トランプ政権になってからというもの、トランプ氏の発言で
株式市場が大きく揺れ動く相場が続いていますが、米国株市場
は上下をしながらも高値を更新つづけており、非常に好調です。

近年では、米国株への投資と言っても、超低コストのインデッ
クスファンドに注目が集まりがちな中で、ティー・ロウ・プラ
イスから新しく米国株に投資するアクティブファンドが登場し
ました。

何より、設定してすぐに1000億円を超える規模の純資産とな
っており、多くの投資家が注目していることがわかります。

果たして、どのようなファンドなのか今日は徹底分析していきます。


ティー・ロウ・プライス米国成長株式ファンド『アメリカン・ロイヤルロード』の基本情報

投資対象は?

アメリカン・ロイヤルロードの投資対象は米国株式の中でも
成長性が高いと判断させる企業に投資をしていきます。

ポートフォリオの構築段階では、銘柄を70~120銘柄に絞り
込みます。

以下のように、持続成長、循環成長、特殊な成長という切り
口で銘柄を選定し、全体として安定な運用を目指します。


※引用:交付目論見書

純資産総額は?

続いて、純資産総額はどうなっているか見てみましょう。

純資産総額というのは、あなたを含めた投資家から集めた
資金の総額だと思ってください。

ファンドの純資産総額が小さいと、適切なタイミングで銘柄
を入れ替えることができなかったり、純資産総額が大きく
減少していると、ファンドの組み替えがうまくできず、予期
せぬマイナスを生む可能性がありますので、事前に確認すべき
ポイントの1つです。

アメリカン・ロイヤルロードの純資産は1カ月もたたない
うちに1600億円までの規模になっています。

これは販売会社のみずほ銀行とみずほ証券が相当力をいれて
販売しているということです。

実質コストは?

私たちが支払うコストには、目論見書に記載の信託報酬以外に、
株式売買委託手数料や、保管費用、印刷費用などが含まれています。

そのため、実際に支払うコストは、目論見書記載の額より高く
なるのが通例で、実際にかかる実質コストをもとに投資判断を
しなければなりません。

まだ運用報告書が出ていないので、実質コストはわかりませんが、
少なくとも購入時手数料で3.3%、信託報酬が1.463%と近年低コスト
のインデックスファンドがこれだけ出てきている中で、強気な設定
をしています。

ティー・ロウ・プライス米国成長株式ファンド『アメリカン・ロイヤルロード』の評価分析

アメリカン・ロイヤルロードの期待リターンは?

将来のリターンはわかりませんが、アメリカン・ロイヤル
ロードの運用戦略で過去20年間運用した場合のリターンの
シミュレーション結果が載っています。

たぶん一番ベストな結果が出たときのパフォーマンスを載せ
ているので、そのまま信用してはいけませんが、参考には
なる数字です。

もし、本当に米国株式インデックス(S&P500)に勝るリターンが
実現できるとすれば、これは投資価値があるといえます。

まだ運用が始まってから数日しか経っていませんが、S&P500に
連動するインデックスファンドの中ではコストが最安値の
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)と比較をしてみました。

結果は今のところ、順調にeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を
上回っています。

今後のパフォーマンスに期待していきたいと思います。