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フィデリティ世界バリュー株式ファンドBコースの評価や評判は?利回りはどう?

全世界の株式に投資をするとなれば、全世界株式(オールカントリー)に投資をするのが一般的です。ですが、さらにαを狙って投資ができるのがフィデリティのフィデリティ 世界バリュー株 Bコース(年2回決算・為替ヘッジなし)です。

果たして、フィデリティ 世界バリュー株 Bコースとはどのようなファンドなのか、徹底分析していきます。

「フィデリティ 世界バリュー株 Bコースって投資対象としてどうなの?」

「フィデリティ 世界バリュー株 Bコースって持ってて大丈夫なの?」

「フィデリティ 世界バリュー株 Bコースより良いファンドってある?」

といったことでお悩みの方は、この記事を最後まで読めば、悩みは解消すると思います。

フィデリティ世界バリュー株式ファンド Bコース(年2回決算・為替ヘッジなし)の基本情報

投資対象は?

フィデリティ 世界バリュー株 Bコースの投資対象は、全世界の株式です。本来の企業価値よりも割安に評価されている企業に投資をして、利益を狙っていきます。

国別の構成比率を見ると、全世界の株式を投資対象としている割には、米国の割合がかなり高くなっています。


※引用:マンスリーレポート

フィデリティ 世界バリュー株 Bコースの現在の組入銘柄数は203銘柄で構成されており、組入上位10銘柄は以下のようになっています。


※引用:マンスリーレポート

純資産総額は?

つづいて、フィデリティ 世界バリュー株 Bコースの純資産総額を見てみましょう。純資産総額というのは、あなたを含めた投資家から集めた資金の総額だと思ってください。

ファンドの純資産総額が小さいと、監査費用や印刷費用、その他諸経費が相対的に比率が高くなるので、実質コストが高くなりがちです。また会社としてもファンドの運用に人員を割けなくなるため、パフォーマンスが悪化する原因にもなります。

まさか知らない?絶対知っておきたい純資産総額のマメ知識

フィデリティ 世界バリュー株 Bコースの純資産総額は、現在450約億円です。規模としては問題ありませんが、純資産額は伸び悩んでいますね。


※引用:マンスリーレポート

実質コストは?

投資信託を運用する際には、購入時手数料や信託報酬以外にも、実際にはコストがかかっています。具体的には、株式売買手数料や有価証券取引税、印刷費用などが該当します。

これを実質コストと言いますが、実質コストが信託報酬よりもかなり高くなっていることもありますので、必ず事前に確認しておいたほうがよいポイントです。

信託報酬を信用するな。知らないうちに差し引かれている実質コストの調べ方

フィデリティ 世界バリュー株 Bコースの実質コストは1.793%となっており、かなり割高です。購入時手数料も3.3%しっかり取られるので、投資をする際は慎重に判断するようにしてください。

投資信託の手数料は安ければ安いほどいいという勘違い

購入時手数料 3.3%(税込)※上限
信託報酬 1.65%(税込)
信託財産留保額 なし
実質コスト 1.793%(概算値)

※引用:最新運用報告書

「ファンドの運用で成果を出すために一番大事なことは何ですか?」と聞かれてあなたは何と答えますか?

もし『ファンド選び』だと思ったとしたら、あなたはドツボに
はまっていますので、こちらの記事を読んでみてください。

>>無料ファンド相談から見えた。多くの人が気づいていない投信運用で成果を阻む9つの誤り

フィデリティ世界バリュー株式ファンド Bコース(年2回決算・為替ヘッジなし)の評価分析

基準価額をどう見る?

フィデリティ 世界バリュー株 Bコースの基準価額を見てみましょう。

大きく上下に変動していますが、右肩上がりに上昇を続けています。


※引用:ウエルスアドバイザー

利回りはどれくらい?

それでは、フィデリティ 世界バリュー株 Bコースの運用実績を見ていきます。

直近1年間の利回りは22.26%となっています。この利回りだけを見ると、かなり運用はうまく行っているように見えます。

ただし、この時点で良し悪しを判断するのは時期尚早です。他の類似ファンドとパフォーマンスを比較してから投資判断するようにしましょう。

平均利回り
1年 +22.26%
3年 -
5年 -
10年 -

※2023年10月時点

10年間高いパフォーマンスを出し続けている優秀なファンド達も参考にしてみてください。

10年間圧倒的に高いリターンを出している国内中小型株式ファンドランキング

同カテゴリー内での利回りランキングは?

フィデリティ 世界バリュー株 Bコースは、国際株式・北米カテゴリーに属しています。

投資をするのであれば、同カテゴリーでも優秀なパフォーマンスのファンドに投資をすべきなので、同カテゴリー内でもパフォーマンスのランキングは事前に調べておいて損はありません。

利回りが良く見えても、実は同カテゴリー内では、ランキングが低かったということがよくあります。

フィデリティ 世界バリュー株 Bコースの利回りは高く見えましたが、実際は平均よりも少し上程度でした。

上位●%
1年 44%
3年 -
5年 -
10年 -

※2023年10月時点

年別のパフォーマンスは?

