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東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンドの評価や評判は?利回りはどう?

CPI(消費者物価指数)+5%以上の年率リターンを目標に掲げている東京海上・アセットマネジメントの東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド。最近は多くの分配金がもらえるために投資家からの人気が高まっています。

はたして、東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)はどのようなファンドなのか、今日は徹底分析していきます。

「東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)って投資対象としてどうなの?」

「東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)って持ってて大丈夫なの?」

「東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)より良いファンドってある?」

といったことでお悩みの方は、この記事を最後まで読めば、悩みは解消すると思います。

東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)の基本情報

モノポリー企業とは?

東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)が注目するモノポリー企業とは、生活に不可欠なモノ・サービス等を提供し、私達の暮らしを支えている企業です。

公共性の高い事業を展開しているため、一定の地域において独占的となることから、企業間の競争が激化する中でも「競争にさらされにくい」という特性があります。

モノポリー企業の中でも事業が規制や法律に守られている銘柄を選別して投資をしている点が強みとなっています。

電力業界で言えば、電力自由化(規制緩和)の影響により、多くの国で価格競争などの企業間競争にさらされている発電・小売事業ではなく、規制下に置かれ競争のない環境にあると言える送電・配電事業を行っている企業に投資をしていくイメージです。

投資対象は?

東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)の投資対象は、全世界の株式です。アメリカが4割、次いで、カナダ、スペインとなっています。


※引用:マンスリーレポート

カテゴリーとしては、以下のようなカテゴリーに注目し、投資をしています。

東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)の現在の組入銘柄数は90銘柄で構成されており、組入上位10銘柄は以下のようになっています。


※引用:マンスリーレポート

純資産総額は?

つづいて、東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)の純資産総額を見てみましょう。純資産総額というのは、あなたを含めた投資家から集めた資金の総額だと思ってください。

ファンドの純資産総額が小さいと、監査費用や印刷費用、その他諸経費が相対的に比率が高くなるので、実質コストが高くなりがちです。また会社としてもファンドの運用に人員を割けなくなるため、パフォーマンスが悪化する原因にもなります。

まさか知らない?絶対知っておきたい純資産総額のマメ知識

東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)の純資産総額は、現在約525億円です。直近1~2年の間に純資産を大きく伸ばしており、人気が出てきています。


※引用:マンスリーレポート

実質コストは?

投資信託を運用する際には、購入時手数料や信託報酬以外にも、実際にはコストがかかっています。具体的には、株式売買手数料や有価証券取引税、印刷費用などが該当します。

これを実質コストと言いますが、実質コストが信託報酬よりもかなり高くなっていることもありますので、必ず事前に確認しておいたほうがよいポイントです。

信託報酬を信用するな。知らないうちに差し引かれている実質コストの調べ方

東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)の実質コストは1.801.%となっており、かなり割高です。購入時手数料もしっかり3.3%かかるので、気軽に投資はできませんね。

投資信託の手数料は安ければ安いほどいいという勘違い

購入時手数料 3.3%(税込)※上限
信託報酬 1.7985%(税込)
信託財産留保額 なし
実質コスト 1.801%(概算値)

※引用:最新運用報告書

「ファンドの運用で成果を出すために一番大事なことは何ですか?」と聞かれてあなたは何と答えますか?

もし『ファンド選び』だと思ったとしたら、あなたはドツボに
はまっていますので、こちらの記事を読んでみてください。

>>無料ファンド相談から見えた。多くの人が気づいていない投信運用で成果を阻む9つの誤り

東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)の評価分析

基準価額をどう見る?

東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)の基準価額を見てみましょう。

分配金を受け取らずに運用をした場合の基準価額(青線)は2022年をピークに2023年は下落しています。2022年は横ばい、2023年は大きく上昇している株式ファンドが多いので、銘柄選定の軸が違うので、値動きが大きく違うようです。


※引用:ウエルスアドバイザー

利回りはどれくらい?

