投資を始めたばかりのころ、あなたは「卵を1つのカゴ
に盛るな。分散投資が大事だ」と言われたことはないで
しょうか?

聞いたことがなくても無意識のうちに分散投資の価値に
気づき、投資をしている人もいるかもしれません。

世間一般では、常識となっている分散投資ですが、今日
はそんな常識を覆すような話をしたいと思います。

分散投資のメリットとは

改めてになりますが、分散投資がこれだけおすすめされ
ている理由は何でしょうか?

それは、リスクを分散させることができるという点です。

1つの投資対象に集中投資をしていると、その投資対象
が大きく値下がりしたときに、大きな損失を出すことに
なります。

一般的にこういった投資対象は景気の影響を受けやすい
です。

例えば、株や不動産などは景気が良くなると価格が上が
り、景気が悪くなると価格が下がります。

つまりこうした資産だけを保有していると、景気次第で
自分の資産総額が大きく変動することになります。

景気が良いときは気にならないでしょうが、ひとたび景
気の悪い時期に入れば、含み損を大きく抱えるような事
態になりかねません。

こうした景気の変動に対応するために有効なのが、景気
が悪いときでも安定した収益を生む投資対象を自身の資
産の中に組み込むことです。

それは、債券であったり、金だったり、外貨建てMMFでも
いいでしょう。

こうすることで、自分の資産が大きく削られる心配がな
くなります。

こういった理由から分散投資が推奨されているのですが、
実は世界で大成功をしている投資家たちは、これを全く
逆のことを言っていることをご存知でしょうか?

もし財を築きたいのであれば、分散投資はやめなさい

世界三大投資家と言われるウォーレン・バフェットやジ
ム・ロジャーズは、大きな資産を気づきたいのであれば、
集中投資を推奨しています。

私も彼らの言葉を聞くまでは、分散投資が基本であると
思っていましたが、考えを改めるきっかけとなりました。

実際にあなたの周りの友人・知人で大きな資産を一代で
気づいた人はいないでしょうか?

いる人はぜひその人を思い浮かべてほしいのですが、そ
の人はどのような経緯で大きな資産を気づくことになっ
たでしょう?

私は自分にこの質問をなげかけたときに、思い浮かんだ
人すべてが何かしら特定の分野に特化して、自分の預貯
金含めて、集中投資をしていたことで成功していました。

逆に、あれこれ分散投資をしている人は、確かに資産は
増えているのですが、大きな資産を築いている人を知り
ません。

そこで初めて気づきましたが、資産を大きく増やしたい
フェーズにおいては、集中投資が有効であり、大きな資
産ができたあとは、分散投資が有効になるフェーズに入
るということです。

海外の金融商品だと、この理論に合わせて、積立投資の
初期は株式100%で投資をし、積立年数が増え、資産が増
えてきたタイミングで、債券や金、キャッシュの比率を
高めて分散投資をしていく戦略をとっていたりします。

ただ、一方で、彼らはこんなことも言っています。

分散は無知に対するヘッジ

これは、つまり分散投資は投資先についてよくわからず
投資をして資産を減らすリスクを抑えることができると
いう意味です。

自分がその投資対象に対して、十分に調べたとは言えず、
自信がないという人は、分散させることで、大きな収益
を得るチャンスはなくなりますが、着実にコツコツ資産
を増やすことはできます。

一方で、もしあなたが投資対象について、できる限りの
ことを調べ、自信を持って投資ができるという場合は、
資産をわざわざ分散させると収益の額が小さくしてしま
うので、集中投資をすべきということです。

まとめ

以上をまとめると、まず自分が投資をする先について、
十分調べたと自信を持って言えない場合は、分散投資も
有効な手段ですので、今までどおり分散投資を続けてく
ださい。

一方で、投資先についてかなり勉強をしたと自信を持っ
て言える場合や資産をどうしても大きく増やしたいとい
う場合は、一括集中投資をしていくのがよいです。

とは言え、自分が平常心で投資ができることが大前提に
はなるので、集中投資を始めたけれど、毎日株価が気に
なって仕方がないといったような運用になるのであれば、
金額を減らしたり、リスクを抑えた運用に切り替えるべ
きです。

ジム・ロジャーズやウォーレン・バフェットが言うよう
に、集中投資というのも十分優れた投資戦略の1つです。

投資のフェーズや自分の目標に対して必要であれば、集
中投資も積極的に利用していきましょう。