「日経平均株価」の値と乖離してしまうことがあります。(これを俗に幻のSQと言ったりします。)

SQがいつなのか、取引最終日がいつなのか調べたい場合は、ネット検索で「日経225オプションSQ か 取引最終日」で検索すれば、証券会社のHPで日付が分かりますので、確認するようにしてください。

教科書では学べない実践で使えるマメ知識

よくSQまで持ち越した場合と、SQ前に1円で手仕舞いするのを同じことだと勘違いしている人がいます。

仮に10円でコール・オプションを売っていたとして、SQ前に1円で手じまった場合、利益は9円×1000倍=9,000円です。一方、SQまで持ち越した場合、プレミアムは0円ですので、利益は10,000円になります。

誤差の範囲ではありますが、早く手仕舞うと1円分は損をすると覚えておいてください。