NYダウを中心にアクティブ運用をしていく
次世代米国代表株ファンド『メジャー・リーダー』。

 

手法はオーソドックスでありながら、米国株が好調なので、
高いパフォーマンスが期待できます。

 

「メジャー・リーダーって投資対象としてどうなの?」

「メジャー・リーダーって持ってて大丈夫なの?」

「メジャー・リーダーより良いファンドってある?」

 

といったことでお悩みの方は、この記事を最後まで読めば、
悩みは解消すると思います。

 

今日は、次世代米国代表株ファンド『メジャー・リーダー』の評判や
今後の見通しについて徹底的に分析していきます。

 

 

次世代米国代表株ファンド『メジャー・リーダー』の基本情報

投資対象は?

まず投資対象は、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NY・ダウ)に
おける構成銘柄を参考に、米国の株式約30種に投資を行います。

 

ダウ・ジョーンズ工業株価平均とは、ダウ・ジョーンズが米国を
代表する30銘柄を選定し、指数化したものです。

 

実際に組入れられている銘柄数は現在30銘柄となっており、
ほぼNY・ダウの構成銘柄となっています。

 

1位のマイクロソフトはご存知のとおりワードやエクセルといった
ソフトを販売する会社です。

 

2位のホーム・デポは人気のシステムキッチンやシステムバスが
住宅リフォームの小売りチェーンです。

 

3位のユナイテッドヘルス・グループは消費者向けの医療給付や、
高齢者向けの健康管理サービスを提供しています。

 

とにかく世界的にも名だたる企業しか入っていないと
思ってください。

 


※引用:マンスリーレポート

 

純資産総額は?

続いて、純資産総額はどうなっているか見てみましょう。

 

純資産総額というのは、あなたを含めた投資家から集めた資金の
総額だと思ってください。

 

ファンドの純資産総額が小さいと、適切なタイミングで銘柄を入れ
替えることができなかったり、純資産総額が大きく減少していると、
ファンドの組み替えがうまくできず、予期せぬマイナスを生む可能性が
ありますので、事前に確認すべきポイントの1つです。

まさか知らない?絶対知っておきたい純資産総額のマメ知識

 

次世代米国代表株ファンド『メジャー・リーダー』は2017年頃から
純資産の伸びが止まっており、現在は380億円ほどの規模になって
います。規模としては、特に心配はありませんね。

 


※引用:マンスリーレポート

 

実質コストは?

私たちが支払うコストには、目論見書に記載の信託報酬以外に、
株式売買委託手数料や、保管費用、印刷費用などが含まれています。

 

そのため、実際に支払うコストは、目論見書記載の額より高くなるのが通例で、
実際にかかる実質コストをもとに投資判断をしなければなりません。

信託報酬を信用するな。知らないうちに差し引かれている実質コストの調べ方

 

次世代米国代表株ファンド『メジャー・リーダー』の実質コストは、
1.885%とかなり高いです。

 

実質、NYダウをベンチマークとしたインデックスファンドの
ようなものなので、これはボッタクリとしかいえませんね。

 

購入時手数料 3.3%(税込)
信託報酬 1.595%(税込)
信託財産留保額 0
実質コスト 1.885%(概算値)

※引用:最新運用報告書

 

ファンドの運用で成果を出すために一番大事なことは何ですか?
と聞かれてあなたは何と答えますか?

もし『ファンド選び』だと思ったとしたら、あなたはドツボに
はまっていますので、こちらの記事を読んでみてください。

>>無料ファンド相談から見えた。多くの人が気づいていない投信運用で成果を阻む9つの誤り

 

次世代米国代表株ファンド『メジャー・リーダー』の評価分析

基準価額をどう見る?

