中長期で高いパフォーマンスを出しながらも、あまり注目を集めていない
DIAM 国内株オープン『自由演技』。

国内大型株を組み入れているファンドでは、中長期でTOPIXや日経225に
パフォーマンスで負けてしまうことが多い中で、着実に実績を積み重ねています。

今日は、DIAM 国内株オープン『自由演技』について徹底分析していきたいと思います。

DIAM 国内株オープン『自由演技』を保有中もしくは、購入を検討している方は
ぜひ参考にしてください。

DIAM 国内株オープン『自由演技』の基本情報

投資対象は?

DIAM 国内株オープン『自由演技』 の投資対象は、日本国内の株式です。
大型株、中小型株を機動的に入れ替え、TOPIXを上回るパフォーマンスを目指します。
運用のイメージとしては、大型株でTOPIXに連動するように銘柄を選定し、
中小型株で超過収益を狙っていくようなイメージです。

現在の組入銘柄数は141銘柄となっており、大型株55.2%、中型株17.0%、小型株27.8%と
なっています。

つづいて、組入上位銘柄を見てみましょう。
1位のエムアップはPC、携帯コンテンツ配信事業を展開しており、芸能人のファンサイトの
運営をメインで行っています。6位のホットリンクはソーシャルデータ・ビッグデータを
活用したマーケティング支援を行っている会社です.


※引用:マンスリーレポート

運用の特徴は?

ファンドマネジャーの酒井さんは、3500社を超す企業の決算をすべて
自らチェックしています。

よくいる日本のファンドマネジャーであれば、企業経営者との対話を重視し、
データでは測れない経営者の質などをじっくり見極めてから、投資判断を行いますが、
酒井さんの場合は、取引時間中に前日に決算を発表した銘柄について、株価の反応を
見て、素早い投資判断を心がけています。

決算説明会等には、ほとんど参加せず、引け後から翌日の寄り付きまでの間に、
前日に発表されたほぼすべての銘柄に目を通すことで、ファンドに組み入れる銘柄の
選択肢を広げています。

純資産総額は?

続いて、DIAM 国内株オープン『自由演技』 の純資産総額はどうなっているか
見てみましょう。純資産総額というのは、あなたを含めた投資家から集めた資金の総額だと
思ってください。

ファンドの純資産総額が小さいと、適切なタイミングで銘柄を入れ替えることが
できなかったり、純資産総額が大きく減少していると、ファンドの組み替えが
うまくできず、予期せぬマイナスを生む可能性がありますので、事前に確認すべき
ポイントの1つです。

まさか知らない?絶対知っておきたい純資産総額のマメ知識

DIAM 国内株オープン『自由演技』 は、2016年ごろから注目を集め始め、純資産を
大きく伸ばしています。現在278億円となっており、規模としては問題ありませんね。


※引用:マンスリーレポート

実質コストは?

私たちが支払うコストには、目論見書に記載の信託報酬以外に、株式売買委託手数料や、
保管費用、印刷費用などが含まれています。

そのため、実際に支払うコストは、目論見書記載の額より高くなるのが通例で、
実際にかかる実質コストをもとに投資判断をしなければなりません。

信託報酬を信用するな。知らないうちに差し引かれている実質コストの調べ方

DIAM 国内株オープン『自由演技』 の実質コストは1.921%と前期は2.116%だったので、
実質コストが1割ほど下がりました。

とは言っても、初期購入時手数料と合わせると5%を超えてきますので、
いくら良いファンドでも、慎重に選定する必要があります。

購入時手数料 3.24%(税込)
信託報酬 1.728%(税込)
信託財産留保額 0.3%
実質コスト 1.921%(概算値)

※引用:第18期 運用報告書(決算日2018年8月29日)

DIAM 国内株オープン『自由演技』の評価分析

基準価額をどう見る?

DIAM 国内株オープン『自由演技』 の基準価額は、2016年ごろから右肩上がりに
上昇していましたが、2018年以降は1月末の水準を超えることができていません。

国内大型株が中心のファンドはみなこのような状況ですので、仕方ないといえば
仕方ないですね。


※引用:モーニングスターWEBサイト

利回りはどれくらい?

DIAM 国内株オープン『自由演技』 の直近1年間の利回りは、▲3.42%となっています。
ただし、3年、5年、10年平均利回りを見ても、13%を超えてきています。

何より、カテゴリーのランキングが3年、5年、10年で上位1%となっており、
驚異的な実績となっています。

将来リターンについては、標準偏差から計算できますので、ご自身で計算してみてください。
計算方法に自信がない方はこちらをご参考に。

本当にできてる?標準偏差から予測する将来リターンの計算方法


※引用:モーニングスターWEBサイト

四半期別のパフォーマンスは?

DIAM 国内株オープン『自由演技』の四半期別のパフォーマンスを見てみると、
2014~2017年は毎年二桁以上の利益を出しています。

2018年はなかなか厳しい結果となりそうですが、過去5年はとにかく優れた
結果を残しています。


※引用:モーニングスターWEBサイト

インデックスファンドと比較

DIAM 国内株オープン『自由演技』は参考指標として、TOPIXを採用しているので、
TOPIXとのパフォーマンスを比較してみましょう。

ご覧のようにTOPIXをはるかに上回るパフォーマンスとなっているのがわかります。
これくらいTOPIXを上回っていると、アクティブファンドに投資をしてよかったと思いますね。


※引用:モーニングスターWEBサイト

最大下落率は?

投資を検討するうえで、標準偏差などから、価格変動の範囲をある程度は予想できますが、
やはり実際に下落した度合いをみたほうがイメージがわきます。

DIAM 国内株オープン『自由演技』 は、2007年11月~2008年10月末の間に
最大▲50.43%下落しています。リーマンショック級の大暴落が来ない限りは
大丈夫ですが、いくらパフォーマンスが良くても下落するときは下落します。

下落局面は精神的に耐えられるかが勝負なので、くれぐれもすぐに
売り払わないように注意しましょう。


※引用:モーニングスターWEBサイト

評判はどう?

DIAM 国内株オープン『自由演技』 の評判はネットでの書き込みなどで調べる方法も
ありますが、評判を知るうえで一番役に立つのが、月次の資金流出入額です。

資金が流入しているということは、それだけDIAM 国内株オープン『自由演技』 を
購入している人が多いということなので、評判がよくなっているということです。

DIAM 国内株オープン『自由演技』は、2017年以降ほとんど毎月資金が流入しており、
流入額も大きくなっていることから、注目が集まっていることがわかります。
ただ、優れたパフォーマンスの割りには、資金流入の額が小さいですね。


※引用:モーニングスターWEBサイト

DIAM 国内株オープン『自由演技』 の今後の見通し

10年以上、TOPIXをはるかに上回るパフォーマンスを出し続けていますので、
今後も年10%程度の利回りは期待してもよいと思います。

国内大型株の比率が高いファンドというのは、大半が日経平均に勝てていない
という現状がありますが、スパークスの厳選投資と並んで、日経平均を
アウトパフォームしている数少ないファンドです。

国内のインデックスファンドに投資するくらいであれば、
DIAM 国内株オープン『自由演技』への投資を検討したほうが間違いないですね。