フィデリティ 世界バリュー株 Bコースの年別の利回りを見てみましょう。

年別の運用利回りを見ることで、平均利回りを見るだけではわからない基準価額の変動の大きさを知ることができます。

まだ運用期間が短いので、ここからわかることはあまりありません。

年間利回り
2023年 +17.74%(1-9月)
2022年 +3.51%

※2023年10月時点

投信運用は長期投資が前提なので、つい出口戦略を考えずに投資をしてしまいがちです。

しかし、「投資は出口戦略にあり」と言われるほど、重要なテーマです。ぜひこれを機会に投資の出口戦略を考えてみてください。

>>まさか考えたことがない?運用が成功するか失敗するかすべてのカギを握る投信運用の出口戦略

インデックスファンドとのパフォーマンス比較

フィデリティ 世界バリュー株 Bコースに投資をするかを考える上で、超低コストで投資ができるインデックスファンドとパフォーマンスの比較は必須です。

パフォーマンスが大きく劣るようであれば、わざわざ高いコストを支払ってまで投資をする価値がないからです。

そこで、今回は、フィデリティ 世界バリュー株 Bコースと全世界の株式に投資ができるeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)とパフォーマンスを比較してみました。


※引用:ウエルスアドバイザー

直近3年間では、フィデリティ 世界バリュー株 Bコースのほうがパフォーマンスで上回っていることがわかります。ただし、まだ運用期間が短いこともあり、この比較だけで、フィデリティ 世界バリュー株 Bコースが優れているとは言いづらいですね。

年平均利回り フィデリティ 世界バリュー株 Bコース slim 全世界株式
1年 +22.26% +23.71%
3年 - +20.23%
5年 - -
10年 - -

※2023年10月時点

アクティブファンドとのパフォーマンス比較

フィデリティ 世界バリュー株 Bコースに投資をするかを検討するのであれば、アクティブファンドともパフォーマンスを比較しておきましょう。

投資信託は6000本以上ありますので、もっと優れたファンドが見つかるかもしれません。

今回は、全世界の株式に分散投資ができるということで人気の高いセゾン投信の資産形成の達人ファンドとパフォーマンスを比較しました。


※引用:ウエルスアドバイザー

直近3年間では、フィデリティ 世界バリュー株 Bコースのほうが大きくリードしています。運用期間が短いですが、悪くないパフォーマンスであることは間違いないですね。

年平均利回り フィデリティ 世界バリュー株 Bコース 資産形成の達人
1年 +22.26% +20.46%
3年 - +15.09%
5年 - +9.75%
10年 - +11.73%

※2023年10月時点

最大下落率は?

投資信託は最低でも5~10年は投資をする気でなければ、投資をする意味がありませんが、その最大の障壁となりえるのが、資産の減少です。

特に20%や30%の下落相場を始めて経験すると、資産の減少額に耐えきれなくなり、本来手放すべきタイミングではないときに慌てて売却してしまいがちです。

そのため、事前にどの程度下落する可能性があるのかを知っておくことで、急落相場に遭遇しても、精神的に余裕を持って投資を続けられます。

それでは、フィデリティ 世界バリュー株 Bコースの最大下落率を調べてみましょう。

期間 下落率
1カ月 ▲10.29%
3カ月 ▲6.61%
6カ月 ▲9.97%
12カ月 ▲4.82%

※2023年10月時点

フィデリティ 世界バリュー株 Bコースの最大下落率は2023年3月で▲10.29%となっています。まだ運用期間が短いので、これくらいの下落で済んでいますね。

最大下落率を知ってしまうと、少し足が止まってしまうかもしれません。しかし、以下のことをしっかり理解しておけば、元本割れの可能性を
限りなく低くすることが可能です。

元本割れを回避するためにできるたったひとつのこととは?

評判はどう?

フィデリティ 世界バリュー株 Bコースの評判を確認する上で、毎月の資金の流出入が役立ちます。

資金流入が多くなっていれば、人気が出てきているファンドであるとわかりますし、流出が続いているようであれば、評判が悪くなっているファンドと言えます。

それでは、フィデリティ 世界バリュー株 Bコースの評判を見てみましょう。

2022年の後半に入ってからは資金が流出超過に転じており、評判はあまりよくないことがわかります。


※引用:ウエルスアドバイザー

NISAとiDeCoの対応状況は?

投資をしようとする際、NISAやiDeCoの制度を使って投資を検討している人も多いと思うので、NISAやiDeCoの対応状況を見ていきます。

フィデリティ 世界バリュー株 BコースはNISAのみ取り扱いがありますので、投資をする場合は積極的にこの制度を活用していきましょう。

NISA iDeCo
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※2023年10月時点

フィデリティ世界バリュー株式ファンド Bコース(年2回決算・為替ヘッジなし)の評価まとめと今後の見通し

いかがでしょうか?

アクティブファンドに投資をするのであれば、最低限、インテックスファンドよりもパフォーマンスが上回っている必要があります。

その点、フィデリティ 世界バリュー株 Bコースは運用期間は短いもののeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)を上回っているので、悪くありません。

ただ、全世界のバリュー株と謳っておきながら、実態は80%が米国株となっているので、米国株式のファンドと言っても差し支えない状況になっています。

ですので、全世界の株式に分散投資をしようと思って、このファンドを選ぼうと思っている人は注意するようにしてください。

最後に、投信運用には多くのメリットもありますが、当然ながら、弱点もあります。

今も私は投信運用を続けてはいますが、私がなぜ投資信託の運用を主軸におかなくなったのか。その理由をこちらで話をしています。

>>私が痛感する投資信託の限界。多くの投資家が見逃している投信運用の弱点

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ネコみたいに気楽に生きたい投資マニア いの

【理論より実践】で役立つ投資情報を配信中。投資歴20年超。元大手証券マン。投資経験は100案件超。 【保有資格】1級ファイナンシャルプランニング/プライマリープライベートバンカー/MBA/証券外務員一種/宅地建物取引士/AFP/相続診断士/競売不動産取扱主任者/

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