インデックスファンドの低コスト競争において、最前線で戦っている
ニッセイアセットマネジメントのインデックスシリーズ。

 

中でも、TOPIXは日本人投資家から絶大な信頼を集めている
ベンチマークです。

 

今日は、ニッセイTOPIXインデックスファンドの評価や評判、
実質コストなどについて徹底的に分析したいと思います。

 

ニッセイTOPIXインデックスファンドを保有している人や購入を
検討している人はぜひ参考にしてください。

 

 

ニッセイTOPIXインデックスファンドの基本情報

投資対象は?

ニッセイTOPIXインデックスファンドの投資対象は、日本国内の
株式です。そして、TOPIXに連動する投資成果を目指す運用を
行います。

 

TOPIXとは、東京証券取引所が公表している指数で、東京証券
取引所市場第一部(通称:東証一部)に上場している株式全銘柄
約2000社を対象に、時価総額から算出した株式指数です。

 

国内では、日経平均株価かTOPIXがベンチマークとしてよく使われます。
組み入れ銘柄の上位を見てみると、トヨタ、三菱UFJ、ソフトバンクと
いった名だたる企業が名前を連ねていますね。

 


※引用:マンスリーレポート

 

純資産総額は?

インデックスファンドの運用において、純資産総額というのも
見るべきポイントです。

 

ファンドの純資産総額が小さいと、適切なタイミングで銘柄を
入れ替えることができず、インデックスから乖離してしまうリスク
があります。

 

また純資産総額が大きく減少していると、ファンドの組み替えが
うまくできない可能性があります。

まさか知らない?絶対知っておきたい純資産総額のマメ知識

 

その点、ニッセイTOPIXインデックスファンドは資産総額が約200億円
となっているので、規模が小さいことによるリスクはないといえるでしょう。

 


※引用:マンスリーレポート

 

実質コストは?

私たちが支払うコストには、目論見書に記載の信託報酬以外に、
株式売買委託手数料や、保管費用、印刷費用などが含まれています。

 

そのため、実際に支払うコストは、目論見書記載の額より高くなるのが通例で、
実際にかかる実質コストをもとに投資判断をしなければなりません。

信託報酬を信用するな。知らないうちに差し引かれている実質コストの調べ方

 

インデックスファンドにおいて、実質コストというのは何よりも重要な項目です。
TOPIX連動型のインデックスファンドは運用会社各社が作っていますが、
運用リターンはTOPIXに連動するため、どこも差がつきません。

 

そうすると、実質コストの部分で良し悪しを決めることになるわけです。

 

ニッセイTOPIXインデックスファンドのコストは、下記のようになっており、
インデックスファンドの中でも最安値に近いコストになっています。

インデックスファンドのコスト比較表はこちら

購入時手数料 0
信託報酬 0.17%(税込)
信託財産留保額 0
実質コスト 0.18%(概算値)

※引用:運用報告書

ニッセイTOPIXインデックスファンドで本当に大丈夫?私が絶対オススメできるインデックスファンドを公開

ニッセイTOPIXインデックスファンドの評価分析

基準価額の推移は?

ニッセイTOPIXインデックスファンドは2016年6月ごろから、
右肩上がりに成長していましたが、2018年10月末の大暴落で
大きく下落してしまっています。

 


※引用:モーニングスター

利回りは?

つづいて、ニッセイTOPIXインデックスファンドの運用実績を
見てみましょう。

 

直近1年間の利回りは▲12.91%となっています。同カテゴリーでは
上位30%以内に入っていますので、決して悪いパフォーマンスとは
言えませんね。

 

ちなみにあなたは実質利回りの計算方法はすでに理解していますか?
もし、理解していないのであれば、必ず理解しておいてください。

これがわかっていないとマズイ。実質利回りの計算方法。

平均利回り %ランク
1年 ▲12.91% 24%
3年 5.03% 31%
5年
10年

※引用:2019年2月時点

 

標準偏差は?

ニッセイTOPIXインデックスファンドの標準偏差を調べることで、
相対的に基準価額の変動幅が大きいかどうかを調べることが可能です。

 

同カテゴリー内では上位30%以内にランクインしています。

 

標準偏差から将来リターンがある程度予測できるのはご存じでしょうか?
まだ計算方法を知らないと言う方はこの機会に覚えておいてくださいね。

本当にできてる?標準偏差から予測する将来リターンの計算方法

標準偏差 %ランク
1年 17.29 28%
3年 15.14 32%
5年
10年

※引用:2019年2月時点

 

年別のパフォーマンスは?

