日経225オプション

オプションで大損する典型的なパターン

私も過去に何度か経験したことがありますが、オプション取引の典型的な負け方は証拠金不足による強制ロスカットです。

例えば、日経平均の現在値が28000円として、日経平均から5000円や6000円下の権利行使価格のプットオプションであれば、SQまでにITMになる可能性は限りなく低いです。そのため、このプットをたくさん売れば、儲かるのではないかと考え、例えば、権利行使価格が22000のプットオプションを10円で20枚等売ったとします。

プット側は証拠金も少なくて済むので、大した証拠金がなくても20枚売れてしまいます。実際にはかなりリスクを取ったポジションであるにもかかわらず、何度かは利益が出てしまうのでタチが悪いのですが、何度か勝ててしまうと、自分にはトレードのセンスがあると勘違いをして、同じ方法で取引を続けます。

ただし、年に1回程度、大きく下落する時が必ずあります。そうすると、今まで何ともなかった必要証拠金が急激に膨れ上がります。日経平均が、権利行使価格22000には、ほど遠い25000くらいだったとしても、28000から例えば3日で3000円下落するようなことがあれば、証拠金は跳ね上がり、たいていここで証拠金が不足して強制ロスカットされます。

SQまで持ち続けることができれば、22000円を下回る可能性はかなり低いので、利益を得られるのですが、たいていはその前に証拠金が足りなくなり、強制的にロスカットされて大損してしまうわけです。

これはなかなか口で言っても、伝わらず、何度か実際に自分で経験してみないことには、実感が湧かないかもしれませんが、証拠金が追い込まれてヒリヒリした感覚を何度か経験したことがある人であれば、間違いなく「そうだよね」となるあるある話です。

ですので、オプション取引においては、証拠金の管理がとても重要になります。欲に目がくらみ、ポジションを取り過ぎると、何回かは勝てますが、どこかで証拠金が不足して、必ずやられますので、ご注意ください。

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ネコみたいに気楽に生きたい投資マニア いの

【理論より実践】で役立つ投資情報を配信中。投資歴20年超。元大手証券マン。投資経験は100案件超。 【保有資格】1級ファイナンシャルプランニング/プライマリープライベートバンカー/MBA/証券外務員一種/宅地建物取引士/AFP/相続診断士/競売不動産取扱主任者/

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