それでは、東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)の運用実績を見ていきます。

直近1年間の利回りは2.26%と低いですが、3年平均利回りは10%ありますので、悪くないように思えます。

ただし、この時点で良し悪しを判断するのは時期尚早です。他の類似ファンドとパフォーマンスを比較してから投資判断するようにしましょう。

平均利回り
1年 +2.26%
3年 +11.83%
5年 -
10年 -

※2023年11月時点

10年間高いパフォーマンスを出し続けている優秀なファンド達も参考にしてみてください。

10年間圧倒的に高いリターンを出している国内中小型株式ファンドランキング

同カテゴリー内での利回りランキングは?

東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)は、国際株式・グローバル・除く日本カテゴリーに属しています。

投資をするのであれば、同カテゴリーでも優秀なパフォーマンスのファンドに投資をすべきなので、同カテゴリー内でもパフォーマンスのランキングは事前に調べておいて損はありません。

利回りが良く見えても、実は同カテゴリー内では、ランキングが低かったということがよくあります。

東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)は、どの期間でも下位20%に入ってしまっており、これでは投資するメリットを感じませんね。

上位●%
1年 98%
3年 89%
5年 -
10年 -

※2023年11月時点

年別のパフォーマンスは?

東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)の年別の利回りを見てみましょう。

年別の運用利回りを見ることで、平均利回りを見るだけではわからない基準価額の変動の大きさを知ることができます。

毎年安定したプラスの運用ができている点は評価に値しますが、他の類似ファンドと比較してパフォーマンスがかなり劣っている点は残念でなりません。

年間利回り
2023年 +2.62%(1-9月)
2022年 +5.97%
2021年 +24.78%

※2023年11月時点

投信運用は長期投資が前提なので、つい出口戦略を考えずに投資をしてしまいがちです。

しかし、「投資は出口戦略にあり」と言われるほど、重要なテーマです。ぜひこれを機会に投資の出口戦略を考えてみてください。

>>ここまで考えるのが本当の資産運用。多くの投資家が考えられていない投信運用の出口戦略とは

インデックスファンドとのパフォーマンス比較

東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)に投資をするかを考える上で、超低コストで投資ができるインデックスファンドとパフォーマンスの比較は必須です。

パフォーマンスが大きく劣るようであれば、わざわざ高いコストを支払ってまで投資をする価値がないからです。

そこで、今回は、東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)と全世界の株式に投資ができて非常に人気の高いeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)とパフォーマンスを比較しました。


※引用:ウエルスアドバイザー

直近、3年間では、ほぼ全期間でeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)のほうがパフォーマンスで上回っています。

これだけ差がつくと、あえて、東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)を選択する理由がありません。

年平均利回り 世界モノポリー戦略 slim オールカントリー
1年 +2.26% +23.71%
3年 +11.83% +20.23%
5年 - -
10年 - -

※2023年11月時点

アクティブファンドとのパフォーマンス比較

東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)に投資をするかを検討するのであれば、アクティブファンドともパフォーマンスを比較しておきましょう。

投資信託は6000本以上ありますので、もっと優れたファンドが見つかるかもしれません。

今回は、全世界の株式に投資ができるということで非常に人気の高いセゾン投信のセゾン 資産形成の達人ファンドとパフォーマンスを比較しました。


※引用:ウエルスアドバイザー

こちらも直近3年間ではほぼ全期間において、セゾン 資産形成の達人ファンドのほうがパフォーマンスで上回っています。

これでは高いコストを支払うにしても、セゾン 資産形成の達人ファンドに投資をしたほうがいいですね。

年平均利回り 世界モノポリー戦略 資産形成の達人
1年 +2.26% +20.46%
3年 +11.83% +15.09%
5年 - +9.75%
10年 - +11.73%

※2023年11月時点

最大下落率は?