次世代米国代表株ファンド『メジャー・リーダー』の基準価額は
10,000円を若干割り込んでいます。

 

ただ、分配金を受け取らずに再投資して運用した場合の基準価額(青線)
を見ると、3年間で約20%は上昇しています。

 

メジャー・リーダーは基準価額が10,000円を越えた部分について
分配を出すような方針なので、基準価額は10,000円近辺を推移する
のは仕組上、仕方ないですね。

 


※引用:モーニングスター

 

利回りはどれくらい?

続いて、メジャー・リーダーの利回りを見てみましょう。

 

直近1年間の利回りは6.44%と可もなく不可もなくといった
利回りです。

 

3年、5年平均利回りを見ても、年平均利回りが6%を超えており、
安定的なパフォーマンスを出していることがわかります。

 

ちなみにあなたは実質利回りの計算方法はすでに理解していますか?
もし、理解していないのであれば、必ず理解しておいてください。

これがわかっていないとマズイ。実質利回りの計算方法。

平均利回り
1年 6.44%
3年 6.02%
5年 8.45%
10年

※2020年10月時点

 

10年間高いパフォーマンスを出し続けている優秀なファンド達も
参考にしてみてください。

10年間圧倒的に高いリターンを出している海外株式ファンドランキング

 

同カテゴリー内での利回りランキングは?

次世代米国代表株ファンド『メジャー・リーダー』は、優れた
ファンドが多い国際株式の北米株カテゴリーに属しています。

 

投資をするのであれば、同カテゴリーでも優秀なパフォーマンス
のファンドに投資をしたいと思うので、同カテゴリー内での
パフォーマンスのランキングを調べました。

 

次世代米国代表株ファンド『メジャー・リーダー』は、
どの期間においても上位40%程度にランクインしており、
悪くはないのですが、まだほかに優れたファンドが多数
あることがわかります。

 

上位●%
1年 46%
3年 42%
5年 37%
10年

※2020年10月時点

 

年別のパフォーマンスは?

次世代米国代表株ファンド『メジャー・リーダー』の年別の
パフォーマンスを見てみましょう。

 

2016年、2018年はマイナスとなっていますが、2017年、
2019年は優れた成果を残しており、決して悪くありません。

 

年間利回り
2020年 2.21%(1-9月)
2019年 22.50%
2018年 ▲9.63%
2017年 24.67%
2016年 ▲0.56%

※2020年10月時点

 

投信運用は長期投資が前提なので、つい出口戦略を
考えずに投資をしてしまいがちです。

しかし、「投資は出口戦略にあり」と言われるほど、
重要なテーマです。

ぜひこれを機会に投資の出口戦略を考えてみて
ください。

>>ここまで考えるのが本当の資産運用。多くの投資家が考えられていない投信運用の出口戦略とは

 

インデックスファンドとのパフォーマンス比較

次世代米国代表株ファンド『メジャー・リーダー』に投資を
検討するのであれば、同じように米国株式に投資をしている
インデックスファンドと運用実績を比較しておいて損はありません。

 

今回は、次世代米国代表株ファンド『メジャー・リーダー』と
同じく北米株で構成されているiFree NYダウ・インデックス
パフォーマンスを比較してみました。

 

結果はiFree NYダウ・インデックスのほうが上回っており、
これでは、高いコストを支払ってまでアクティブファンドに
投資をする理由がありません。

 


※引用:モーニングスター

 

メジャーリーダー iFree NYダウ
1年 6.44% 2.10%
3年 6.02% 6.65%
5年 8.45%
10年

※2020年10月時点

 

類似ファンドとのパフォーマンス比較

アクティブファンドに投資をするのであれば、他のアクティブ
ファンドとパフォーマンスを比較しておいて損はありません。

 

今回は、北米ファンドで何度も優秀ファンド賞を受賞をしたこと
があるアライアンス・バーンスタインの米国成長株投信Bコース
と比較をしてみました。

 

米国成長株投信はかなり優秀なファンドなので、仕方ない部分も
ありますが、ここまで差が開いていると、あえてメジャーリーダー
を選択する理由がなくなりますね。

 

投資をするのであれば、米国成長株投信のようなファンドに
投資をしたいものです。

 


※引用:モーニングスター

 

さきほどのグラフは3年間の比較でしたが、5年の比較で見ても、
メジャーリーダーは大きく差を付けられています。

 

メジャーリーダー 米国成長株投信
1年 6.44% 30.41%
3年 6.02% 17.66%
5年 8.45% 15.97%
10年 18.96%

※2020年10月時点

 

最大下落率はどれくらい?

