あなたが将棋のプロ棋士のどちらが勝つかを予想する
として、10年間上位にランクインし続けているプロ棋士
と、今年調子がよく上位にランクインしたプロ棋士の
どちらに賭けたいと思いますか?

 

多くの人は、10年間勝ち続けているプロ棋士のほうに
賭けたいと思うでしょう。

 

それと同じように投資信託においても、単年の利回りで
見てしまうと、たまたま運用がうまくいったという
リスクをぬぐい切れません。

 

その点、10年間のリターンで上位に食い込める投資
信託はたまたま運用がうまくいったということだけ
では片づけられない何かしらの優位性が必ず存在します。

 

もちろん、10年平均利回りだけでなく、直近の運用
状況も確認する必要はありますが、中長期で期待が
持てるファンドを選定したいということであれば、
今日紹介するファンドを候補にするのが一番よいと
思います。

 

今日は、米国株式ファンドについて、詳しく分析
していきます。

 

 

米国株式ファンドの10年平均利回りランキングを発表!

米国株式ファンドは現在210本あります。

 

米国株式ファンドの定義は組入比率の75%以上が
米国株のファンドです。

 

そのうち10年前から運用されているファンドは
実は17本しかありません。

 

その中で、2010年9月~2020年8月末までの10年間で
リターンの高かった順にランキングにしました。

 

さて、どういった投資信託がランクインしているので
しょうか?

 

直近は運用体制が変わり、パフォーマンスがいまいちに
なっていることもありますので、10年平均利回りだけで
なく、直近の1年や3年の平均利回りも併せて確認しておき
ましょう。

 

中には、純資産総額が非常に小さく、今から投資を
するのは、あまりおすすめできないものも含まれます。

 

そのため、1つ1つ全ファンドを見るのも大変だと思いますので、
少なくとも、純資産総額が100億円以上あるファンドで、人気の
高いものを私がピックアップして分析記事を作成しました.

 

以下のリンクが張ってあるページが該当するファンドになります。

 

順位 銘柄 10年平均利回り
1 米国NASDAQオープンBコース 19.33%
2 AB・米国成長株投信Bコース 18.65%
3 netWIN GSテクノロジー株式ファンド B 18.46%
4 アメリカンパワー 17.33%
5 UBS 次世代テクノロジー・ファンド 16.62%
6 三菱UFJ NASDAQオープンBコース 16.32%
7 野村 クラウド&スマート関連株投信Bコース 15.27%
8 ワールド・ゲノムテクノロジーBコース 15.03%
9 ピクテ・バイオ医薬品ファンド(毎月)H無 14.34%
10 アメリカン・ドリーム・ファンド 14.22%
11 BR 米国小型成長株式オープンA(H無) 13.90%
12 SMTAM ダウ・ジョーンズインデックスF 13.61%
13 グレートイーグル 13.43%
14 フィデリティ・米国優良株・ファンド 13.28%
15 JA 海外株式ファンド 11.21%
16 損保ジャパン-TCW外国株式ファンドBコース 9.61%
17 BR・USベーシック・バリュー 9.28%

※2010年9月~2020年8月末
※為替ヘッジ無のファンドが対象
※分配型、資産成長型など同じファンドで2つのファンドがランクインしている場合、パフォーマンスの高いほうを採用。
※通貨選択型のファンドは為替の影響を大きく受けているので、除外しています。

 

もともとは先進国株式で単一国のランキングにしようと
思っていたのですが、実質的に米国株式しか上位に
ランクインしてこないくらい、米国株式ファンドは優秀です。

 

当時はまだ日本でも米国株ブームが来ていなかったので、
ファンドの本数が少ないわけですが、昔も今も非常に優れた
ファンドが多いのがこのカテゴリーです。

 

米国株式ファンドランキングの中で一番おすすめの投資信託は?

ランキングの中でも特に私がおすすめする投資信託を
紹介します。

 

それはアライアンス・バーンスタインの米国成長株投信
Bコース
です。

 

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBも非常に
優秀なファンドで甲乙つけがたいのですが、今回は
私も保有しているということで米国成長株投信を
選出しました。

 

過去10年間のパフォーマンスを見れば、文句を言う人は
誰もいないでしょう。

 

年間利回り
2020年 9.91%(1-6月)
2019年 32.30%
2018年 ▲1.80%
2017年 27.29%
2016年 ▲2.42%
2015年 10.80%
2014年 31.54%
2013年 64.72%
2012年 26.30%
2011年 ▲8.64%

 

もう少し詳しくアライアンス・バーンスタインの
米国成長株投信Bコースについて知りたいという方は
以下をご覧ください。

AB 米国成長株投信 Bコースの評価や評判は?果たして投資価値はあるのか?

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

近年、日本でも米国株ブームが到来しており、個人の
投資家が気軽に米国株にアクセスできるようになりました。

 

そして、近年パフォーマンスの優れたファンドはたいてい、
米国株の比率が高くなっています。

 

ぜひ国内ファンドだけでなく、海外にも目を向けるきっかけに
なればと思います。

 

とは言っても、国内株式でも先進国株式に分散できるファンドでも
10年平均利回りが優秀なファンドは存在します。

 

ぜひそちらも併せて検討してみてはいかがでしょうか。

 

◆国内大型株式ファンドのおすすめは?10年平均利回りランキング ベスト20を発表!

 

◆国内中小型株式ファンドのおすすめはどれ?10年平均利回りランキング ベスト20を発表!

 

◆先進国株式ファンドのおすすめはどれ?10年平均利回りランキングを発表!

 

投信運用は長期投資が前提なので、つい出口戦略を
考えずに投資をしてしまいがちです。

しかし、「投資は出口戦略にあり」と言われるほど、
重要なテーマです。

ぜひこれを機会に投資の出口戦略を考えてみて
ください。

>>ここまで考えるのが本当の資産運用。多くの投資家が考えられていない投信運用の出口戦略とは

 

最後に、投信運用には多くのメリットもありますが、
当然ながら、弱点もあります。

今も私は投信運用を続けてはいますが、私がなぜ
投資信託の運用を主軸におかなくなったのか。

その理由をこちらで話をしています。

>>私が痛感する投資信託の限界。多くの投資家が見逃している投信運用の弱点