現在、日本国内の株式ファンドの中で、他を圧倒するパフォーマンス
をたたき出しているファンドがあります。

その名も、DIAM 新興市場日本株ファンド。

5年平均・10年平均リターンで堂々の第1位、10年平均では第2位の
ジェイリバイブを大きく引き離しての1位となっており、とても
魅力的なファンドです。

残念ながら、人気が出過ぎて純資産総額が増え運用に支障をきたす為、
2016年5月に新規の買い付けを停止、2018年2月には一部証券会社で
やっていた新規積立の申し込みも停止になってしまいました。

また今後、募集を再開する可能性も大いにありますので、そのときに
備えて、今日はDIAM 新興市場日本株ファンドを徹底分析したいと思います。

DIAM 新興市場日本株ファンドの基本情報

投資対象は?

DIAM 新興市場日本株ファンドの主要投資対象は、新興国市場
(ジャスダック・東証マザーズ)です。

現在の組入銘柄数は114銘柄となっており、情報通信系の企業が
上位を占めています。

組み入れ上位銘柄を見てみると、中小型ファンドでよく目にする
企業が多いのではないでしょうか?


※引用:マンスリーレポート(2018年11月時点)

純資産総額は?

純資産総額というのは、投資家から集めた資金の総額をさしますが、
必ず確認しておきたいポイントです。

純資産総額が少なければ、効率よく運用ができないため、コストが
嵩みますし、運用会社としても運用に力を入れないため、パフォー
マンスに影響が出てきます。

まさか知らない?絶対知っておきたい純資産総額のマメ知識

DIAM 新興市場日本株ファンドは、2013年頃の上昇と共に純資産総額
も急増、2013年3月にも募集を停止しました。

その後、募集を再開しましたが、2016年5月に再度募集を開始しました
が、すぐにキャップに達して募集停止となっています。

その後は買い付けはできませんが、基準価額の上昇で時価が増えている
状況です。

純資産総額は140億円程度なので、決して大きいわけではありませんが、
DIAM 新興市場日本株ファンドは新興株式に投資しますので、純資産総額
が増えすぎるとファンドマネジャーが投資したいと思う銘柄だけに投資
できなくなりパフォーマンスが悪くなる可能性があります。


※引用:マンスリーレポート(2018年11月時点)

実質コストは?

投資信託には、販売時の手数料・信託報酬・信託財産保留金以外にも
費用がかかっているのをご存知でしょうか?

これを実質コストと言いますが、実質コストにはファンドの銘柄を
入れ替える際にかかる売買手数料や有価証券取引税、監査費用や
印刷費用が含まれます。

目論見書の信託報酬よりも実質コストがかなり割高になっている
ファンドもあるので、必ずチェックしたいポイントです。

信託報酬を信用するな。知らないうちに差し引かれている実質コストの調べ方

DIAM 新興市場日本株ファンドの実質コストは、1.82%で、
同カテゴリー内では平均的な水準です。

これだけのパフォーマンスが出ていれば、このコストで文句を
いう人はまずいないでしょう。

投資信託の手数料は安ければ安いほどいいという勘違い

購入時手数料 3.24%(税込)
信託報酬 1.64%(税込)
信託財産留保額 0.3%
実質コスト 1.82%(概算値)

※引用:第11期 運用報告書(決算日2018年4月17日)

DIAM 新興市場日本株ファンドで本当に大丈夫?圧倒的に高いリターンを出しているアクティブファンド特集

DIAM 新興市場日本株ファンドの評価分析

基準価額の推移は?

DIAM 新興市場日本株ファンドの基準価額は、2013年頃から急上昇
しました。

2018年に入ってから他の株式投資ファンド同様停滞気味ではありますが、
仮に設定時10,000円で投資していたなら、資産が6倍、分配金再投資
基準価額で見ると13倍以上にもなった驚異的な成長を見せています。

※引用:モーニングスター

利回りはどれくらい?

それでは、DIAM 新興市場日本株ファンドの利回りを見てみましょう。
直近1年間の利回りが+13.72%です。3年、5年、10年平均利回りは、
27%以上となっており、圧倒的です。

国内小型株カテゴリーというパフォーマンスが優れたファンドが
多数あるなかで、常に上位にランクインしており、他を圧倒しています。
現在、購入できなくなっているのがとにかく残念なファンドですね。

ちなみにあなたは実質利回りの計算方法はすでに理解していますか?
もし、理解していないのであれば、必ず理解しておいてください。

これがわかっていないとマズイ。実質利回りの計算方法。

平均利回り %ランク
1年 13.72% 14%
3年 27.13% 9%
5年 27.01% 3%
10年 33.45% 3%

※2018年12月時点

標準偏差は?