ニッセイTOPIXインデックスファンドの年別パフォーマンスでは、
昨年は▲16.11%と優れませんでした。

 

2017年は20%超のプラスのリターンとなっていますが、トータルで
考えると、日経225に連動するインデックスファンドのほうが高い
利回りを実現できています。

年間利回り
2018年 ▲16.11%
2017年 21.93%
2016年 ▲0.03%
2015年
2014年

※引用:2019年2月時点

 

投信運用は長期投資が前提なので、つい出口戦略を
考えずに投資をしてしまいがちです。

しかし、「投資は出口戦略にあり」と言われるほど、
重要なテーマです。

ぜひこれを機会に投資の出口戦略を考えてみて
ください。

>>ここまで考えるのが本当の資産運用。多くの投資家が考えられていない投信運用の出口戦略とは

 

類似ファンドとのパフォーマンス比較

TOPIXをベンチマークとして採用しているインデックスファンドに
投資をするのであれば、同じくTOPIXをベンチマークとしている
ファンドとの比較は必須です。

 

同じくTOPIXをベンチマークとしているeMAXIS Slim 国内株式と
比較すると、ニッセイTOPIXインデックスファンドのほうがわずかですが
実質コストの差分負けています。

 

参考までに日経平均をベンチマークとするインデックスファンドとの
比較も載せておきましたが、ニッセイ 日経225インデックスファンドの
ほうがパフォーマンスでは優れていますね。

 


※引用:モーニングスター

 

最大下落率は?

投資を始めようとしている、もしくは始めたばかりの人が気になるのが、
最大どの程度、資産が下落する可能性があるのかという点かと思います。

 

下記に、ファンド設定来の最大下落率を期間別に集計してものを載せます。

 

2015年7月に一番タイミング悪く買って、2016年6月に一番タイミング悪く
売った場合に最大22.22%あなたの資産が目減りした可能性があるということですね。

 

ただ、このような最悪のタイミングで売買することはほぼありませんので、
実際はこの半分もいかない程度だと考えてもらってよいと思います。

 

最大下落率を知ってしまうと、少し足が止まってしまうかもしれません。
しかし、以下のことをしっかり理解しておけば、元本割れの可能性を
限りなく低くすることが可能です。

元本割れを回避するためにできるたったひとつのこととは?

期間 下落率
1カ月 ▲10.25%
3カ月 ▲17.84%
6カ月 ▲18.68%
12カ月 ▲22.22%

※引用:2019年2月時点

 

評判はどう?

続いて、ニッセイTOPIXインデックスファンドの評判を見ていきたいと思います。

 

ネットでの書き込みなどで調べる方法もありますが、
評判を知るうえで一番役に立つのが、月次の資金流出入額でしょう。

 

資金が流入しているということは多くの投資家がファンドを購入している
ということなので、評判がいいということになります。

 

ニッセイTOPIXインデックスファンドは、2015年のファンド設定以来、
ずっと資金が流入し続けています。

 

つまり、それだけ人気が出ているファンドということができるわけですね。

 


※引用:モーニングスター

 

ニッセイTOPIXインデックスファンドの評価まとめ

日本全体に投資をするという観点で言えば、TOPIXは東証一部の
約2000銘柄に投資をできるという意味で優れていると思いますが、
インデックス投資をするのであれば、そもそもベンチマークが
右肩上がりに上昇していかないと利益を得ることはできません。

 

そういう意味では、そもそもTOPIXは最適なベンチマークとは
私は言えないと思っています。

 

日本であれば、TOPIXか日経平均に連動するようなインデックスファンドが
主流ですが、世界には様々なインデックスファンドが存在します。

 

過去から、右肩上がりに成長しているベンチマークも多数存在していますので、
そういったインデックスファンドに投資をしたほうが賢明では、
ないでしょうか?

 

ただ、身近な指標のほうが信頼できると思う気持ちもわからなくはないので、
投資を始めてみるという人にとっては、試しに投資をしてみてもよいファンドですね。

 

 

最後に、投信運用には多くのメリットもありますが、
当然ながら、弱点もあります。

今も私は投信運用を続けてはいますが、私がなぜ
投資信託の運用を主軸におかなくなったのか。

その理由をこちらで話をしています。

>>私が痛感する投資信託の限界。多くの投資家が見逃している投信運用の弱点