昨年、60%以上のパフォーマンスをたたき出したことで注目を集めるようになった
アセマネOneのMHAM 日本成長株オープン。

国内株式全般を投資対象にしているものの、近年は小型銘柄を中心にポートフォリオを
組んでいるようです。

国内小型株ファンドは優秀な成績を残しているファンドが多いのですが、
MHAM日本成長株オープンはどのような位置にいるのでしょうか?

今日は、MHAM日本成長株オープンを徹底分析していきます。

MHAM 日本成長株オープンの基本情報

投資対象は?

MHAM 日本成長株オープンの投資対象は、日本国内の株式です。
「競争力の優位性」と「利益の成長性」を重視し、銘柄を選定していきます。

銘柄の規模や業種について、特に投資比率に制限を設けていないようですが、
組入銘柄を見てみると、中小型銘柄が多いようです。

組入比率を業種別に見てみると、サービス業が一番多く、次いで情報・通信業の
比率が高くなっています。

純資産総額は?

続いて、MHAM 日本成長株オープンの純資産総額はどうなっているか見てみましょう。
純資産総額というのは、あなたを含めた投資家から集めた資金の総額だと思ってください。

ファンドの純資産総額が小さいと、適切なタイミングで銘柄を入れ替えることが
できなかったり、純資産総額が大きく減少していると、ファンドの組み替えが
うまくできず、予期せぬマイナスを生む可能性がありますので、事前に確認すべき
ポイントの1つです。

まさか知らない?絶対知っておきたい純資産総額のマメ知識

MHAM 日本成長株オープンの純資産総額は、約350億円となっています。
2017年ごろからパフォーマンスが改善したのにあわせて、純資産総額も
大きく上昇しています。規模の面は問題ありませんね。

実質コストは?

私たちが支払うコストには、目論見書に記載の信託報酬以外に、株式売買委託手数料や、
保管費用、印刷費用などが含まれています。

そのため、実際に支払うコストは、目論見書記載の額より高くなるのが通例で、
実際にかかる実質コストをもとに投資判断をしなければなりません。

信託報酬を信用するな。知らないうちに差し引かれている実質コストの調べ方

MHAM 日本成長株オープンの実質コストは1.744%となっており、同カテゴリー内では
平均的な水準です。ただし、実質コストがかなり高い水準ですので、ファンドの選定は
慎重に行う必要があるでしょう。

購入時手数料 2.7%(税込)
信託報酬 1.674%(税込)
信託財産留保額 0
実質コスト 1.744%(概算値)

※第37期 運用報告書(決算日2018年3月5日)より

MHAM 日本成長株オープンの評価分析

基準価額の推移は?

MHAM 日本成長株オープンの基準価額は、2016年から大きく成長しました。
しかし、2018年に入ってからは、1月末の市場の暴落以来、なかなか上昇のきっかけを
つくることができずにいます。

利回りはどれくらい?

MHAM 日本成長株オープンの利回りを見てみましょう。
直近1年間の利回りは+31.69%とかなり高いパフォーマンスとなっています。
3年、5年、10年の平均利回りを見ても、常に上位におり、優秀な成績です。

ただ、後述しますが、小型株ファンドは他にも多くの優秀なパフォーマンスの
ファンドがあるので、どれを選ぶか悩ましいところです。

将来リターンについては、標準偏差から計算できますので、ご自身で計算してみてください。
計算方法に自信がない方はこちらをご参考に。

本当にできてる?標準偏差から予測する将来リターンの計算方法


※2018年9月時点

四半期別運用パフォーマンスは?

MHAM 日本成長株オープンの四半期別の運用パフォーマンスも下に載せておきます。
こちらもあわせて検討材料として利用してください。

最大下落率は?

標準偏差などから、基準価額の変動幅を算出することはできますが、
やはり実際にどの程度下落したことがあるのかは気になるところです。

MHAM 日本成長株オープンは、2007年11月~2008年10月の間に最大57.79%下落しています。
リーマンショック級の金融危機はそう簡単には来ないと思いますが、小型株ファンド
というのは、大きく増えもしますが、大きく減る可能性もあるという点だけはおさえた上で
投資をしていきましょう。

分配金の推移は?

続いて、分配金の推移を見てみましょう。

2017年には3月と9月にそれぞれ1000円の分配金を出しており、
2018年は3月が1000円、9月は500円の分配がなされました。

2019年は現状のパフォーマンスですと、分配金が出るかは判断しづらい状況です。

評判はどう?

MHAM 日本成長株オープンの評判はネットでの書き込みなどで調べる方法もありますが、
評判を知るうえで一番役に立つのが、月次の資金流出入額です。

資金が流入しているということは、それだけMHAM 日本成長株オープンを購入している人が
多いということなので、評判がよくなっているということです。

MHAM 日本成長株オープンは、2017年中ごろから毎月資金が流入するようになり、
2018年には毎月多くの資金が流入するようになりました。

2017年のパフォーマンスが良かったため、今大きく注目を集めているファンドと言えます。

MHAM 日本成長株オープンの今後の見通し

MHAM 日本成長株オープンは、パフォーマンスの実績を見ても、十分高い結果を
出すことができています。今後も長期保有すれば、10%超のリターンが期待できる
のではないでしょうか。

ただ、国内小型株ファンドというのは、優秀な成績を残しているファンドが多く、
MHAM 日本成長株オープンが一番良いとは言えません。

例えば、SBIアセットのネクストジャパン『jnext』と直近3年間のパフォーマンスを
比較してみると、jnextのほうが高い成果を上げています。

ですので、MHAM 日本成長株オープンでも悪くはないのですが、現状でいえば、
jnextのほうがおすすめです。