今日は先進国株式ファンドの10年間リターンランキングと
おすすめの投資信託を紹介していきます。

先進国株式ファンドというのは、以下の22か国を中心に
投資をしていくファンドを指します。

オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、
フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、
日本、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、スペイン、
スウェーデン、スイス、英国、米国、ルクセンブルク、ギリシャ、ポルトガル

単年で見てしまうと、どうしてもたまたま運用がうまく
いったというリスクをぬぐい切れません。

その点、10年間のリターンで上位に食い込める投資信託は
たまたま運用がうまくいったということだけでは片づけら
れない何かしらの優位性が必ず存在します。

先進国株式ファンドにおいても色々と特徴がありましたので、
そのあたりを見ていきましょう。


先進国株式ファンドの10年平均利回りランキングを発表!

先進国株式ファンドは現在403本あります。

その中で、2011年10月~2021年9月末までの10年間で
リターンの高かった上位20社をランキングにしました。

さて、どういった投資信託がランクインしているので
しょうか?

直近は運用体制が変わり、パフォーマンスがいまいちに
なっていることもありますので、10年平均利回りだけで
なく、直近の1年や3年の平均利回りも併せて確認して
おきましょう。

中には、純資産総額が非常に小さく、今から投資を
するのは、あまりおすすめできないものも含まれます。

そのため、1つ1つ全ファンドを見るのも大変だと思いますので、
少なくとも、純資産総額が300億円以上あるファンドで、人気の
高いものを私がピックアップして分析記事を作成しました.

以下のリンクが張ってあるページが該当するファンドになります。

順位 銘柄 10年平均利回り
1 野村 世界業種別投資シリーズ(半導体) 25.81%
2 大和住銀 DC海外株式アクティブファンド 20.51%
3 グローバル・ベスト・ファンド 19.85%
4 DCIグロース 19.38%
5 健次 17.88%
6 健太 17.65%
7 野村 アクア投資Bコース 17.20%
8 セゾン 資産形成の達人ファンド 17.15%
9 三菱UFJ 海外株式オープン 17.10%
10 AB・G・グロース・オポチュニティーズ 17.01%
11 東京海上S・外国株式インデックス 16.66%
12 外国株式指数ファンド 16.63%
13 野村 グローバスSBI100 16.61%
14 外国株式インデックスe 16.57%
15 SMT グローバル株式インデックス 16.53%
16 野村 世界業種別投資シリーズ(ヘルスケア) 16.47%
17 DIAM 外国株式パッシブ・ファンド 16.46%
18 野村 外国株式インデックスファンド 16.43%
19 eMAXIS 先進国株式インデックス 16.37%
20 インベスコ MSCIコクサイ・インデックス 16.35%

※2011年10月~2021年9月末時点
※為替ヘッジ無のファンドが対象
※分配型、資産成長型など同じファンドで2つのファンドがランクインしている場合、パフォーマンスの高いほうを採用。
※通貨選択型のファンドは為替の影響を大きく受けているので、除外しています。

まず注目したい点としては、10年平均利回りでみると、
すべてのファンドで16%以上となっています。

特に16%台はパフォーマンスが類似しているのですが、
これは11位以降のファンドの多くがMSCIコクサイ・
インデックスをベンチマークとするインデックス
ファンドだからです。

ちなみに10年前のインデックスファンドなので、近年の
インデックスファンドと比較するとかなり割高です。

間違って、投資しないようにしてください。

そう考えると、先進国株式のアクティブファンドで、
好成績を収めているファンドは本当にわずかである
ことがわかります。

先進国株のアクティブファンドに投資をするのであれば、
大和住銀・DC・海外株式アクティブファンドもしくは、
セゾン資産形成の達人ファンドあたりでしょうか。

正直、先進国株式については、インデックスファンドでも
十分だと思います。

MSCIコクサイをベンチマークとしていて、超低コストの
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスたわらノーロ
ード先進国株式
ニッセイ 外国株式インデックスあたりに
投資をするのが賢明でしょう。

ちなみに直近3年間で高いパフォーマンスを出している
ファンドをこちらに一覧化しています。

10年間の平均利回りだけでなく、直近3年の平均利回りが
高いファンドも比較してみてください。

先進国株式ファンドのおすすめはどれ?3年平均利回りランキング ベスト20を発表!

先進国株式ファンドランキングの中で一番おすすめの投資信託は?

ランキングの中でも特に私がおすすめする投資信託を
紹介します。

堅苦しい名前がついているのと、あまり馴染みがない
名前なので、ご存じの方のほうが少ないかもしれませんが、
大和住銀DC海外株式アクティブファンドです。

有名という意味では、セゾン投資の資産形成の達人ファンド
のほうが知名度は圧倒的に高いと思いますが、パフォーマンス
では劣っています。

さきほども言った通り、先進国株式に投資をするのであれば、
インデックスファンドでも十分ですが、

ただインデックスファンドに投資をするだけでは面白くない
と思う人や、もう少しリターンが欲しいというような人は、
大和住銀DC海外株式アクティブファンドのようなファンドに
一部資金を投じても面白いと思います。

年間利回り
2021年 +17.15%(1-6月)
2020年 +39.03%
2019年 +32.93%
2018年 ▲8.48%
2017年 +25.87%
2016年 +0.64%

まとめ

いかがでしたでしょうか?

先進国株式ファンドというのは、まさに投資の
王道たる運用方法です。

急激に資産が増加するということはありませんが、
世界経済の成長に合わせて、着実に資産を形成する
ことが可能です。

ただし、MSCIコクサイにパフォーマンスで勝てている
ファンドは本当にごくわずかしかありませんので、無理
にアクティブファンドを選択する必要はありません。

またこれ以上の高いリターンを狙うとなると、海外株式
では難しくやはり国内中小型株ファンドに投資をしてい
くことになるでしょう。

国内中小型株式 投資信託のおすすめはどれ?10年平均利回りランキング ベスト20を発表!

投信運用は長期投資が前提なので、つい出口戦略を
考えずに投資をしてしまいがちです。

しかし、「投資は出口戦略にあり」と言われるほど、
重要なテーマです。

ぜひこれを機会に投資の出口戦略を考えてみて
ください。

>>ここまで考えるのが本当の資産運用。多くの投資家が考えられていない投信運用の出口戦略とは

最後に、投信運用には多くのメリットもありますが、
当然ながら、弱点もあります。

今も私は投信運用を続けてはいますが、私がなぜ
投資信託の運用を主軸におかなくなったのか。

その理由をこちらで話をしています。

>>なぜ私が投信運用に限界を感じたのか。多くの投資家が見逃している投信運用の弱点