このブログでは投資の初心者がいきなり株式相場で取引
するのは、「プロのサッカー選手の中にまざってサッカ
ーをするもの。」「プロの格闘家と素人が戦うもの。」
といかに無謀かを紹介してきました。

ただ、ファンドマネジャーのようなプロの投資家にも実
は弱点があります。

今日は素人がプロに勝てる可能性が高い方法をご紹介し
ます。

プロの弱点

まずここで言うプロの投資家というのは、投資経験豊富
な個人投資家ではなく、ファンドマネジャーやディーラ
ーといった個人の顧客から集めた資金を運用している人
たちです。

プロ投資家は毎日相場を眺め、企業を訪問し、最新の情
報を得て分析をしています。

そんなプロ投資家にどう勝てばよいのか。

実は顧客から集めて運用しているプロ投資家には運用上
大きな制約が課されています。

それが限られた期間で成果を出さなければいけないとい
うことです。

もう少し具体的に説明していきます。

常に運用しなければいけない

まず1つ目の制約が常に運用をしなければいけないという
ことです。

プロの投資家は資金を個人投資家から集めて運用をして
います。

その際、信託報酬という形で年換算で1~2%の報酬を個
人投資家からもらっているので、プロの投資家はそれに
応えるべく毎日運用をしなければなりません。

そうすると、個人投資家であれば、下落相場では無理に
運用をせずに、キャッシュに戻して運用しないという選
択肢を取れます。

しかし、プロ投資家の場合は、信託報酬をもらっている
以上、運用をしなければいけません。

なぜなら運用をしない=現金のまま=個人投資家は信託
報酬を支払うだけと言う構図になってしまうからです。

そのため、下落相場の中でも、値上がりしそうな銘柄を
見つけて、無理にでも運用しなければならないのです。

決算を意識しなければいけない

そして、もう1つが決算を意識して、期間収益をあげる
ことを意識しなければいけないということです。

例えば、毎月、社長面談を繰り返し、今後かなり高い確
率で事業規模が大きくなり、株価も大きく上昇が期待で
きる銘柄があったとします。

しかし、直近1年間の株価はまだその情報を織り込んでい
ないため、低迷しているとします。

そうすると、決算のタイミングで収益を求められるため、
中長期で株価の上昇が期待できる銘柄というのは、組入
れ続けることが難しく、できるだけすぐに株価が上昇し
ていく銘柄を選定しなければならないのです。

個人投資家であれば、将来有望だと思える銘柄を保有し
て、一時的に値下がりすることがあっても、中長期で保
有を続けられます。

これは個人投資家の大きな強みとなるわけですね。

まとめ

まとめると、プロ投資家に個人投資家が勝つ方法は存在
します。

何よりプロ投資家になくて、個人投資家にあるのが時間
です。

個人投資家は時間の制約を受けないがゆえに、投資をし
たいタイミングで投資をし、値上がりするまで根気強く
保有をつづけるということが可能です。

ただ、せっかく時間という有利な条件を持っているにも
かかわらず、個人投資家の多くは、「現金で寝かせてお
くのはもったいない。常に投資をしていなければ利益が
少なくなる」

「利益が少しでているから早めに利益確定をしてしまお
う」といったように、優位性を活かしきらない行動を取
りがちです。

常に投資をしていなければ、利益を取りこぼすことはな
く、逆にしっかりタイミングを見計らって投資をしたほ
うが利益を伸ばすことができます。

また少し利益が出て利益確定をしていては、その後大き
く利益を伸ばせたかもしれない機会を逃すことになりま
す。

ぜひプロ投資家にはない「時間」という強みを活かして
投資をするという発想を身に付けてほしいと思います。