投信ブロガーが選ぶファンド・オブ・ザ・イヤーで毎年上位にランクインしている
ニッセイ 外国株式インデックスファンド。

圧倒的な人気の高さからか、ニッセイ 外国株式インデックスファンドと同じく
MSCIコクサイ・インデックスをベンチマークとするインデックスファンドが
近年次々と登場しています。

似たようなファンドが多数登場したことで、結局どれがよいの?とよく聞かれるので、
今日は比較しながら、ニッセイ 外国株式インデックスファンドについて、
徹底分析していきたいと思います。

ニッセイ 外国株式インデックスファンドの基本情報

投資対象は?

投資対象は日本を除く主要先進国の株式で、MSCIコクサイ・インデックス(配当込)
に連動する投資成果を目指します。

具体的にどのような構成になっているかを見てみましょう。

まず国別の資産構成比を見てみると、アメリカが66%超となっており、
大部分がアメリカの銘柄であることがわかります。

業種別でみると、情報技術や金融、ヘルスケアの比率が高くなっています。

組入銘柄は現在1306銘柄となっており、上位の銘柄は以下のようになっています。
ほとんど聞いたことのある超一流企業ですね。


※2018年9月時点

純資産総額は?

続いて、ニッセイ 外国株式インデックスファンドの純資産総額は
どうなっているか見てみましょう。

純資産総額というのは、あなたを含めた投資家から集めた資金の総額
だと思ってください。

ファンドの純資産総額が小さいと、適切なタイミングで銘柄を入れ替えることが
できなかったり、純資産総額が大きく減少していると、ファンドの組み替えが
うまくできず、予期せぬマイナスを生む可能性がありますので、事前に確認すべき
ポイントの1つです。

ニッセイ 外国株式インデックスファンドは、設定来着実に純資産総額を増やしており、
ついに1000億円を突破しました。

実質コストは?

私たちが支払うコストには、目論見書に記載の信託報酬以外に、株式売買委託手数料や、
保管費用、印刷費用などが含まれています。

そのため、実際に支払うコストは、目論見書記載の額より高くなるのが通例で、
実際にかかる実質コストをもとに投資判断をしなければなりません。

ニッセイ 外国株式インデックスファンドの実質コストは0.315%となっています。
信託報酬だけ見るとほぼ最安値ですが、実質コストで比較すると、もっとコストが安い
インデックスファンドがいくつも存在します。

主要インデックスファンドの比較はこちら

購入時手数料 0
信託報酬 0.11772%(税込)
信託財産留保額 0
実質コスト 0.315%(概算値)

※第4期 運用報告書(決算日2017年11月30日)より

ニッセイ 外国株式インデックスファンドの評価分析

基準価額の推移は?

続いて、基準価額の推移を見てみましょう。
2018年1月末に大きく下落していますが、当時の水準はすでに更新しており、
さらに高値を目指しています。多くのファンドがまだ2018年1月末時点の
水準を超えられていないので、世界株式の底堅さがよくわかります。

利回りはどれくらい?

ニッセイ 外国株式インデックスファンドの利回りを見てみましょう。
直近1年間の利回りは+15.25%、3年平均利回りは8.78%となっています。
インデックスファンドであれば、十分な利回りなのではないでしょうか。

将来リターンについては、標準偏差から計算できますので、ご自身で計算してみてください。
計算方法に自信がない方はこちらをご参考に。

本当にできてる?標準偏差から予測する将来リターンの計算方法


※2018年9月時点

四半期別運用パフォーマンスは?

ニッセイ 外国株式インデックスファンドの四半期別の運用パフォーマンスも
下に載せておきます。こちらもあわせて検討材料として利用してください。

類似ファンドとのパフォーマンスの差は?

インデックスファンドに投資する場合、ベンチマークとして採用されている
指標が同じであると、パフォーマンスにほとんど差はつきません。

ただ、やはり投資をするのであれば、一番パフォーマンスが良い
インデックスファンドに投資をするべきでしょう。

そこで、ニッセイ 外国株式インデックスファンドと同じくMSCIコクサイ・
インデックスをベンチマークとする主要インデックスファンドを比較しました。

ほぼ同じパフォーマンスなのですが、やはりeMAXIS Slim 先進国株式
インデックスがコストが最安値な分、パフォーマンスが良くなっています。

最大下落率は?

投資を検討するうえで、標準偏差などから、価格変動の範囲をある程度は
予想できますが、やはり実際に下落した度合いをみたほうがイメージがわきます。

ニッセイ 外国株式インデックスファンドは2015年7月~2016年6月までの間に
最大▲19.01%下落しています。まだ運用期間が短いというのもありますが、
最大30%ほどは1年間で下落する可能性もあると思っておいたほうがよいかと思います。

評判はどう?

ニッセイ 外国株式インデックスファンド評判はネットでの書き込みなどで調べる方法も
ありますが、評判を知るうえで一番役に立つのが、月次の資金流出入額です。

資金が流入しているということは、それだけニッセイ 外国株式インデックスファンドを
購入している人が多いということなので、評判が良くなっているということです。

ニッセイ 外国株式インデックスファンドは2014年以来、毎月資金が流入しており、
直近の流入額が大きくなっています。

ですので、評判がどんどん良くなっているということがわかります。

ニッセイ 外国株式インデックスファンド今後の見通し

主要先進国の株式に分散投資できるという意味では、非常に優れたファンドで
あると思います。パフォーマンスを見ても、インデックスファンドであれば、
十分でしょう。

ニッセイ 外国株式インデックスファンドについて、唯一気になるのは、
実質コストで見ると、他のファンドよりも実はコストが割高になって言う点です。

ニッセイのインデックスファンドは実質コストが割高になっていることが多いですが、
実質コストで見ると、他のインデックスファンドに負けています。

ですので、この点が改良されるともっと良いですね。

現状、MSCIコクサイ・インデックスに連動するインデックスファンドに投資をするなら、
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスのほうがおすすめです。