オプション取引は金融派生商品(デリバティブ)の一種です。派生商品って何?と思う方もいるかもしれませんが、一例をあげるとすれば、ゼリーのようなものです。
水にゼラチンを加えると「ゼリー」という別の食べ物が生まれます。ゼリーは水がないと作れませんので、ゼリーは水から派生した商品と言えます。つまり、「水」という原資産から派生した商品ということですね。
デリバティブは、知名度は低いですが、色々な商品があり、主なデリバティブには以下のようなものがあります。
オプションにはどんな種類がある?
またオプション取引と一言で言っても、実はかなり幅広く色々なオプションが取引できます。(一部の証券会社しか取り扱っていないものも多いので、知名度はかなり低いですが)
日経225オプションは流動性が大きく、ネット証券の多くが取引対応しているため、オプションの中では一番知名度が高くなっています。
よくバイナリー・オプションと勘違いをしている方がいるのですが、バイナリー・オプションは数分後の為替が上がるか下がるかを予測するただのギャンブルです。
参加者が勝てる仕組みになっていないので、機関投資家と呼ばれるような巨額資金を動かしている投資家が入ってくることはまずありません。一方で、デリバティブは、多くの機関投資家が積極的に取引する主戦場となっています。
何を言いたいかと言うと、オプションは、株や投資信託と並び、真っ当な金融商品であるということです。