DIAM 新興市場日本株ファンドの標準偏差を見てみると、同カテゴリー
内でのランクはほぼ最下位です。

つまりパフォーマンスは優れていますが、とにかく値動きが激しい
ファンドであることは心にとめておきましょう。

標準偏差から将来リターンがある程度予測できるのはご存じでしょうか?
まだ計算方法を知らないと言う方はこの機会に覚えておいてくださいね。

本当にできてる?標準偏差から予測する将来リターンの計算方法

標準偏差 %ランク
1年 23.45 93%
3年 22.18 95%
5年 20.28 94%
10年 24.17 93%

※2018年12月時点

年別のパフォーマンスは?

つづいて、DIAM 新興市場日本株ファンドの年別のパフォーマンス
を見てみましょう。

どの年も15%以上にリターンを出しており、5年前から保有していれば、
すでに資産が2倍になっているという驚異的なパフォーマンスとなっています。

年間利回り
2018年 14.99
2017年 50.63%
2016年 16.79%
2015年 31.96%
2014年 18.19%

※2018年12月時点

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類似ファンドとのパフォーマンス比較

正直なところ、DIAM 新興市場日本株ファンドと比較できるような
ファンドが存在しないのですが、せっかくなので日経225をベンチ
マークとするニッセイ 日経225インデックスファンドと比較して
みましょう。

見てわかる通り、圧倒的にDIAM 新興市場日本株ファンドの
パフォーマンスが優れていることがわかります。

これくらいインデックスファンドを突き放せるパフォーマンスの
ファンドがもっと増えれば、アクティブファンドに投資をしよう
と思う人ももっと増えるでしょうね。

※引用:モーニングスター

最大下落率は?

それでは、DIAM 新興市場日本株ファンドの最大下落率を見て
みましょう。

2008年5月~2008年10月で最大▲32.64%下落していますが、
注目すべきはその下落率の小ささです。

株式ファンドであれば、リーマンショック時は50%は下落しても
おかしくない中で、この程度に下落幅を抑えているのは、優れた
運用ができている証拠です。

リターンが大きいファンドは下落幅が大きくなりがちですが、
下落幅も抑えられているDIAM 新興市場日本株ファンドはもう
言うことはありません。

期間 下落率
1カ月 ▲16.39%
3カ月 ▲25.66
6カ月 ▲32.64%
12カ月 ▲30.40%

※2018年12月時点

分配金は?

続いてDIAM 新興市場日本株ファンドの分配金を見てみましょう。
2010年から分配金を出しており、ここ6年ほど2000円と高い分配金
を出しています。

ここまで高いリターンが出ているので、分配金を出してもよいかも
しれませんが、本来このファンドは分配金を出すことを目的とした
ファンドではないので、分配金はすべて再投資に回して収益を追求
してほしいところです。

分配金
2016年 2000円
2017年 2000円
2018年 2000円

※2018年12月時点

評判はどう?

DIAM 新興市場日本株ファンドの評判を確認する上で、毎月の資金
の流出入が役立ちます。

資金流入が多くなっていれば、人気が出てきているファンドである
とわかりますし、流出が続いているようであれば、評判が悪くなって
いるファンドと言えます。

DIAM 新興市場日本株ファンドは2016年5月に募集を停止しているので、
2016年前半に資金が多く流入しています。

それ以降は買い付けはできませんので、毎月資金流出超過になっています。
評判が悪いから資金が流出しているというよりは、買い付け(流入)
がないため、必然的に流出しかないということです。

※引用:モーニングスター

DIAM 新興市場日本株ファンドの今後の見通し

ここまでのパフォーマンスを出しているファンドであれば、ぜひ
投資したいという人も多いと思います。

実際、10年間どの期間をとっても高いパフォーマンスを出し続けて
いますので、今後も高いパフォーマンスに期待が持てます。

ただ、残念なことに、現在は募集停止となっており、今後、
一時的にパフォーマンスが悪くなれば、解約する人が増え、
再度募集される可能性はおおいにあり得ます。

そのときまで待つしかありませんが、動向をチェックしておきたい
ファンドであることには間違いありませんね。

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