投資をするにあたって、気にあるのがどの程度下落するかでしょう。
標準偏差である程度は理解できるものの、やはり実際に下落したかは
気になります。

 

次世代米国代表株ファンド『メジャー・リーダー』は2015年7月~2016年
6月までの1年間で▲18.47%下落をしています。

 

ファンドの運用においては、大きく下落することもありますが、
長期保有をすることでしっかりプラスのリターンが出ていますので、
くれぐれもパニック売りはしないようにしてください。

 

最大下落率を知ってしまうと、少し足が止まってしまうかもしれません。
しかし、以下のことをしっかり理解しておけば、元本割れの可能性を
限りなく低くすることが可能です。

元本割れを回避するためにできるたったひとつのこととは?

期間 下落率
1カ月 ▲13.99%
3カ月 ▲21.55%
6カ月 ▲18.60%
12カ月 ▲18.47%

※引用:2020年10月時点

 

分配金の推移は?

メジャー・リーダーの分配金は年4回(3、6、9、12月)行われます。
2016年以外は毎年1000円程度の分配がなされており、分配金目当ての
投資家から人気を集めているようです。

 

ただ、2019年は2018年のパフォーマンスがマイナスだったこともあり、
分配がされていません。

 

ただ、このブログでは何度も言っていますが、分配金は受け取らずに
再投資したほうが投資効率は確実に高くなります。

計算するとよくわかる!分配金を受け取ることによるデメリットとは?

分配金
2020年 243円(1-9月)
2019年 231円
2018年 839円
2017年 1,681円
2016年 0円
2015年 1,050円

※2020年10月

積立NISAとiDeCoの対応状況は?

積立NISAやiDeCoで積立投資を検討している人も多いと
思います。

 

そこで、積立NISAやiDeCoの対応状況をまとめました。

積立NISA iDeCo
× ×

※2020年10月時点

 

評判はどう?

ネットでの書き込みなどで調べる方法もありますが、評判を知るうえで
一番役に立つのが、月次の資金流出入額でしょう。

 

資金が流入しているということは、それだけこのファンドを購入
している人が多いということなので、評判が良いということです。

 

次世代米国代表株ファンド『メジャー・リーダー』は2018年以外、
資金が流出超過となっており、お世辞にも評判が良いとはいえません。

 


※引用:モーニングスター

 

次世代米国代表株ファンド『メジャー・リーダー』の今後の見通し

このブログでも何度も紹介していますが、NYダウというのは非常に
優れた指標です。この指標をベンチマークとして採用しているのは
悪くないと思います。

 

しかし、NYダウをベンチマークとするインデックスファンドが現在では、
格安で購入できるようになり、パフォーマンスが圧倒的に優れているなら
まだしも、インデックスファンドに負けるような運用しています。

 

また、S&P500に連動するアクティブファンドと比較をしても、パフォー
マンスでかなり劣るため、あえてメジャー・リーダーに投資をする
価値があるのかと言うと、ないでしょう。

 

次世代米国代表株ファンド『メジャー・リーダー』への投資を検討
しているのであれば、インデックスファンドに投資をするか、より
パフォーマンスの優れたアクティブファンドに投資をしてください。

 

 

最後に、投信運用には多くのメリットもありますが、
当然ながら、弱点もあります。

今も私は投信運用を続けてはいますが、私がなぜ
投資信託の運用を主軸におかなくなったのか。

その理由をこちらで話をしています。

>>私が痛感する投資信託の限界。多くの投資家が見逃している投信運用の弱点