投資をしていると、目先の株価の動きにどうしても気持
ちが揺さぶられます。

特に2020年3月に起きたコロナショックは今でこそ、かな
り反発して戻してきましたが、当時の下落スピードはま
さに史上初といっても過言ではないスピードで下落が続
きました。

サーキットブレーカーと言って、株式市場で行き過ぎた
下落もしくは上昇が起きると、取引が強制停止される制
度があるのですが、コロナショックではなんと1週間で3
度も発動しました。

本来、サーキットブレーカーというのは、投資家の行き
過ぎた買いや売りを抑えるためのものであり、投資家の
頭を冷やす効果が期待されていました。

しかし、コロナショックでは、不安が不安を呼び、サー
キットブレーカーが1週間に3度も発生するという前代未
聞の相場となったわけです。

2017年~2020年3月までの株式相場はかなり堅調に推移し
ていたこともあり、多くの投資家が株や投資信託を保有
していたと思います。

しかし、連日連夜の下落が続き、それまでの含み益が一
瞬にして±0、もしくはマイナスになりました。

この下落をみて、多くの個人投資家は精神的に耐えられ
ず、保有ポジションを全部売却、もしくは一部売却した
人も多いと思います。

そんなコロナショックで資産を売却してしまった人に贈
りたいのが「辛抱する木に金がなる」という格言です。

トレーダーは別として、株や投資信託を保有している人
の多くは、中長期での企業の成長を期待して投資をして
いるはずです。

ですので、短期的に相場が下落したからといって、慌て
ふためくのではなく、「辛抱する木に金がなる」という
格言にもあるとおり、じっと我慢して、保有を続けてく
ださい。

過去に何度も何度も大きな下落相場はありました。

しかし、ほぼすべてのケースにおいて、相場はもとの水
準まで戻して、さらに上昇しています。

投資に求められるのは、どんな相場に直面しようと冷静
でいられる精神力(メンタル)です。

ぜひ下落相場に自分が直面して、含み損を抱えることが
あったら、「この我慢している期間がいずれ大きな利益
になるんだ」と思い、ブレない投資を貫いてほしいと思
います。