20年近く前に設定されたテーマ型ファンドで、未だに高いパフォー
マンスを出し続けているnetWIN GS・インターネット戦略ファンドB。

 

当時はまだインターネットが普及しておらず、まさに今から普及して
いくであろうというタイミングだったわけですが、先見の明があった
と言えます。

 

今日は、netWIN GS・インターネット戦略ファンドBの評価や評判を
独自の目線で分析していきます。

 

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBの基本情報

投資対象は?

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBの投資対象は、
米国を中心とした「インターネット・トールキーパー」企業の
株式に投資をすることにより長期的な成長を目指します。

 

「インターネット・トールキーパー」企業とは、インターネットの
世界において、高速道路などの料金所のように交通量「売上数量」や
通行料「価格」の値上げによって、収益をあげることのできる企業の
ことです。

 

具体的に組入銘柄を見たほうがイメージできるので、見ていきましょう。

 

現在37銘柄でかなり銘柄数を絞り込んでおり、その上位10社が
以下になります。

 

名だたる企業が並んでいますね。

 

コロナ前と比較してもほとんどの銘柄を入れ替えておらず、情報通信系
の企業はコロナ禍でも大きな影響を受けずに堅調に推移していることを
物語っています。

2020年1月 2020年7月
1 マイクロソフト マイクロソフト
2 アルファベット アップル
3 アマゾン アルファベット
4 ビザ アマゾン
5 フェイスブック ビザ
6 アップル フェイスブック
7 アドビ ペイパル
8 アンフェノール アドビ
9 フィデリティ・ナショナル・インフォメーション アンフェノール
10 シスコシステムズ テキサス・インスツルメンツ
銘柄数 35銘柄 37銘柄

※引用:マンスリーレポート

 

純資産総額は?

続いて、netWIN GS・インターネット戦略ファンドBの純資産総額は
どうなっているか見てみましょう。純資産総額というのは、
あなたを含めた投資家から集めた資金の総額だと思ってください。

 

ファンドの純資産総額が小さいと、適切なタイミングで銘柄を入れ
替えることができなかったり、純資産総額が大きく減少していると、
ファンドの組み替えがうまくできず、予期せぬマイナスを生む可能性
がありますので、事前に確認すべきポイントの1つです。

まさか知らない?絶対知っておきたい純資産総額のマメ知識

 

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBは4600億円にまで大きく
なっており、規模のデメリットはありません。

 

実質コストは?

私たちが支払うコストには、目論見書に記載の信託報酬以外に、
株式売買委託手数料や、保管費用、印刷費用などが含まれています。

 

そのため、実際に支払うコストは、目論見書記載の額より高くなる
のが通例で、実際にかかる実質コストをもとに投資判断をしなければ
なりません。

信託報酬を信用するな。知らないうちに差し引かれている実質コストの調べ方

 

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBの実質コストは2.12%と
なっており、かなり割高の手数料となっています。

 

購入時手数料もかかってきますので、本当に良いと思わない限りは
投資しないようにしましょう。

購入時手数料 3.3%(税込)※上限
信託報酬 2.09%(税込)
信託財産留保額 0.3%
実質コスト 2.12%(概算値)

※引用:最新運用報告書

 

実質コスト以外にも、多くの投資家が気づいていない
投信運用での成果を出すのに妨げとなる間違った考え方
をまとめました。参考にしてください。

無料ファンド相談から見えた。多くの人が気づいていない投信運用で成果を阻む9つの誤り

 

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBの評価分析

基準価額の推移は?

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBの基準価額は
大きな下落を繰り返しながらも、堅調に推移しています。

 

コロナショックで20%近く下落しましたが、すでに、
コロナ前の高値を更新しており、米国株の強さが
ここでも顕著に表れています。

 


※引用:モーニングスター

 

利回りはどれくらい?

