10年以上前から、「健康」をテーマに優秀な運用を続けている
ニッセイ 健康応援ファンド。

分配金利回りも15%を超えており、下手にタコ足配当の毎月分配型ファンドに
投資をするよりよほど健全ということで、ここ数カ月で純資産総額が
70~80%増加しており、急激に人気が出てきています。

今後さらに注目を集めてくる可能性が高いので、
今日は、ニッセイ 健康応援ファンドについて徹底分析していきます。

ニッセイ 健康応援ファンドの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

ニッセイ 健康応援ファンドの基本情報

投資対象は?

ニッセイ 健康応援ファンドの投資対象は、国内の株式です。
独自の視点で健康にかかわる産業を分類し、健康増進、医療、福祉介護、
その他の4分類に分けて、投資していきます。

健康増進分野では、生活習慣病や健康意識の高まりに伴い、
サプリやトクホ市場の拡大が見込まれています。

医療の分野では、医療財政悪化に伴う医療費抑制の流れを受けて、
ジェネリック医薬品の使用や、予防医療のニーズ、電子カルテの導入などが
進んでいます。

そして福祉介護の分野では、高齢化の進展に伴い、シニア住宅や
介護付きマンション等が拡大しています。


※引用:交付目論見書

ニッセイ 健康応援ファンドは現在57銘柄ほどに投資していますが、
組入上位を見てみると、以下のようになっています。
医療・治療機器分野への投資に注目していることがわかります。


※引用:マンスリーレポート

純資産総額は?

続いて、ニッセイ 健康応援ファンドの純資産総額はどうなっているか
見てみましょう。純資産総額というのは、あなたを含めた投資家から
集めた資金の総額だと思ってください。

ファンドの純資産総額が小さいと、適切なタイミングで銘柄を入れ替えることが
できなかったり、純資産総額が大きく減少していると、ファンドの組み替えが
うまくできず、予期せぬマイナスを生む可能性がありますので、事前に確認すべき
ポイントの1つです。

まさか知らない?絶対知っておきたい純資産総額のマメ知識

ニッセイ 健康応援ファンドは、ここ1年間で大きく純資産総額を伸ばしており、
現在は240億円ほどとなっています。

この純資産総額の伸びは注目が集まりはじめた証拠ですね。


※引用:マンスリーレポート

実質コストは?

私たちが支払うコストには、目論見書に記載の信託報酬以外に、株式売買委託手数料や、
保管費用、印刷費用などが含まれています。

そのため、実際に支払うコストは、目論見書記載の額より高くなるのが通例で、
実際にかかる実質コストをもとに投資判断をしなければなりません。

信託報酬を信用するな。知らないうちに差し引かれている実質コストの調べ方

ニッセイ 健康応援ファンドの実質コストは1.747%となっており、
前期とほぼ変わらず、かなり高くなっています。

パフォーマンスが高くなければ、まず手を出してはいけないファンドです。

購入時手数料 3.24%(税込)
信託報酬 1.5822%(税込)
信託財産留保額 0
実質コスト 1.747%(概算値)

※第11期 運用報告書(決算日2018年8月20日)

ニッセイ 健康応援ファンドの評価分析

基準価額をどう見る?

ニッセイ 健康応援ファンドの基準価額は、毎年大きな分配をしているので、
上昇していませんが、分配金再投資基準価額(青線)を見ると、
2016年以降はかなり順調に上昇しています。

10月にかなり大きく下落しており、2018年のプラスをすべて
食いつぶしてしまっています。


※引用:モーニングスターWEBサイト

利回りはどれくらい?

ニッセイ 健康応援ファンドの直近1年間の利回りは、+2.60%で
直近の大きな下落でだいぶやられた形です。

3年、5年、10年平均利回りが約10%を超えており、
かなり高いパフォーマンスとなっています。

カテゴリーランキングでみても、上位にランクインできており、優秀な結果を残してますね。

将来リターンについては、標準偏差から計算できますので、ご自身で計算してみてください。
計算方法に自信がない方はこちらをご参考に。

本当にできてる?標準偏差から予測する将来リターンの計算方法


※引用:モーニングスターWEBサイト

四半期別のパフォーマンスは?

ニッセイ 健康応援ファンドの四半期別のパフォーマンスを見てみると、
2014年、2015年、2017年は+20%以上出しており、高い結果を出し続けています。

2016年はプラスマイナスゼロ近辺ですが、それを考慮しても十分ですね。


※引用:モーニングスターWEBサイト

最大下落率は?

投資を検討するうえで、標準偏差などから、価格変動の範囲をある程度は
予想できますが、やはり実際に下落した度合いをみたほうがイメージがわきます。

ニッセイ 健康応援ファンドは2008年5月~2009年4月までに最大▲27.37%下落しました。

株式ファンドにしては、下落幅が小さいのは、市場の影響を受けにくい、
健康関連の銘柄の比率が高いことが要因だと思われます。

※引用:モーニングスターWEBサイト

分配金の推移は?

続いて、分配金の推移を見ていきましょう。
2014年以降は、毎年高い分配金を出し続けています。

毎年10%以上の分配金を出していますので、下手に毎月分配型に手を出すより
よほど健全に分配金を受け取ることが可能です。10月にかなり大きく
下落してしまったので、2019年の分配金はここからの運用次第と言えるでしょう。


※モーニングスターWEBサイト

評判はどう?

ニッセイ 健康応援ファンドの評判はネットでの書き込みなどで調べる方法も
ありますが、評判を知るうえで一番役に立つのが、月次の資金流出入額です。

資金が流入しているということは、それだけニッセイ 健康応援ファンドを
購入している人が多いということなので、評判がよくなっているということです。

ニッセイ 健康応援ファンドは、ほぼ毎月資金が流入しており、
直近資金の流入額が特に大きくなっています。

これは、注目を集め始めている証拠であり、評判がよくなっているということがわかります。


※モーニングスターWEBサイト

ニッセイ 健康応援ファンドの今後の見通し

短期的な目線で見ると、医薬品セクターは薬価制度、医療機器セクターは
診療報酬制度、介護サービスは、介護報酬制度の改定などが株価に影響を
与えることになりますが、中長期的に見れば、マーケットの成長には期待が持てます。

10年間、地に足のついた運用を実践してこれているので、
今後も高いパフォーマンスに期待が持てるファンドだと思います。