2017年、高い運用実績を残したことで、一気に注目を集め始めた
ジェイリバイブ『jrevive』。

私自身も2008年ごろから投資をしており、10倍近く資産が増えています。

何度もブログでは紹介していますが、深い分析をしたことはあまりなかったので、
今日はジェイリバイブ『jrevive』を徹底的に分析していきます。

ジェイリバイブ『jrevive』の基本情報

投資対象は?

投資対象は、株価が下落した銘柄から財務安定性に優れ、業績も安定しており、
日本経済に更新すると考えられる国内の株式です。

業種別構成比は下図のようになっています。

サービス業が一番割合として高く、次いで機械の割合が高くなっています。

続いて組み入れ銘柄を見てみましょう。
現在の組み入れ銘柄は58銘柄、そのうち上位の10銘柄は下図のようになっています。

1位のホシザキは全自動製氷機を中心とした厨房機器を製造・販売している企業です。
2位の東京個別指導学院はその名の通り、個別指導の塾を運営しています。

3位のジョイフル本田は関東圏で15店舗ほど大型のホームセンターを運営している企業です。。

58銘柄というと、通常のファンドと比べて、銘柄数は少ないです。
このような銘柄選定が行えるのは、自分たちの銘柄選定に自信がないとできません。

※2018年10月時点

運用体制は?

後述しますが、ジェイリバイブ『jrevive』が圧倒的なパフォーマンスを残せているのは、
エンジェルジャパン・アセットマネジメントという国内中小型株式に特化した
投資顧問会社の投資助言を受けていることが大きな要因です。

エンジェルジャパンが他の投資顧問会社と違うのは、
面談は基本経営者と直接行っている。
当たり前のように感じるかもしれませんが、経営者も忙しいので、
実際は会社のNo.2やNo.3と面談することも多いのが現状です。

変化の大きい企業ほど、経営者の意思決定が大きなファクターとなりますので、
トップの考えを把握できているというのは大きな強みとなります。

チーム全員が面談の場に出席する。
年間延べ1000社の経営者と会うだけでも大変ですが、ヒアリングした情報に
偏りがないように、チーム全員で面談し、意見を共有しあうというのは、
大きな強みになります。

5年先までの収益予想シートを作成している。
5年先までの収益予測を作っている会社を他に知りませんが、こういった
他がやっていないような細かい作業が銘柄選定の上で差別化ポイントになっています。

大きな金額を運用している機関投資家は時価総額の大きな企業についての
調査しか興味がなく、ジャスダックやマザーズに上場している規模の小さな
企業に対しては、アナリストが1人もついていないのが現状です。

逆に言えば、そういった企業は正しく株価が評価されていない可能性が高く、
しっかりリサーチができている投資顧問会社からすると、大きなリターンを
得るチャンスにつながるというわけです。

純資産総額は?

続いて、純資産総額はどうなっているか見てみましょう。
純資産総額というのは、あなたを含めた投資家から集めた資金の総額だと思ってください。

ファンドの純資産総額が小さいと、適切なタイミングで銘柄を入れ替えることが
できなかったり、純資産総額が大きく減少していると、ファンドの組み替えが
うまくできず、予期せぬマイナスを生む可能性がありますので、事前に確認すべき
ポイントの1つです。

まさか知らない?絶対知っておきたい純資産総額のマメ知識

ジェイリバイブ『jrevive』はリーマンショック以降純資産額が停滞していましたが、
2014年以降、純資産残高を大きく伸ばしましたが、2018年にはいってからは運用が優れず、
純資産総額は190億円まで下落しています。

ファンドの規模としては全く問題ない水準ですね。

実質コストは?

私たちが支払うコストには、目論見書に記載の信託報酬以外に、株式売買委託手数料や、
保管費用、印刷費用などが含まれています。

そのため、実際に支払うコストは、目論見書記載の額より高くなるのが通例で、
実際にかかる実質コストをもとに投資判断をしなければなりません。

信託報酬を信用するな。知らないうちに差し引かれている実質コストの調べ方

ジェイリバイブ『jrevive』の実質コストは2.012%となっており、
平均よりかなり高いコストとなっています。

高い運用実績がでているので良いですが、普通であれば、
コストが高すぎてまずおすすめしませんね。

購入時手数料 3.24%(税込)
信託報酬 1.836%(税込)
信託財産留保額 0.3%
実質コスト 2.012%(概算値)

※第12期 運用報告書(2018年7月23日)

ジェイリバイブ『jrevive』の評価分析

基準価額の推移は?

ジェイリバイブ『jrevive』の基準価額は、2017年末まで急上昇していましたが、
2018年1月末の市場の暴落以降は、下落しつづけており、今年のパフォーマンスは
全然だめです。

利回りはどれくらい?

つづいて、ジェイリバイブ『jrevive』の運用実績を見てみましょう。

直近1年間の利回りは4.67%となっています。

5年平均利回りで28.21%、10年平均利回りで23.60%といずれも圧倒的に高い
パフォーマンスです。

アクティブファンドのうち95%はゴミのようなファンドですが、残りの5%に
属するこういったファンドをしっかり選定できていれば、あなたも資産を
しっかり増やすことができますよ。

※2018年10月時点

最大下落率はどれくらい?

投資を始めようとしている、もしくは始めたばかりの人が気になるのが、
最大どの程度、資産が下落する可能性があるのかという点かと思います。

下記に、ファンド設定来の最大下落率を期間別に集計してものを載せます。

2007年11月に一番タイミング悪く買って、2008年10月に一番タイミング悪く
売った場合に最大-43.63%あなたの資産が目減りした可能性があるということですね。

100年に一度のリーマンショックと言われていますので、今後同じようなことが
起きる可能性は低いですが、40%下落する可能性はあることは心にとめておきましょう。

上述のとおり、長期で保有していれば、圧倒的なパフォーマンスが期待できます。
事前にどの程度下落するかを把握しておくことで、もし大きな下落相場が来ても、
なんとか耐えることができるようになるでしょう。

評判はどう?

続いて、ジェイリバイブ『jrevive』の評判を見ていきたいと思います。

評判を測る指標としては、ファンドへの資金流出入額が参考になります。

資金が流入しているということは多くの投資家がファンドを購入している
ということなので、評判がいいということになります。

逆に資金が流出しているということは人気がなくなっているということですね。

2017年はパフォーマンスが非常に良かったので、人気も急上昇していましたが、
2018年の米国の長期金利の利上げに対する世界的な株式相場の下落の流れに合わせて、
基準価額が下がったことにより、資金が流出しています。

ジェイリバイブ『jrevive』の今後の見通し

インデックスファンドの選定では、実質コストやベンチマークの推移が非常に
重要になってきますが、アクティブファンドにおいては、私は運用体制というのを
最も重視しています。

他の運用会社も必死に値上がりする銘柄を選定する中で、他を圧倒する
パフォーマンスを出すためには、1社1社時間をかけて丁寧に分析し、
かつ偏った見方をせずに分析できるかにかかっています。

私の知る限り、100銘柄200銘柄も組み入れているファンドは
大概、一部の銘柄の分析が疎かになっている傾向にあり、
銘柄数を絞り込んでいる運用会社ほど、銘柄選定の理由が
しっかりしていることが多いです。

2018年のパフォーマンスは優れないので、なかなか一歩を踏み出しづらい
かもしれませんが、直近10年間で見ても、エンジェルジャパンが投資助言を
しているファンドは軒並み高パフォーマンスを出しており、引き続き、
ジェイリバイブ『jrevive』も期待がもてるファンドだと思います。