投資信託は最低でも5~10年は投資をする気でなければ、投資をする意味がありませんが、その最大の障壁となりえるのが、資産の減少です。

特に20%や30%の下落相場を始めて経験すると、資産の減少額に耐えきれなくなり、本来手放すべきタイミングではないときに慌てて売却してしまいがちです。

そのため、事前にどの程度下落する可能性があるのかを知っておくことで、急落相場に遭遇しても、精神的に余裕を持って投資を続けられます。

それでは、東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)の最大下落率を調べてみましょう。

期間 下落率
1カ月 ▲9.15%
3カ月 ▲7.35%
6カ月 ▲7.31%
12カ月 ▲2.81%

※2023年11月時点

東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)の最大下落率は2022年9月で▲9.15%となっています。規制産業で安定した利益成長が見込める企業に投資をしているからこそ、株価下落には強いことが分かります。

最大下落率を知ってしまうと、少し足が止まってしまうかもしれません。しかし、以下のことをしっかり理解しておけば、元本割れの可能性を
限りなく低くすることが可能です。

元本割れを回避するためにできるたったひとつのこととは?

分配金の推移は?

東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)では、株式ファンドには珍しく毎月分配金を払い出しています。

特に直近2年ほどは大きな分配金を出しているため、投資家からも注目が集まっています。

ただ、残念ながらファンドの収益に見合わない過剰な分配金を出していますので、実態はタコ足配当となっています。

分配金
2023年 1,800円(見込み)
2022年 1,300円
2021年 360円
2020年 120円

※2023年11月時点

評判はどう?

東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)の評判を確認する上で、毎月の資金の流出入が役立ちます。

資金流入が多くなっていれば、人気が出てきているファンドであるとわかりますし、流出が続いているようであれば、評判が悪くなっているファンドと言えます。

それでは、東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)の評判を見てみましょう。

2022年以降、毎月かなりの資金が流入しており、パフォーマンスは大して良くないにもかかわらず評判は良くなっています。これは見かけの分配金の高さに何もわかっていない投資家が集まっているからですね。


※引用:ウエルスアドバイザー

NISAとiDeCoの対応状況は?

投資をしようとする際、NISAやiDeCoの制度を使って投資を検討している人も多いと思うので、NISAやiDeCoの対応状況を見ていきます。

東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)はNISAのみ取り扱いがありますので、投資をする場合は積極的にこの制度を活用していきましょう。

NISA iDeCo
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※2023年11月時点

東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)の評価まとめと今後の見通し

いかがでしょうか?

このブログでは何度も何度も言っていることですが、あなたが受け取っている分配金とファンドの運用益は全くの別物です。

仮にあなたが10万円の分配金を受け取ったとしても、ファンドの運用がうまく行っていない場合は、あなたが投資した元本からこの10万円が払い出されているだけであり、投資で儲かっているわけではないのです。

この仕組みを未だに理解していない人が多いため、東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド(毎月決算型)のように見かけの分配金だけを高めて、カモになってくれる投資家を集めているわけですが、かなり悪質だと思います。

パフォーマンスが優れているならまだしも、同カテゴリー内でも下から数えたほうが早く、インデックスファンドにも大きく負けてしまっているようなファンドにあえて投資をするメリットはゼロですね。

最後に、投信運用には多くのメリットもありますが、当然ながら、弱点もあります。

今も私は投信運用を続けてはいますが、私がなぜ投資信託の運用を主軸におかなくなったのか。その理由をこちらで話をしています。

>>私が痛感する投資信託の限界。多くの投資家が見逃している投信運用の弱点

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ネコみたいに気楽に生きたい投資マニア いの

【理論より実践】で役立つ投資情報を配信中。投資歴20年超。元大手証券マン。投資経験は100案件超。 【保有資格】1級ファイナンシャルプランニング/プライマリープライベートバンカー/MBA/証券外務員一種/宅地建物取引士/AFP/相続診断士/競売不動産取扱主任者/

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