コロナショック以降、テクノロジー株は圧倒的な成長を
みせてきましたが、中でも大きく株価を伸ばしたのが、
Facebook、Amazon、Netflix、Googleといった企業です。

この頭文字をとったFANGを筆頭に、次世代テクノロジーを
ベースに高い将来性をもつ企業に投資をしていくのが、
大和アセットのiFreeNEXT FANG+インデックスです。

今日は、iFreeNEXT FANG+インデックスの評価や評判を
独自の目線で分析していきます。

「iFreeNEXT FANG+インデックスって投資対象としてどうなの?」

「iFreeNEXT FANG+インデックスって持ってて大丈夫なの?」

「iFreeNEXT FANG+インデックスより良いファンドってある?」

といったことでお悩みの方は、この記事を最後まで読めば、
悩みは解消すると思います。


iFreeNEXT FANG+インデックスの基本情報

投資対象は?

iFreeNEXT FANG+インデックスの投資対象は、NYSE FANG+指数を
構成する全銘柄に投資をしていきます。

NYSE FNAG+指数というのは、次世代テクノロジーをベースに、
グローバルな現代社会において人々の生活に大きな影響力を持ち、
高い知名度を有する米国上場企業を対象に構成された株価指数です。

国別の組み入れ比率は米国が約90%、中国が約10%となっています。


※引用:マンスリーレポート

iFreeNEXT FANG+インデックスの組入銘柄数は11銘柄で
上位10銘柄は以下のようになっています。

超大手企業のみで構成されており、あなたもほとんどの
企業の名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?


※引用:マンスリーレポート

つみたてNISAとiDeCoの対応状況は?

iFreeNEXT FANG+インデックスのつみたてNISAやiDeCoの
対応状況をみておきましょう。

残念ながら、どちらも対応はしていません。

つみたてNISA iDeCo
× ×

※2021年9月時点

純資産総額は?

続いて、iFreeNEXT FANG+インデックスの純資産総額は
どうなっているか見てみましょう。純資産総額というのは、
あなたを含めた投資家から集めた資金の総額だと思ってください。

純資産総額というのは、あなたを含めた投資家から集めた
資金の総額だと思ってください。

純資産総額は大きいほうが、ファンドマネージャーが資金
を運用する際に効率よくできたり、保管費用や監査費用が
相対的に低くなりますので、コストが低く抑えられます。

また投資信託の規模が小さくなると運用会社自体がその
投資信託に力を注がなくなりパフォーマンスが悪くなる
こともありますので注意が必要です。

まさか知らない?絶対知っておきたい純資産総額のマメ知識

iFreeNEXT FANG+インデックスは約190億円にまで大きく
なっており、非常に人気の高いファンドです。

規模のデメリットもありません。


※引用:マンスリーレポート

実質コストは?

私たちが支払うコストには、目論見書に記載の信託報酬
以外に、株式売買委託手数料や、保管費用、印刷費用など
が含まれています。

そのため、実際に支払うコストは、目論見書記載の額より
高くなるのが通例で、実際にかかる実質コストをもとに
投資判断をしなければなりません。

信託報酬を信用するな。知らないうちに差し引かれている実質コストの調べ方

iFreeNEXT FANG+インデックスの実質コストは1.06%と、
インデックスファンドの割にかなり割高となっています。

大して負荷の高い作業が必要でないにもかかわらず、この
手数料はかなり割高に感じますね。

購入時手数料
信託報酬 0.7755%(税込)
信託財産留保額
実質コスト 1.06%(概算値)

※引用:最新運用報告書

ファンドの運用で成果を出すために一番大事なことは何ですか?
と聞かれてあなたは何と答えますか?

もし『ファンド選び』だと思ったとしたら、あなたはドツボに
はまっていますので、こちらの記事を読んでみてください。

>>無料ファンド相談から見えた。多くの人が気づいていない投信運用で成果を阻む9つの誤り

iFreeNEXT FANG+インデックスの評価分析

基準価額をどう見る?

iFreeNEXT FANG+インデックスの基準価額は、コロナ
ショックで大きく下落しましたが、その下落をほとんど
意識させないくらいに大きく上昇しています。


※引用:モーニングスター

利回りはどれくらい?

続いて、iFreeNEXT FANG+インデックスの利回りを
見てみましょう。

直近1年間の利回りは35.81%で、3年平均利回りも25%を
超えています。

ただし、この利回りだけを見て、投資判断をするのは、
禁物です。しっかりと他のファンドをパフォーマンスを
比較してから投資をするようにしてください。

ちなみにあなたは実質利回りの計算方法はすでに理解していますか?
もし、理解していないのであれば、必ず理解しておいてください。

これがわかっていないとマズイ。実質利回りの計算方法。

平均利回り
1年 +35.81%
3年 +26.61%
5年
10年

※2021年9月時点

10年間高いパフォーマンスを出し続けている優秀なファンド達も
参考にしてみてください。

10年間圧倒的に高いリターンを出している海外株式ファンドランキング

同カテゴリー内での利回りランキングは?