続いて、netWIN GS・インターネット戦略ファンドBの利回りを
見てみましょう。

 

直近1年間の利回りは25%を超えており、とても高いパフォーマンス
となっています。

 

3年、5年、10年平均利回りを見ても、年平均利回りが15%を超えており、
圧倒的に優れた成果を残しています。

 

ちなみにあなたは実質利回りの計算方法はすでに理解していますか?
もし、理解していないのであれば、必ず理解しておいてください。

これがわかっていないとマズイ。実質利回りの計算方法。

平均利回り 2020年1月 2020年7月
1年 36.09% 25.89%
3年 20.94% 20.38%
5年 13.71% 15.95%
10年 16.04% 18.60%

※2020年7月時点

 

10年間高いパフォーマンスを出し続けている優秀なファンド達も
参考にしてみてください。

10年間圧倒的に高いリターンを出している海外株式ファンドランキング

 

同カテゴリー内における利回りランキング(上位●%)の変化

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBは、優れたファンドが
多い国際株式の北米株カテゴリーに属しています。

 

投資をするのであれば、同カテゴリーでも優秀なパフォ
ーマンスのファンドに投資をしたいと思うので、同カテゴリー
内でのパフォーマンスのランキングを調べました。

 

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBは、どの期間に
おいても上位10%にランクインしており、半年前と比べても
常に高いリターンを維持していることがわかります。

 

これくらい中長期で優れた成果を残し続けているファンドに
投資をしたいものです。

平均利回り(上位●%) 2020年1月 2020年7月
1年 8% 6%
3年 2% 1%
5年 2% 1%
10年 10% 10%

※2020年7月時点

 

年別のパフォーマンスは?

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBの年別のパフォーマンスを
見てみましょう。

 

2018年は、わずかにマイナスとなっていますが、それ以外の年では
安定的にプラスのリターンを残すことができています。

 

多くの株式ファンドが2018年は大きなマイナスとなった中で、
1%台に抑えている点はまさにお手本のような運用ができている
と言えます。

年間利回り
2020年 14.97%(1-6月)
2019年 36.09%
2018年 ▲1.48%
2017年 31.94%
2016年 0.63%
2015年 6.81%
2014年 27.60%

※2020年7月時点

 

投信運用は長期投資が前提なので、つい出口戦略を
考えずに投資をしてしまいがちです。

しかし、「投資は出口戦略にあり」と言われるほど、
重要なテーマです。

ぜひこれを機会に投資の出口戦略を考えてみて
ください。

>>まさか考えたことがない?運用が成功するか失敗するかすべてのカギを握る投信運用の出口戦略

 

インデックスファンドとのパフォーマンス比較

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBに投資を検討するのであれば、
同じように米国株式に投資をしているインデックスファンドと運用実績を
比較しておいて損はありません。

 

今回は、netWIN GS・インターネット戦略ファンドBと同じく北米株で
構成されているiFree S&P500インデックスとパフォーマンスを比較して
みました。

 

結果は見事に、netWIN GS・インターネット戦略ファンドBのほうが上回って
おり、投資するに値するアクティブファンドであることがわかります。

 


※引用:モーニングスター

 

netWIN B iFree S&P500
1年 25.89% 5.93%
3年 20.38%
5年 15.95%
10年 18.60%

※2020年7月時点

 

類似ファンドとのパフォーマンス比較

アクティブファンドに投資をするのであれば、他のアクティブ
ファンドとパフォーマンスを比較しておいて損はありません。

 

今回は、北米ファンドで何度も優秀ファンド賞を受賞をしたこと
があるアライアンス・バーンスタインの米国成長株投信Bコース
と比較をしてみました。

 

かなり競ってはいますが、終始、netWIN(黄線)がパフォーマンス
で上回っていることがわかります。

 

どちらも非常に優秀なファンドなのですが、それでも大きな差を
つけているので、いかにnetWIN GS・インターネット戦略ファンドBが
優れたファンドであるかがよくわかります。

 


※引用:モーニングスター

 

さきほどのグラフは3年間の比較でしたが、5年、10年の比較をしてみても、
やはりnetWIN GS・インターネット戦略ファンドBのほうがパフォーマンス
で上回っていることがわかります。

netWIN B 米国成長株投信
1年 25.89% 22.09%
3年 20.38% 17.07%
5年 15.95% 12.49%
10年 18.60% 18.55%

※2020年7月時点

 

最大下落率はどれくらい?

