2018年、2019年頃から急速に名前を聞くようになった『5G』。

現在、人々の生活や産業のそのほとんどは人を介していますが、
5Gが実現すると、様々な人・モノすべてがインターネットで
繋がり、私たちの生活はより豊かになります。

5Gのサービス例をもう少し具体的に紹介すると、5G技術により
自動運転や遠隔手術、ドローン宅配など、すでに実現しつつある
サービスも含め、5Gでなければ、実現できない世界です。


※引用:販売資料

そんな5Gを活用した先進的なサービスを生み出している企業に
着目し、かつ高成長地域であるアジアの企業に絞って投資をして
いくのが、三井住友トラスト・アセットの次世代通信関連 アジア
株式戦略ファンド『愛称:THE ASIA 5G』です。

2018年に設定されたTHE 5Gは私も投資をしていましたが、
現在6000億円を超える巨大なファンドに成長しています。

今日は、このTHE ASIA 5Gについて独自の目線で徹底分析して
いきます。

「次世代通信関連 アジア株式戦略ファンド『THE ASIA 5G』って投資対象としてどうなの?」

「次世代通信関連 アジア株式戦略ファンド『THE ASIA 5G』って持ってて大丈夫なの?」

「次世代通信関連 アジア株式戦略ファンド『THE ASIA 5G』より良いファンドってある?」

といったことでお悩みの方は、この記事を最後まで読めば、
悩みは解消すると思います。


次世代通信関連 アジア株式戦略ファンド『THE ASIA 5G』の基本情報

投資対象は?

THE ASIA 5Gの投資対象は、日本を含むアジア諸国・地域の
通信技術の発展により業績面で恩恵を受けるとされる企業の
株式です。

そのため、後述しますが、アジア地域以外の銘柄も一部
含まれます。

ファンド・オブ・ファンズ形式を採用しており、実質的な運用は
ニューバーガー・バーマン・インベストメントが行います。

直近の組入上位5か国は以下のようになっています。
アジアの中でも発展している国への投資が中心です。

20%程度、先進国の株式が含まれているのも特徴ですね。


※引用:マンスリーレポート

銘柄の選定は、5G推進段階に応じた成長産業分野にフォーカスし、
推進段階に応じた銘柄選択をしていきます。


※引用:販売資料

純資産総額は?

投資を検討するうえで、純資産総額は必ず確認するように
してください。

純資産総額が多いほうが、ファンドマネージャーが資金を
投資する際に有利であったり、他の投資家の解約の際の
影響が小さくなりますので、優れた投資信託と言えます。

投資信託の規模が小さくなると運用会社自体がその投資
信託に力を注がなくなりパフォーマンスが悪くなることも
ありますので注意が必要です。

まさか知らない?絶対知っておきたい純資産総額のマメ知識

THE ASIA 5Gは設定から約10カ月で、350億円程の規模に
まで成長しています。

THE 5Gのときほどの勢いはありませんが、パフォーマンスは
かなり優れているので、今後、資金が集まってきそうです。


※引用:マンスリーレポート

実質コストは?

投資信託には、購入時の手数料や信託報酬の他にも費用が
かかっていることをご存知ですか?

これを実質コストと言いますが、実質コストには株式売買
手数料や有価証券取引税、監査費用などが含まれています。

特に純資産総額が小さいときには、信託報酬より実質コストが
かなり割高になっている場合もあるので、注意が必要です。

信託報酬を信用するな。知らないうちに差し引かれている実質コストの調べ方

THE ASIA 5Gの実質コストはまだわかりませんが、
購入時手数料が3%、信託報酬も1.8%台とかなり割高な
設定になっています。

投資する際には、事前にしっかり調べておく必要がありますね。

投資信託の手数料は安ければ安いほどいいという勘違い

購入時手数料 3.3%(税込)※上限
信託報酬 1.848%(税込)
信託財産留保額 なし
実質コスト まだ不明

※引用:最新運用報告書

ファンドの運用で成果を出すために一番大事なことは何ですか?
と聞かれてあなたは何と答えますか?

もし『ファンド選び』だと思ったとしたら、あなたはドツボに
はまっていますので、こちらの記事を読んでみてください。

>>無料ファンド相談から見えた。多くの人が気づいていない投信運用で成果を阻む9つの誤り

次世代通信関連 アジア株式戦略ファンド『THE ASIA 5G』の評価分析

基準価額の推移は?

THE ASIA 5Gは設定したタイミングは最悪だったため、
設定後わずか1カ月で30%近く下落しました。

しかし、その後は着実に基準価額を伸ばしており、
すでに40%超のプラスが出ています。

まだまだこれからのファンドではありますが、
5Gの分野は期待が持てますね。


※引用:モーニングスター

利回りはどれくらい?