iFreeNEXT FANG+インデックスは、優れたファンドが
多い国際株式の北米株カテゴリーに属しています。

投資をするのであれば、同カテゴリーでも優秀なパフォ
ーマンスのファンドに投資をしたいと思うので、同カテゴリー
内でのパフォーマンスのランキングを調べました。

iFreeNEXT FANG+インデックスは、直近1年間だけは
平均的な水準ですが、3年平均では上位10%に入っており、
非常に優秀なパフォーマンスです。

これくらい中長期で優れた成果を残し続けているファンドに
投資をしたいものです。

上位●%
1年 50%
3年 6%
5年
10年

※2021年9月時点

年別の運用利回りは?

iFreeNEXT FANG+インデックスの年別のパフォーマンスを
見てみましょう。

2019年、2020年、2021年と非常に優れたパフォーマンスと
なっています。

年間利回り
2021年 +20.33%(1-6月)
2020年 +38.26%
2019年 +37.93%

※2021年9月時点

投信運用は長期投資が前提なので、つい出口戦略を
考えずに投資をしてしまいがちです。

しかし、「投資は出口戦略にあり」と言われるほど、
重要なテーマです。

ぜひこれを機会に投資の出口戦略を考えてみて
ください。

>>ここまで考えるのが本当の資産運用。多くの投資家が考えられていない投信運用の出口戦略とは

インデックスファンドとの利回り比較

iFreeNEXT FANG+インデックスに投資を検討するのであれば、
同じように米国株式に投資をしているインデックスファンドと
運用実績を比較しておいて損はありません。

今回は、iFreeNEXT FANG+インデックスと同じく北米株で
構成されているeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とパフォーマンスを
比較してみました。


※引用:モーニングスター

結果は見事に、iFreeNEXT FANG+インデックスのほうが上回って
おり、少し高いコストを支払ってでも、投資するに値するファンド
であることがわかります。

iFreeNEXT FANG+ Slim 米国株式
1年 +35.81% +36.37%
3年 +26.61% +17.27%
5年
10年

※2021年9月時点

類似ファンドとの利回り比較

インデックスファンドに投資をするにしても、アクティブ
ファンドとパフォーマンスを比較してからでも遅くはありません。

今回は、北米ファンドで何度も優秀ファンド賞を受賞をしたこと
があるアライアンス・バーンスタインの米国成長株投信Bコース
と比較をしてみました。


※引用:モーニングスター

コロナ以降は、iFreeNEXT FANG+インデックスが
パフォーマンスで圧倒していることがわかります。

どちらも非常に優秀なファンドなのですが、それでも大きな差を
つけているので、いかにiFreeNEXT FANG+インデックスが
優れたファンドであるかがよくわかります。

より長期の利回りでのパフォーマンスも比較してみましょう。

iFreeNEXT FANG+ 米国成長株投信B
1年 +35.81% +35.47%
3年 +26.61% +23.86%
5年 +24.89%
10年 +23.51%

※2021年9月時点

最大下落率はどれくらい?

投資をするにあたって、気にあるのがどの程度下落するかでしょう。
標準偏差である程度は理解できるものの、やはり実際に下落したかは
気になります。

iFreeNEXT FANG+インデックスは2018年10月~2018年12月までの
3カ月で▲19.38%の下落を記録しています。

ファンドの運用においては、大きく下落することもありますが、
長期保有をすることでしっかりプラスのリターンが出ていますので、
くれぐれもパニック売りはしないようにしてください。

最大下落率を知ってしまうと、少し足が止まってしまうかもしれません。
しかし、以下のことをしっかり理解しておけば、元本割れの可能性を
限りなく低くすることが可能です。

元本割れを回避するためにできるたったひとつのこととは?

期間 下落率
1カ月 ▲10.99%
3カ月 ▲19.38%
6カ月 ▲6.72%
12カ月 ▲4.13%

※2021年9月時点

評判はどう?

ネットでの書き込みなどで調べる方法もありますが、評判を知る
うえで一番役に立つのが、月次の資金流出入額でしょう。

資金が流入しているということは、それだけこのファンドを購入
している人が多いということなので、評判が良いということです。

iFreeNEXT FANG+インデックスは2020年以降、資金流入が
続いています。

これだけパフォーマンスが良ければ、投資をしたいと思う
投資家が増えて当然ですね。


※引用:モーニングスター

iFreeNEXT FANG+インデックスの評価まとめと今後の見通し

いかがでしょうか?

iFreeNEXT FANG+インデックスはまさに2020年ごろからの
潮流にドはまりしたファンドだったということもあり、
非常に高いパフォーマンスとなっています。

今後もある程度の成長は期待できる銘柄ばかりだとは
思いますが、少なくとも2020年に大きく上昇しすぎた
こともあり、2021年以降は成長が鈍化すると思われます。

ですので、投資対象として、素晴らしいファンドではあるものの、
今から投資をするべきファンドなのかと言われると少し不安が
残ります。

最後に、投信運用には多くのメリットもありますが、
当然ながら、弱点もあります。

今も私は投信運用を続けてはいますが、私がなぜ
投資信託の運用を主軸におかなくなったのか。

その理由をこちらで話をしています。

>>私が痛感する投資信託の限界。多くの投資家が見逃している投信運用の弱点