投資をするにあたって、気にあるのがどの程度下落するかでしょう。
標準偏差である程度は理解できるものの、やはり実際に下落したかは
気になります。

 

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBは2000年10月~2001年9月
までの1年間で▲62.36%と大きな下落をしました。

 

ファンドの運用においては、大きく下落することもありますが、
長期保有をすることでしっかりプラスのリターンが出ていますので、
くれぐれもパニック売りはしないようにしてください。

 

最大下落率を知ってしまうと、少し足が止まってしまうかもしれません。
しかし、以下のことをしっかり理解しておけば、元本割れの可能性を
限りなく低くすることが可能です。

元本割れを回避するためにできるたったひとつのこととは?

期間 下落率
1カ月 ▲24.84%
3カ月 ▲46.75%
6カ月 ▲48.21%
12カ月 ▲62.36%

※2020年7月時点

 

分配金の推移は?

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBは年2回配当を行って
おり、毎年安定的に1000円程度の分配がされています。

 

安定的に高いリターンを維持できているからこそ、高い配当を
出し続けられています。

 

このブログでは何度も言っていますが、分配金は受け取らずに
再投資したほうが投資効率は確実に高くなります。

計算するとよくわかる!分配金を受け取ることによるデメリットとは?

分配金
2020年 500円(残1回)
2019年 1000円
2018年 1,000円
2017年 1,140円
2016年 780円
2015年 1,280円

※2020年1月時点

 

積立NISAとiDeCoの対応状況は?

積立NISAやiDeCoで積立投資を検討している人も多いと
思います。

 

そこで、積立NISAやiDeCoの対応状況をまとめました。

積立NISA iDeCo
× ×

※2020年7月時点

 

評判はどう?

ネットでの書き込みなどで調べる方法もありますが、評判を知る
うえで一番役に立つのが、月次の資金流出入額でしょう。

 

資金が流入しているということは、それだけこのファンドを購入
している人が多いということなので、評判が良いということです。

 

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBは2016年以降、毎月資金が
流入しており、人気が再燃したという形です。

 

直近でもほぼ毎月資金が流入しており、人気を維持しています。
こういったファンドが再度注目を集めるというのは、非常に良いことですね

 


※引用:モーニングスター

 

netWIN GS・インターネット戦略ファンドの評価まとめと今後の見通し

世界で様々な技術革新が起きていますが、その土台になっている
のがインターネットです。

 

今後、数十年でインターネットが他に置き換わるとは到底
考えられません。

 

また10年以上、高い運用実績を出している運用チームというのは、
必ず他とは違う優位性を持っています。

 

S&P500もかなり優れた指数ですが、それをはるかに超える
パフォーマンスを維持できている点やコロナショックからの
回復の速さも優れたファンドであることを証明しています。

 

米国成長株投信もそうですが、やはり銘柄をしっかりと調査し、
組み入れる銘柄数を絞り込んでいるファンドというのは、
コロナのような急落相場でもしっかりと基準価額を戻してくる
場合が多いです。

 

今後も、大きく下落する局面は何度も来ると思いますが、
過去10年以上しっかりパフォーマンスを残してくれていますので、
今後もうまく乗り切ってくれるファンドでしょう。

 

アクティブファンドへの投資を検討しているのであれば、
ぜひ検討したい一本と言えます。

 

 

最後に、投信運用には多くのメリットもありますが、
当然ながら、弱点もあります。

今も私は投信運用を続けてはいますが、私がなぜ
投資信託の運用を主軸におかなくなったのか。

その理由をこちらで話をしています。

>>私が痛感する投資信託の限界。多くの投資家が見逃している投信運用の弱点