10年平均利回りランキングは多くの方から好評をいただきましたが、
一方で、最近のファンドが全く入っていないので、最近設定された
ファンドはどうなんだ?というお声をいただくことがあります。

 

そこで、3年以上運用実績があるファンドの中でのランキングを
新たに作成しました。

 

3年というのは明確に何か根拠があるわけではないのですが、
投信業界ではよく、新設ファンドは3年は様子をみようと
いう格言めいた言葉がありますので、3年としています。

 

今回は先進国株式のランキングを見ていきますが、先進国株式
ファンドというのは、以下の22か国を中心に投資をしていく
ファンドを指します。

 

オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、
フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、
日本、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、スペイン、
スウェーデン、スイス、英国、米国、ルクセンブルク、ギリシャ、
ポルトガル

 

さて、どんなファンドがランクインしているのか早速見て、
いきましょう。

 

 

先進国株式ファンドの3年平均利回りランキングを発表!

先進国株式ファンドは現在403本あります。

 

その中で、2010年9月~2020年8月末までの3年間で
リターンの高かった上位20社をランキングにしました。

 

さて、どういった投資信託がランクインしているので
しょうか?

 

中には、純資産総額が非常に小さく、今から投資を
するのは、あまりおすすめできないものも含まれます。

 

そのため、1つ1つ全ファンドを見るのも大変だと思いますので、
少なくとも、純資産総額が100億円以上あるファンドで、人気の
高いものを私がピックアップして分析記事を作成しました.

 

以下のリンクが張ってあるページが該当するファンドになります。

 

順位 銘柄 3年平均利回り
1 グローバル・フィンテック株式ファンド 26.50%
2 野村 世界業種別投資シリーズ(半導体) 18.07%
3 未来の世界 18.06%
4 グローバル・スマート・イノベーション(年2回) 17.33%
5 iTrustロボ 15.70%
6 BR・ゴールド・メタル・オープンBコース 15.45%
7 野村 SNS関連株投資Bコース 15.18%
8 ブラックロック・ゴールド・ファンド 15.18%
9 ミレニアルズ 14.98%
10 大和住銀 DC海外株式アクティブファンド 14.97%
11 グローバル・ベスト・ファンド 14.61%
12 ダイワ・グローバルIoT関連株 14.41%
13 グローバル・セキュリティ株式(3カ月決算) 13.02%
14 ぽちたま 12.91%
15 ロボット・テクノロジー関連株 12.47%
16 DCIグロース 11.92%
17 三菱UFJ 海外株式オープン 11.80%
18 BR・ヘルスサイエンス・ファンド 11.07%
19 GGO 11.07%
20 グローバル株式トップフォーカス 10.85%

※2010年9月~2020年8月

 

まず注目したい点としては、3年平均利回りで見ると、
上位20ファンドはすべて10%を超えています。

 

特に、1位のグローバル・フィンテック株式ファンド
利回りは異常としか言いようがありません。

 

そして、もう1つ注目すべきは、上位20ファンドの中に
MSCIコクサイに連動するインデックスファンドが1つも
入ってきていないということです。

 

急落相場が来ると、アクティブファンドのほうがパフォー
マンスが良くなるので、その影響もありますが、今後、
アクティブファンドへ注目が集まってくるかもしれません。

 

また国内大型株ファンドとパフォーマンスを比較すると、
3年間の平均利回りは2倍近く違います。

 

国内株式に投資をしたくなる気持ちはわかるのですが、
これだけ差がつくとなると、先進国株式中心に運用を
したほうが賢明ですね。

 

10年平均利回りで上位にランクインしていた大和住銀
DC海外株式アクティブファンド
もかなり優秀なファンド
ですので、一度見ておいたほうが良いでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

100億円以上の資金が集まっているファンドも半数近く
ある中で、パフォーマンスは優れているにもかかわらず、
まったく日の目を見ないファンドもあります。

 

もちろん、100億円以上集まっていてパフォーマンスも
優れているファンドに投資をしたほうがコストを抑えられ
ますし、おすすめですが、

 

もっと優秀なアクティブファンドにも注目が集まっても
よいと思っています。

 

高いコストを支払って高いリターンを狙っていくことは、
しないほうがいいのか、あなたなりに持論をもって投資
ができるようになると、リターンもついてくるように
なるでしょう。

 

投信運用は長期投資が前提なので、つい出口戦略を
考えずに投資をしてしまいがちです。

しかし、「投資は出口戦略にあり」と言われるほど、
重要なテーマです。

ぜひこれを機会に投資の出口戦略を考えてみて
ください。

>>まさか考えたことがない?運用が成功するか失敗するかすべてのカギを握る投信運用の出口戦略

 

最後に、投信運用には多くのメリットもありますが、
当然ながら、弱点もあります。

今も私は投信運用を続けてはいますが、私がなぜ
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その理由をこちらで話をしています。

>>私が痛感する投資信託の限界。多くの投資家が見逃している投信運用の弱点