2022年は1月から波乱の展開となりました。
2020年、2021年とコロナショックがあったにもかかわらず、
相場が好調過ぎたことで、ついに2022年は反動がきましたね。
今、多くの人が不安でいっぱいだと思います。
そんな方のために簡単ではありますが、このような相場の
心得を書き綴っておきたいと思います。
今回の下落相場でもそうですが、基本的に10%を超える
下落相場では、いつも個人投資家の不安をあおるような
投稿がとにかく増えます。
これはある意味仕方のないことで、相場の底を予想するのは
難しいので、「ここが底だ!買い向かえ!」とアドバイスを
するよりも、「下落するかもしれないから下落に備えよう」
と言っておいたほうが、リスクが少ないからです。
特に最近では、新聞だけでなく、ブログやYoutube、twitter
など、投資情報を発信しているメディアが増えているので、
なおさら、「今回は本当にまずいかも。。。」と思っている
投資家の方も多いのではないでしょうか。
ただ、ペースは速いですが、10%程度の下落相場は、長年
相場を張っていれば、よくあることです。
そして、利上げの局面というのは、利上げが実際に行われる
までは、ボラティリティの大きい相場になりますが、利上げが
実際に始まってしまうと、相場は落ち着きを取り戻し、
上昇していく傾向にあります。
これは、利上げ局面では、そもそも企業業績が悪いわけでは
ないので、利上げと同時に株価も上がりやすいのです。
(景気がリセッションしないという前提ではありますが。)
ですので、基本的な投資方針は以下の2つです。
①長期投資を目的とした投資信託は保有を継続
②短期投資を目的とした投資は一部ポジションを解消して様子見
ただこれだけです。
残念ながら、どれだけニュースを見ても、上がれ上がれと
祈っても、個人投資家にできることはありません。
ニュースを見れば見るほど不安になりますので、長期投資の
ポジションしか持っていない人は特に相場を見なくても
いいと思います。
どこまで下落するかまだ見えないところはありますが、
少なくともコロナショックのように先行きがまったく見えない
というわけではないので、FOMCさえ通過すれば、とりあえず
このボラティリティの大きい相場はひと段落すると思います。
今後、投資を続けるのであれば、こういった相場は必ず
直面しますので、自分の投資レベルを上げるためにも、
しっかりと身体で覚えておきましょう。