投資信託の運用の相談にのっていると、
よく「投資信託の積立日っていつにするのがおすすめなんですか?」
という質問を受けます。

購入時に「積立日」を設定しないといけないので、
気になると言えば、気になる点です。

今日は投資信託の積立日をいつにするのがおすすめなのか、
投資家の心理を考慮しながら、少し変わった切り口で書いていきます。

過去のデータを持ち出して投資信託のおすすめの積立日を紹介している人は相場をわかっていない

積立日の話になると、過去の統計データをわざわざ持ち出して、
過去の1日ごとの基準価額を例に出して、1日に買ったほうがいいとか、
5日に買ったほうがいいとか書いてる輩がいます。

が、そもそも過去の統計データは過去のものであり、この先の未来も
同じ値動きをするという保証には全くなりません。

法則性を見つけ出して少しでも得をしたいという気持ちもわかるのですが、
もしそんな法則があるのなら、すでに世の中に知れ渡っていますよね。

なので、過去のデータをもとに「積立日のおすすめはいつだ」なんて
言っている人は相場が何によって動くかを知らないんでしょう。

あなたはなぜ投資信託の基準価額が上がったり、下がったりすると思いますか?

投資信託の基準価額が上がったり下がったりするのは、
その投資信託が今後値上がりするだろうと思う人が増え、
高くても買いたいという人が増えれば、基準価額は上がっていきます。

逆に、今後その投資信託が下がるだろうと思う人が増え、
安くても売りたいという人が増えると、基準価額は下がっていきます。

つまり投資信託のおすすめの積立日を議論するうえでは、
購入者の心理について考えなければ、いけないのです。

あえて投資信託の積立日でおすすめの日をあげるとするならば・・

正直、私は積立日については、いつでもそんなに変わらない
という立場の人間ですが、この記事を書いておいて、
あいまいなまま終わらせるのもいまいちなので、
自分がいつに設定しているのかと、その根拠を書いておきます。

私は投資信託の積立日を23日に設定しています。
これは、以下、2つの理由から。

まず大半の人は投資信託の積立日についてそんなに意識していません。
そうすると、投資信託購入時を思い出していただくとよくわかりますが、
積立日の設定はデフォルトが「1日」に設定されています。

なので、大半の人は積立日を「1日」のままにしています。
つまり、「1日」は投資信託の積立をしている人が該当の投資信託を
購入するため、基準価額が他の日より上がりやすいことになります。

もう1点は、多くのブログで給料日の数日後に積立日を設定するのが
おすすめといったことを書いています。たしかに積立金が不足していては
話になりませんから、もっともな話です。

ここから言えるのは、給料日は25日や月末の企業が多いので、
そこから数日後に積立日を設定している人が多いということです。

すると、26~29日くらいの間に積立日を設定している人が多いと考えられ、
このあたりの日付も投資信託の購入者が多いため、
基準価額が他の日より上がりやすくなります。

この2点の理由から26~4日あたりを、投資信託の積立日に設定している
人が多いと考えられますので、この数日前に買っておこうということです。

多くの人が積立投資を設定している日は購入量が増えますから、
基準価額が高くなってしまう可能性が高いです。
つまり高値で購入することになってしまいます。

それなのであれば、多くのひとが購入する前に買っておけば、
少しは低い基準価額で投資信託を購入することができますよね。

まとめ

つらつらと書きましたが、あくまでもこれは
「あえて投資信託の積立日のおすすめ日を言うなら」の話です。
実際は、他の要因も複数絡んでいるため、一概には言えないでしょうが。

ただ、投資をしていく上で、重要な考え方ですが、
自分が「この投資信託をいつ買うのがいいか」という視点ではなく、
自分以外の人が「この投資信託をいつ買うか」という視点を常に持つことで、
相場が上昇・下落する前に波にのれるようになってきます。

ぜひ参考にしてみてくださいね。