さて、ここまでIPOの魅力や仕組みについて話をしてき
ましたが、では具体的にどこから申し込むことができる
のか、見ていきます。
SBI証券の口座を利用している人が多いと思いますので、
今回はSBI証券を例にしています。
抽選に申し込むための具体的な流れ
まずSBI証券のTOPページにある「国内株式」タブから
IPO・POを選択します。
そうすると、現在申し込みが可能な銘柄の一覧が出て
きます。この段階で、各銘柄の総合評価が高いかどう
かを確認します。
IPOの専門サイトであれば、どこでも評価が書いてあり
ますので、参考にしてください。総合評価がC以上で
あれば、抽選に申し込む価値があります。
銘柄を見て、評価も問題がなければ、「新規上場株式
ブックビルディング/購入意思表示」ボタンをクリック
します。
そうすると、抽選に申し込みが可能な銘柄は、「申込」
ボタンが表示されます。
IPOチャレンジポイントという項目が一番初めに目につく
と思いますが、これはIPOに外れるたびに1ポイントたまる
ポイントで、チャレンジポイントを使って抽選に申し込む
と当選確率が高くなるというものです。
チャレンジポイントを使っても当選しなかった場合は、
使ったポイントが戻ってきますので、当選するまでは
どんどん貯まっていきます。
私の場合は、IPOチャレンジポイントは総合評価がAかS
の銘柄のときだけ使うようにしています。
申込ボタンを押すと、抽選申し込み画面に進みます。
ここでは、「申込株数」とブックビルディングへの申込
「価格」、チャレンジポイント使用の有無を入力します。
「申込株数」はSBI証券の口座に入れている資金(買付
余力)を上限として、100株単位で申し込むことが可能です。
抽選結果が出るまでは資金を拘束されますが、抽選結果
が出ればすぐに買付余力に反映されますので、当面、使
わない資金なのであれば、上限まで申込みをしても問題
ありません。
つづいて、「価格」です。
価格については、一番高い金額を指定するのがセオリー
です。と言いますのも、もし、一番高い金額を指定して
いなかった場合に、公募価格が一番高い金額で決定すると、
あなたは申し込みができなくなるからです。
今回の例でいえば、価格1280円で申し込んでいたら、公募
価格が1400円に決まった時点で抽選に参加する権利はなく
なります。
必要な情報を入力し、取引パスワードを入力すると以下
の確認画面が表示されます。
内容を確認して問題がなければ、「申込」ボタンを押し
てください。
これで申し込みが完了です。
抽選結果の確認方法
さて、ブックビルディング期間が終了して翌営業日にな
ると、抽選結果が出ます。
ここでは、抽選結果の確認方法をお伝えします。
まず、SBI証券のトップページから「国内株式」タブの
IPO・POをクリックします。
そうすると、上場待ちの企業一覧が出てきますので、
「新規上場株式ブックビルディング/購入意思表示」
ボタンをクリックします。
そうすると、自分の申し込んだ銘柄の「抽選結果」欄に、
今回の申込結果が記載されています。
今回は残念ながら、落選してしまいました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一度、流れを覚えてしまえば、1分もかからずに申し込
みを完了させることができます。
あとは、定期的にIPOの抽選申込に参加できる銘柄が
増えていないかチェックを怠らないようにしてください。
SBI証券ではIPOチャレンジポイントも着実にたまって
いきますので、コツコツ申し込みを続けていれば、必ず
当たります。
ですので、とにかく申し込みを継続することを忘れない
でください。