以前、紹介した国内中小型株式ファンド 10年平均利回りランキング
ベスト20
は非常に好評だったのですが、一方で10年間の運用実績がない
とランクインできないということで、もう少し最近のランキングが
欲しいと言う声をいただきました。

もちろん10年間高いパフォーマンスを発揮しつづけているファンドに
投資をするのが安心ではありますが、10年の運用期間がないけれども、
非常に優秀な成果を残しているファンドもいくつか存在します。

特に国内小型株ファンドはリスクは大きいですが、優れたファンドも
非常に多いのが特徴です。

単年だけでは、その投資信託の運用の巧拙はわかりませんが、最低3年
あればある程度優れたファンドかどうかは判断ができます。そこで、
今回は国内小型株式ファンドの中で3年平均利回りでランキング付けを
行いました。

今回は、2016年2月~2019年1月までの3年間でパフォーマンスが
優れていたファンドをランキングにしています。

さて、今勢いのあるファンドにはどのようなファンドがランクイン
しているのでしょうか?

※なお、通貨選択型のファンドは為替要因が大きく、ファンドの地力を
判断できませんので、除外しています。

国内小型株式ファンド 3年平均利回りランキング ベスト20

順位 銘柄 3年平均利回り
1 グローイング・ベンチャー 30.45%
2 グローイング・アップ 29.59%
3 jcool 28.92%
4 東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン 28.55%
5 センバツ 21.57%
6 椿 20.83%
7 日本新興株オープン 20.24%
8 ザ・ファンド@マネックス 20.00%
9 J-フロンティア 19.94%
10 DIAM 新興市場日本株ファンド 19.69%
11
jnext 19.09%
12
グローイング・カバーズ 18.70%
13
価値発掘 17.97%
14
風物語 16.84%
15
MHAM 日本成長株オープン 16.75%
16
波物語 16.73%
17
JASDAQオープン 15.75%
18
大和住銀 日本小型株ファンド 15.59%
19
三井住友・中小型株ファンド 15.49%
20
J-Stockアクティブ・オープン 15.40%

※2016年2月~2019年1月

見事1位を獲得したのは、日興アセットの日興グローイング・ベンチャー
ファンド『愛称:グローイング・ベンチャー』
です。

3年間の平均利回りが30.45%ということで、もし3年前に投資をしていたら、
資金が2倍近くにまでなっていました。

グローイング・ベンチャーがここまで高い運用実績を残せているのは、
エンジェルジャパン・アセットというブティック型の投資顧問会社から
投資助言を受けているからです。

エンジェルジャパン・アセットと言えば、国内小型企業のリサーチに
おいて非常に優秀であるというのが業界の共通認識なのですが、何より
凄いのは、TOP20のうち6ファンドがエンジェルジャパン・アセットの
投資助言を受けているという事実です。

具体的には、グローイング・ベンチャーグローイング・アップjcool
センバツ、jnextグローイング・カバーズの6ファンドです。

国内大型株式ランキングと比較するとよくわかりますが、3年間の平均
利回りは2倍以上差がついています。

もちろん、相場が大きく下落したときは、大きく下落してしまいますが、
2018年の大きな下落を込みで考えても、このパフォーマンスを残している
というのは、投資家からすると非常に魅力的ですね。

実際、ベスト20にランクインしているファンドのうち10本以上が、
国内中小型株10年平均利回りランキングで見ても、TOP20に
ランクインしています。

つまり、優れたファンドは優れた結果を出し続けているということです。
リスクは大きいので、フルインベストメントはおすすめしませんが、
ポートフォリオの一部に1本くらいは組入れておきたいところです。

近年勢いがあるという点でピックアップしてみると、モーニングスター
Fund of the Year2018
で最優秀賞を獲得した東京海上・ジャパン・オーナーズ
株式オープン
も見事ランクインしています。

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンは、株式市場がかなり
苦戦を強いられる中、国内株ファンドで唯一プラスのリターンを残した
ファンドです。

小型株ファンドはただでさえ下落幅が大きくなる中で、下落相場に強い
というのは、非常に評価できるポイントです。

そして、もう一本。モーニングスター Fund of theYear 2017で優秀賞を
受賞したのが、女性活躍応援ファンド『愛称:椿』です。

椿は女性の活躍を推進する企業や女性の社会進出を助ける企業、女性に
人気の商品やサービスを提供する企業に特化して投資をしていきます。

アクティブファンドであるにもかかわらず、つみたて椿という名前で
新ファンドを設定するなど、大和投信に力の入れようがよくわかる一本です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

日経平均に連動するインデックスファンドの3年平均利回りが7~7.5%
ですので、国内小型株に投資をしていれば、はるかに高いパフォーマ
ンスが期待できます。

リスクが高いから恐いと思われがちですが、中長期でみれば、しっかり
プラスのリターンを残していますので、自己資金の一部を投資するに
値するファンドラインナップだと思います。