今日は外国債券型投資信託の10年平均利回りランキングと
おすすめの投資信託を紹介していきます。

債券と聞くと株式型の投資信託よりリスクが低くて安全だと
思ってしまいがちですが、一概にそうは言えないので注意が必要です。

債券ファンドの仕組みをあまり理解せず、ただ高い利回りだから
ということで投資をしている人も多数いますが、どういったリスクが
あるのかしっかり把握したうえで投資をすることをおすすめします。

さてどういった投資信託がランクインしているのでしょうか?

2018年 外国債券型投資信託の10年平均利回りランキングを発表!

2009年4月~2018年3月末までの10年間でリターンの高かった上位20社を
ランキングにしました。さて、どういった投資信託がランクインしているのでしょうか?

順位 銘柄 運用会社 10年平均利回り
1 エマージング・ソブリン(1年決算型) 三菱UFJ国際 7.08%
2 花ボンド ゴールドマン 6.98%
3 受取物語 三菱UFJ国際 6.13%
4 米国優先証券オープン 野村 6.04%
5 ピムコ・エマージング・ボンドA(H無) 三菱UFJ国際 5.91%
6 JPM 新興国ソブリン・オープン JPモルガン 5.89%
7 フロンティア・ワールド・インカム・ファンド アセマネOne 5.86%
8 NK・コンパス<羅針盤> アライアンス 5.68%
9 エマージング債券ファンド(毎月分配型) 大和住銀 5.64%
10 日興ピムコ・Hインカム・S毎(米ドル) 日興 5.53%
11 ピムコ ハイ・インカム毎月分配型ファンド 三菱UFJ国際 5.48%
12 ピュアリゾート パインブリッジ 5.42%
13 野村 新興国債券投信Bコース(毎月分配型) 野村 5.41%
14 ドルの贈り物 ピクテ 5.41%
15 T.ロウ・プライスUSインカムファンド 大和住銀 5.01%
16 悠々債券 フィデリティ 4.88%
17 ノムラ ファンドマスターズ世界債券Bコース 野村 4.68%
18 インベスコ インカムセレクトファンド インベスコ 4.54%
19 ハイブリッド・インカムオープン 野村 4.54%
20 ニッセイ/パトナム・インカムオープン ニッセイ 4.30%

まず、特徴として、新興国債券の投資信託が上位にランクインしています。

新興国債券は先進国債券と比べるとリスクが大きいので、うまく運用が
できれば、それだけリターンも大きくなるということです。ただ、
想定以上に基準価額は値動きしますので、その点は注意が必要です。

組み入れ銘柄を見てみると、投資不適格であるBB以下の債券も散見されます。
多くの債券に分散しているので、仮に1国または1社がデフォルトして、
債券の価値が紙切れになったとしても、そこまで大きなダメージはありませんが、
最悪デフォルトのリスクだけはあるということを念頭において投資をするように
しましょう。

※2000年に入ってからは6か国(ベリーズ、ドミニカ、コートジボワール、
ウクライナ、エクアドル、ギリシャ)あります。

 

外国債券型投資信託の上位20社の平均利回りは?

20社の10年間の平均リターンは5.52%となりました。
債券でこれだけのリターンがあれば、とても魅力的ですね。

 

外国債券型ランキングの中でおすすめの投資信託は?

債券ファンド自体、私はあまりおすすめしないのですが、
あえてあげるとすれば、エマージング・ソブリン(1年決算型)ということになるでしょう。

5年平均利回りは+6.97%、10年平均利回りは+6.61%とかなり高いです。
カテゴリー内のランキングもほぼトップクラスとなっています。

エマージング・ソブリン(1年決算型)は、新興国が発行する米ドル建ての
ソブリン債や準ソブリン債に投資をしています。投資先としては、
ハンガリー、アゼルバイジャン、クロアチア、コートジボワール等の
比率が高くなっていますね。

実質的に運用を行っているのは、ウェリントン・マネージメント・カンパニーで、
1928年に創業した米国最古の運用機関の1つです。

三菱UFJ国際投信が運用しているとなると心許ないですが、
こういった実力のある運用チームに運用してもらったほうがまだ安心できます。

短期的には、米国や欧州の金利施策の動向が気になるところですが、
世界経済全体で見ると、安定、改善基調にありますので、デフォルト等の
リスクもかなり限定されています。

直近の運用パフォーマンスはマイナスとなっていますが、こちらも回復していくでしょう。

ただし、何度も言いますが、新興国債券はリスクも高いです。
エマージング・ソブリン(1年決算型)は過去1年間で最大30%超の下落を記録したことも
あります。

ですので、くれぐれもポートフォリオの比率を高めて投資はしないようにしてください。