高いパフォーマンスを出しているファンドが多い国内小型株ファンド
の中で、2018年に非常に優れた結果を残しているのが、東京海上・
ジャパン・オーナーズ株式オープンです。

直近1年だけでなく、3年、5年平均利回りも高い成果を残しています。

今日は、東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンについて
徹底分析していきます。

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの基本情報

投資対象は?

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの投資対象は、株式の
うち経営者が実質的に主要な株主である企業です。

経営者が実質的な株主である企業は、経営者のリーダーシップによる
「長期的な株主利益の追求」「経営理念・哲学の貫徹」「迅速な意思
決定」等の特徴をもっていると考えられます。

こういった経営者の定性分析に加え、企業の成長性や収益性に着目
して割安株に投資をしていきます。

組入銘柄数は34銘柄となっており、内需関連企業を中心に銘柄を
選定しているのが特徴です。

※引用:マンスリーレポート(2018年12月時点)

純資産総額は?

純資産総額というのは、あなたを含めた投資家から集めた資金の
総額だと思ってください。

ファンドの純資産総額が小さいと、適切なタイミングで売買できな
かったり、コストが嵩みますし、何より会社として重要度が下がり
運用が疎かになりかねませんので、事前に確認すべきポイントの1つです。

まさか知らない?絶対知っておきたい純資産総額のマメ知識

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの純資産総額は、
2013年以降10~20億円程度しかありませんでしたが、2018年に
入って、純資産総額を急激に伸ばしています。

現在では、200億円をこえており、規模としては問題なくなりました。
パフォーマンスが優れていることにより、資金が流入している形ですね。

※引用:マンスリーレポート(2018年12月時点)

実質コストは?

私たちが支払うコストには、目論見書に記載の信託報酬以外に、
株式売買委託手数料や、保管費用、印刷費用などが含まれています。

そのため、実際に支払うコストは、目論見書記載の額より高くなるのが
通例で、実際にかかる実質コストをもとに投資判断をしなければなりません。

信託報酬を信用するな。知らないうちに差し引かれている実質コストの調べ方

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの実質コストは1.849%と
かなり割高になっています。

購入時手数料も高いので、躊躇してしまいますが、それに見合うだけの
パフォーマンスにはなっていると思います。

投資信託の手数料は安ければ安いほどいいという勘違い

購入時手数料 3.24%(税込)
信託報酬 1.5552%(税込)
信託財産留保額 なし
実質コスト 1.849%(概算値)

※引用:第11期 運用報告書(決算日2018年7月18日)

実質コストを加味しても、圧倒的に高いリターンを出している国内株式ファンド特集

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの評価分析

基準価額の推移は?

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの基準価額は、
2016年以降、大きく伸びています。

2018年は多くの国内株式ファンドが下落するなかで、高い
パフォーマンスを維持できているのは素晴らしいですね。

※引用:モーニングスター

利回りはどれくらい?

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの利回りはどうでしょうか?

直近1年間の利回りは+25.51%となっています。3年、5年平均ともに20%
を超えており、驚異的なパフォーマンスとなっています。

同カテゴリー内の順位も文句なしの結果です。

ちなみにあなたは実質利回りの計算方法はすでに理解していますか?
もし、理解していないのであれば、必ず理解しておいてください。

これがわかっていないとマズイ。実質利回りの計算方法。

平均利回り %ランク
1年 25.51% 2%
3年 27.18% 7%
5年 23.80% 11%
10年

※2018年12月時点

標準偏差は?

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの標準偏差は平均的な
水準となっています。

今後1年間で期待されるリターンは、▲6.67%~57.69%となっている
ので、期待ができそうです。

標準偏差から将来リターンがある程度予測できるのはご存じでしょうか?
まだ計算方法を知らないと言う方はこの機会に覚えておいてくださいね。

本当にできてる?標準偏差から予測する将来リターンの計算方法

標準偏差 %ランク
1年 16.09 32%
3年 17.28 61%
5年 15.73 52%
10年

※2018年12月時点

年別のパフォーマンスは?

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの年別のパフォー
マンスを見てみると、毎年10%以上のリターンを安定的に維持
できており、これなら安心して投資ができますね。

年間利回り
2018年 22.24%(9月末時点)
2017年 55.65%
2016年 12.01%
2015年 13.62%
2014年 14.33%

※2018年12月時点

類似ファンドとのパフォーマンス比較

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンに投資するのであれば、
インデックスファンドとのパフォーマンス比較はしておいて損は
ありません。

今回は、MSCIコクサイ日経225をベンチマークとするニッセイ
日経225インデックスファンドと比較をしてみました。

細かくみるまでもなく、東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン
(黄線)のほうが、優れた結果を残しているのは明白であり、この
ようなファンドであればインデックスファンドに投資するよりも
間違いなく高い成果を出してくれそうですね。

※引用:モーニングスター

最大下落率は?

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンへの投資を検討する
のであれば、どの程度下落する可能性があるのかは知っておきたい
ところです。

標準偏差からある程度の変動範囲は予測できますが、過去に実際に
どの程度下落したのかを確認しておいたほうがよいでしょう。

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン の最大下落率は、
2015年12月~2016年2月の3カ月間で最大14.42%下落しています。

まだ運用期間が短いというのもありますが、株式ファンドの場合は
30%は下落することもあると思っておいたほうがよいでしょう。

最大下落率を知ってしまうと、少し足が止まってしまうかもしれません。
しかし、以下のことをしっかり理解しておけば、元本割れの可能性を
限りなく低くすることが可能です。

元本割れを回避するためにできるたったひとつのこととは?

期間 下落率
1カ月 ▲8.87%
3カ月 ▲14.42%
6カ月 ▲10.89%
12カ月 ▲7.39%

※2018年12月時点

分配金は?

分配金を出すくらいであれば、再投資に回してほしいところですが、
東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンでは年2回分配金を
出しています。

パフォーマンスに対してはわずかな配当ですので、今後も配当の
継続に問題はなさそうです。

また、このブログでは何度も言っていますが、分配金は受け取らずに
再投資したほうが投資効率は確実に高くなります。

計算するとよくわかる!分配金を受け取ることによるデメリットとは?

分配金
2016年 0円
2017年 300円
2018年 300円

※2018年12月時点

評判はどう?

資金の流出入を見るのはそのファンドの評判を確認するために
有効な手段です。

資金が多く入っていれば人気があるファンドですし、流出が
続いているようであれば、評判が悪いファンドと言えます。

それでは、東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンはどうでしょうか?

2017年までは、資金の流出入額がかなり小さく、注目を全く集めて
いなかったといってもよいレベルでしたが、2018年から急激に資金の
流入が増え、注目が集まっています。

パフォーマンスが非常に優れているからこその結果ですが、評判は
かなりよくなっていると言えますね。

※引用:モーニングスター

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの今後の見通し

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンは国内小型株という
優秀な結果を残しているファンドが多い中でもトップクラスの成績
を残しています。

何より注目すべきは、国内株式市場が苦戦をしている中で、景気動向
に左右されにくく、個別要因により持続的に成長可能な内需関連企業を
選定することで、高いパフォーマンスを維持できているということです。

このような運用ができるファンドであれば、今後も安定的に高い
パフォーマンスを期待してもよいかと思います。

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