つづいて、THE ASIA 5Gの運用実績を見てみましょう。

まだ設立から1年経っていないので、年間の利回りはわかり
ませんが、直近までの運用利回りは約44.2%となっています。

株式市場が好調ということもあり、追い風となっています。

ちなみにあなたは実質利回りの計算方法はすでに理解していますか?
もし、理解していないのであれば、必ず理解しておいてください。

これがわかっていないとマズイ。実質利回りの計算方法。

平均利回り
1年 まだ1年経っていない
3年
5年
10年

※2021年1月時点

10年間高いパフォーマンスを出し続けている優秀なファンド達も
参考にしてみてください。

10年間圧倒的に高いリターンを出している海外株式ファンドランキング

同カテゴリー内での利回りランキングは?

こちらファンドの運用期間が1年経ったら随時更新していきます。

上位●%
1年 随時更新予定
3年
5年
10年

※2021年1月時点

年別のパフォーマンスは?

こちらファンドの運用期間が1年経ったら随時更新していきます。

年間利回り
2021年 随時更新予定

※2021年1月時点

投信運用は長期投資が前提なので、つい出口戦略を
考えずに投資をしてしまいがちです。

しかし、「投資は出口戦略にあり」と言われるほど、
重要なテーマです。

ぜひこれを機会に投資の出口戦略を考えてみて
ください。

>>まさか考えたことがない?運用が成功するか失敗するかすべてのカギを握る投信運用の出口戦略

インデックスファンドとのパフォーマンス比較

THE ASIA 5Gに投資をするのであれば、最低限、低コストの
インデックスファンドよりパフォーマンスが優れていなければ、
投資をする価値がありません。

THE ASIA 5Gは新興国株式が中心なので、新興国株式の
インデックスファンドとして非常に人気の高いeMAXIS Slim
新興国株式インデックス
と比較をしました。


※引用:モーニングスター

THE ASIA 5Gがパフォーマンスでかなり大きく差をつけています。

ここまでインデックスファンドに差をつけられるのであれば、
投資をする価値があると言えそうです。

THE ASIA 5G slim 新興国
1年 8.82%
3年 2.15%
5年
10年

※2021年1月時点

アクティブファンドとのパフォーマンス比較

アクティブファンドへ投資をするのであれば、アクティブファンド
の中でも優秀なファンドに投資をしたいものです。

そこで、今回は新興国株式を投資対象にアクティブ運用している
新興国ハイクオリティ成長株ファンド『未来の世界(新興国)』
と比較をしました。


※引用:モーニングスター

こちらもパフォーマンスでかなり競っています。

インデックスファンドと比較すると、どちらのファンドも
圧倒的に優れた成果を残していますので、このあたりの
ファンドであれば、投資を検討しても良さそうです。

THE ASIA 5G 未来の世界(新興国)
1年 43.10%
3年 20.11%
5年
10年

※2021年1月時点

ちなみに。

気になる人もいるかもしれないと思い、「THE ASIA 5G」と「THE 5G」
を比較しました。

こう比較をしてみると、かなり似たような値動きをしていますが、
「THE ASIA 5G」のほうがパフォーマンスでは上回っているよう
ですね。

 

最大下落率は?

こちらファンドの運用期間が1年経ったら随時更新していきます。

期間 下落率
1カ月
3カ月
6カ月
12カ月

※2021年1月時点

評判はどう?

それでは、THE ASIA 5Gの評判はどうでしょうか?

ネット等で口コミを調べることもできますが、資金の流出入を
見ることで、評判がわかります。

評判がよければ、資金が流入超過になりますし、評判が悪く
なっていれば、資金が流出超過になります。

THE ASIA 5Gは資金流入が続いていますが、直近では
流入超過額がかなり減ってきています。

これはパフォーマンスが良すぎるために一部利益確定の
売りが出ていることが原因でしょう。


※引用:モーニングスター

次世代通信関連 アジア株式戦略ファンド『THE 5G』の今後の見通しと評価まとめ

いかがでしょうか?

新型コロナウイルスを契機に、より非接触のサービスの
普及が加速しており、5Gはこれからの時代になくては
ならない存在です。

すでに2021年以降に想定される5G機器やサービスとして、
工場でのVR/ARを活用した支援、ドローンによる遠隔警備、
建機の遠隔操作、介護ロボットの遠隔制御、物流における
5G接続ドローンなど、挙げたらキリがありません。

そして、すでにインデックスファンドをはるかに上回る
パフォーマンスとなっていることからも、5Gへの期待の
高さが見て取れます。

この分野は今度数年でかなり伸びる分野だと私も思って
いますので、手数料は高いですが、投資を検討する価値が
あると言えますね。

最後に、投信運用には多くのメリットもありますが、
当然ながら、弱点もあります。

今も私は投信運用を続けてはいますが、私がなぜ
投資信託の運用を主軸におかなくなったのか。

その理由をこちらで話をしています。

>>私が痛感する投資信託の限界。多くの投資家が見逃している投信運用の弱点