限月(げんげつ)とはオプションが満期を迎える月のことです。
8月の第2週金曜日にSQを迎えるのであれば、8月限(がつぎり)と言います。9月の第2週金曜日にSQを迎えるのであれば、9月限と言います。
通常、日経225オプションでは、08C28000、09P24000というような表記を使い、この最初の数値を見れば、何月限のオプションのことを指しているのか一目でわかります。
時々、「期近」のオプション、「期先」のオプションという表現を使いますが、8月限、9月限のオプションがあったとすると、期近のオプションは8月限のオプションを指し、期先のオプションは9月限のオプションを指します。
教科書では学べない実践で使えるマメ知識
基本的に大半の投資家が取引するのは、直近の限月のオプションになります。取引量の少ない期先のオプションは相場が急変したときに値が飛びやすいので、あまりおすすめしていません。
少なくともSQの週になってから、翌限月のオプションを取引するのがいいと思います。私の場合は、SQ前は機関投資家同士の思惑で相場が大きく動くことがあるため、SQを通過してからポジションを取るようにしています。