20年近く前に設定されたテーマ型ファンドで、未だに高いパフォー
マンスを出し続けているnetWIN GS・インターネット戦略ファンドB。

当時はまだインターネットが普及しておらず、まさに今から普及して
いくであろうというタイミングだったわけですが、先見の明があった
と言えます。

今日は、netWIN GS・インターネット戦略ファンドBの評価や評判を
独自の目線で分析していきます。

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBの基本情報

投資対象は?

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBの投資対象は、
米国を中心とした「インターネット・トールキーパー」企業の
株式に投資をすることにより長期的な成長を目指します。

「インターネット・トールキーパー」企業とは、インターネットの
世界において、高速道路などの料金所のように交通量「売上数量」や
通行料「価格」の値上げによって、収益をあげることのできる企業の
ことです。

具体的に組入銘柄を見たほうがイメージできるので、見ていきましょう。

現在36銘柄でかなり銘柄数を絞り込んでおり、その上位10社が
以下になります。

名だたる企業が並んでいますね。

こういったインターネットの会員やユーザーが増えることで利益を
上げることができる企業に投資をしていくというわけです。


※引用:マンスリーレポート

ファンドの仕組みは?

ファンドの運用はファミリーファンド方式で行い、為替ヘッジありのAコースと
為替ヘッジなしのBコースにわかれます。


※引用:交付目論見書

純資産総額は?

続いて、netWIN GS・インターネット戦略ファンドBの純資産総額は
どうなっているか見てみましょう。純資産総額というのは、
あなたを含めた投資家から集めた資金の総額だと思ってください。

ファンドの純資産総額が小さいと、適切なタイミングで銘柄を入れ
替えることができなかったり、純資産総額が大きく減少していると、
ファンドの組み替えがうまくできず、予期せぬマイナスを生む可能性
がありますので、事前に確認すべきポイントの1つです。

まさか知らない?絶対知っておきたい純資産総額のマメ知識

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBは2500億円にまで大きく
なっており、規模のデメリットはありません。

実質コストは?

私たちが支払うコストには、目論見書に記載の信託報酬以外に、
株式売買委託手数料や、保管費用、印刷費用などが含まれています。

そのため、実際に支払うコストは、目論見書記載の額より高くなる
のが通例で、実際にかかる実質コストをもとに投資判断をしなければ
なりません。

信託報酬を信用するな。知らないうちに差し引かれている実質コストの調べ方

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBの実質コストは2.097%と
なっており、前期の2.114%から比べるとわずかに下がっています。

購入時手数料もかかってきますので、本当に良いと思わない限りは
投資しないようにしましょう。

購入時手数料 3.24%(税込)※上限
信託報酬 2.052%(税込)
信託財産留保額 0.3%
実質コスト 2.097%(概算値)

※引用:運用報告書(2018年11月30日)

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBの評価分析

基準価額の推移は?

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBの基準価額は13,000円
近辺です。

2017年に続き、2018年も10月までは好調に推移していましたが、
10月以降の世界同時株安の影響は避けきれませんでした。


※引用:モーニングスター

利回りはどれくらい?

続いて、netWIN GS・インターネット戦略ファンドBの利回りを
見てみましょう。

直近1年間の利回りは+▲1.48%と苦戦していますが、3年、5年、10年
平均利回りは10%を超えるリターンとなっています

何より、同カテゴリーのランキングで常にトップクラスを維持しており、
非常に優秀なファンドであることがわかります。

ちなみにあなたは実質利回りの計算方法はすでに理解していますか?
もし、理解していないのであれば、必ず理解しておいてください。

これがわかっていないとマズイ。実質利回りの計算方法。

平均利回り %ランク
1年 ▲1.48% 4%
3年 9.36% 1%
5年 12.26% 3%
10年 19.24% 6%

※2019年1月時点

標準偏差は?

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBの標準偏差を見てみると、
カテゴリー内では平均より少し後ろの順位となっています。

パフォーマンスが非常に優れていますので、基準価額の変動幅が
平均水準なのであれば、問題ないですね。

標準偏差から将来リターンがある程度予測できるのはご存じでしょうか?
まだ計算方法を知らないと言う方はこの機会に覚えておいてくださいね。

本当にできてる?標準偏差から予測する将来リターンの計算方法

標準偏差 %ランク
1年 19.52 59%
3年 18.04 61%
5年 18.56 62%
10年 20.86 77%

※2019年1月時点

年別のパフォーマンスは?

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBの年別のパフォーマンスを
見てみましょう。

2018年は、わずかにマイナスとなっていますが、それ以外の年では
安定的にプラスのリターンを残すことができています。

まさにお手本のような運用ができていると言えます。

年間利回り
2018年 ▲1.48%
2017年 31.94%
2016年 0.63%
2015年 6.81%
2014年 27.60%

※2019年1月時点

「アクティブファンドは儲からない」は嘘!私のファンド運用実績を㊙公開

インデックスファンドとのパフォーマンス比較

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBに投資を検討するのであれば、
同じように米国株式に投資をしているインデックスファンドと運用実績を
比較しておいて損はありません。

今回は、iFree S&P500インデックスとパフォーマンスを比較してみました。

結果は見事に、netWIN GS・インターネット戦略ファンドBのほうが上回って
おり、投資するに値するアクティブファンドであることがわかります。

最大下落率はどれくらい?

投資をするにあたって、気にあるのがどの程度下落するかでしょう。
標準偏差である程度は理解できるものの、やはり実際に下落したかは
気になります。

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBは2000年10月~2001年9月
までの1年間で▲62.36%と大きな下落をしました。

ファンドの運用においては、大きく下落することもありますが、
長期保有をすることでしっかりプラスのリターンが出ていますので、
くれぐれもパニック売りはしないようにしてください。

ただし、何も考えず保有し続けるのは厳禁です。

考えなしの長期保有が自分の首を絞める理由とは?

期間 下落率
1カ月 ▲24.84%
3カ月 ▲46.75%
6カ月 ▲48.21%
12カ月 ▲62.36%

※2019年1月時点

分配金の推移は?

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBは年2回配当を行って
おり、毎年安定的に1000円程度の分配がされています。

安定的に高いリターンを維持できているからこそ、高い配当を
出し続けられています。

分配金
2018年 1,000円
2017年 1,140円
2016年 780円
2015年 1,280円

※2019年1月時点

評判はどう?

ネットでの書き込みなどで調べる方法もありますが、評判を知る
うえで一番役に立つのが、月次の資金流出入額でしょう。

資金が流入しているということは、それだけこのファンドを購入
している人が多いということなので、評判が良いということです。

netWIN GS・インターネット戦略ファンドBは2016年以降、毎月資金が
流入しており、人気が再燃したという形です。

特に、直近の流入超過額が増加しており、多くの投資家から注目を
集めていることがわかります。

こういったファンドが再度注目を集めるというのは、非常に良いことですね


※引用:モーニングスター

netWIN GS・インターネット戦略ファンドの今後の見通し

世界で様々な技術革新が起きていますが、その土台になっている
のがインターネットです。

今後、数十年でインターネットが他に置き換わるとは到底考えられません。

また10年以上、高い運用実績を出している運用チームというのは、
必ず他とは違う優位性を持っています。

米国で成長が期待できる銘柄に絞り込んだファンドというのは、一番
成長が期待できると考えており、私の場合はアライアンスの米国成長株
投信に投資をしていますが、netWIN GS・インターネット戦略ファンドBも
今後が期待できるファンドの一つだと思います。