誰しも豊かな生活を送りたいと思っていますが、そもそも
豊かな生活を送るためには何が必要でしょうか。

一般的にはお金だとか、時間と答える方が多いと思います。

しかし、いくらお金や時間があったとしても、満たされた
生活を送るにはそれだけでは足りません。

今日は過去の偉人の言葉を引用して、豊かな生活を送る
ための秘訣をお話ししたいと思います。

老子の言葉

紀元前6世紀ごろの中国の哲学者に老子という人物がいました。

学校の勉強でも出てくる人物ですので、名前を聞いたことが
ある人も多いのではないでしょうか。

老子の名言は今でも多くの書籍に残されていますが、その
言葉の一つに『知足者富』(足るを知る者は富む)という
ものがあります。

ものが溢れている現代社会で豊かに生きるためには、この
『足るを知る』という考え方がとても重要になります。

いくらお金があっても、浪費をすることは簡単です。

外食でも旅行でも日々の買い物でも、値段が高いものは
世の中に溢れています。

すべてのもので高く良いものを追求していくと、お金は
いくらあっても不足するように感じてしまいます。

一見すると、お金持ちは皆、豊かな生活を送っているように
見えます。

しかし、その内心では、「お金がもっと欲しい。もっと
欲しい」と、傍から見ると十分豊かな生活をしているように
見えても、心は貧しい人がたくさんいるのが実情なのです。

自分の足元を見る

『足るを知る者は富む』の本質は、ただただ身の程をわきまえろ
という意味ではありません。

贅沢をしなければ良いというわけではなく、身の回りにある
自分が持つ素晴らしいものに気づきましょう、という意味も
含まれています。

「これで良い」ではなく「これが良い」と思うこと。

積極的に自分のまわりにあることを肯定していくことが、
豊かな人生に繋がるのではないでしょうか。

私の場合も、仕事で使うスーツや靴にはお金をかけますが、
普段着はユニクロの服をよく身に付けています。

またディナーも時には数万円するレストランに行きますが、
普段は自宅でご飯を食べたり、地元の安くて美味しい居酒屋に
行くことで十分満たされています。

お金の使い方も「足るを知る」ことを意識すると非常に
豊かになります。

何気ない日常の中で、ときどき非日常なおお金の使い方を
すると、私はとても感情的に満足することが多いです。

これも当然人によって、どこで豊かさを感じるかは違うと
思いますが、「自分が幸せな生活を送れているな」と
思えるお金の使い方を把握すると、より人生が楽しくなる
と思います。

自分の「足る」状態がどのようなときなのか、一度考えて
みてはいかがでしょうか?

自分にとって大切なものは?

と、ここまでは「足る」ことの重要性をお話ししましたが、
とは言っても、お金があることで選択肢が広がるという事実
は変わりません。

ですので、私は、経済的な豊かさを満たす手段として投資を
お勧めすることが多いです。

ただ、投資をする場合でも自分の足元をしっかり見て、豊かな
生活を送るために必要なお金を把握している人と

自分の「足る」を把握していない人では、投資の成功率が
変わってきます。

ただただ、お金を殖やしたい、ただただ働かないで得られる
お金が欲しい、という欲だけで行動してしまうと、

その行動には際限がなくなり、どこかのタイミングでギャン
ブルに近い投資に手を出してしまい、資産を失うことになり
ます。

結局、いつまで経ってもお金が貯まることはありません。

一方、自分には月20万円のキャッシュフローさえあれば、
自分が最低限満足のいく生活ができるし、時間も自由に
使えるので、まずはその状態を目指したい。

というように、自分の「足る」を知り、そこに向けて行動が
できる人というのは、自分に大切なものが何なのかを理解
しているので、

不必要に高いリスクをとることもなく、自分に必要なリスク
だけを取れるので、運用もうまくいくことが多いです。

足るを知り自身の足元をしっかり見つめることで、投資も
上手に行うことができることでしょう。

投資の力を利用して豊かになる上で、この考え方は身に着けて
おくと良いのではないでしょうか。