2017年に続き、2018年も高いパフォーマンスを出し続けている
MHAM 新興成長株オープン『J-フロンティア』。

モーニングスターのファンド・オブ・ザ・イヤー2013と2015を
受賞しており、優秀なファンドであることは一部の投資家の間では
知られていましたが、そこまで純資産が増えることはありませんでした。

しかし、近年、注目を集め始め、純資産が急激に伸び始めています。

今日は、そんなMHAM 新興成長株オープン『J-フロンティア』に
ついて、徹底分析していきます。

MHAM 新興成長株オープン『J-フロンティア』を保有している人、
購入を検討している人はぜひ参考にしてください。

MHAM 新興成長株オープン『J-フロンティア』 の基本情報

投資対象は?

MHAM 新興成長株オープン『J-フロンティア』 の投資対象は、
高成長が期待できる新興企業の株式です。

新興企業の基準は、創業25年以下または上場後10年以下の企業を
目安としています。イメージとしては、下図のような企業になります。

現在の組入銘柄数は113銘柄となっており、中型株、小型株が中心と
なっています。

組入上位銘柄を見てみると、1位はバリューコマースです。

インターネットで成果報酬型の広告サービスを提供している企業に
なります。2位のソネット・メディア・ネットワークスは広告配信を
人工知能を使い最適化するアドテクノロジー事業を展開しています。

3位のエス・エム・エスは介護事業者向け経営支援ツール『カイポケ』
や医療・介護向け人材紹介及びメディアを展開しています。

運用体制は?

ファンドマネジャーは1997年から一貫して中小型株に携わっている
岩本誠一郎さんです。

調査対象企業を素材、生産財、ハイテク、消費財、サービスの5種類
に分類し、30の成長テーマについてチーム内で議論しています。

チームのメンバー同士で良好な関係が築けているので、活発な
意見交換が行われていることも強みの一つとなっています。

また運用哲学として、「マネジメントの質」を重視するという
考えが浸透しています。具体的には、企業経営者の考えが従業員
まで浸透しているか、従業員のモチベーションが高く保たれているか
と言った点です。

従業員のモチベーションが低いようでは、当然会社が大きく成長する
イメージは持てませんが、経営者の考えを従業員がしっかりと理解し、
意思決定していける組織というのは強い組織のイメージはありますね。

スパークスもそうですが、やはり圧倒的なパフォーマンスを出している
ファンドというのは、一貫した運用哲学がファンドチーム全体に
根付いていますね。

純資産総額は?

続いて、MHAM 新興成長株オープン『J-フロンティア』 の純資産総額
はどうなっているか見てみましょう。

純資産総額というのは、あなたを含めた投資家から集めた資金の総額
だと思ってください。

ファンドの純資産総額が小さいと、適切なタイミングで銘柄を入れ
替えることができなかったり、純資産総額が大きく減少していると、
ファンドの組み替えがうまくできず、予期せぬマイナスを生む可能性が
ありますので、事前に確認すべきポイントの1つです。

まさか知らない?絶対知っておきたい純資産総額のマメ知識

MHAM 新興成長株オープン『J-フロンティア』 は2016年ごろから急激に
純資産を伸ばしており、現在は680億円程度となっています。

規模の問題は特にありませんね。

実質コストは?

私たちが支払うコストには、目論見書に記載の信託報酬以外に、
株式売買委託手数料や、保管費用、印刷費用などが含まれています。

そのため、実際に支払うコストは、目論見書記載の額より高くなるのが
通例で、実際にかかる実質コストをもとに投資判断をしなければなりません。

信託報酬を信用するな。知らないうちに差し引かれている実質コストの調べ方

MHAM 新興成長株オープン『J-フロンティア』 の実質コストは1.986%
ととなっており、購入時手数料と合わせると5%を超えてきます。

ですので、慎重にファンドを選定する必要があります。

投資信託の手数料は安ければ安いほどいいという勘違い

購入時手数料 3.24%(税込)
信託報酬 1.836%(税込)
信託財産留保額 0
実質コスト 1.986%(概算値)

実質コストも加味して、圧倒的に高いリターンを出している国内小型株ファンドランキング

MHAM 新興成長株オープン『J-フロンティア』 の評価分析

基準価額をどう見る?

MHAM 新興成長株オープン『J-フロンティア』 の基準価額は、2016年
ごろから右肩上がりに伸びています。

注目すべきは2018年1月末時点の水準ですが、分配金再投資基準価額
(青線)で見ると、当時の水準を超えてきています。

日本株ファンドの多くが、2018年1月末時点の水準を超えれていない
中で、優れた運用ができていることがわかります。

利回りはどれくらい?

MHAM 新興成長株オープン『J-フロンティア』の直近1年間の
利回りは、+40.96%と非常に高くなっており、3年、5年、10年
平均利回りで見ても20%近くの利回りとなっており、非常に
優秀な運用実績となっています。

ちなみにあなたは実質利回りの計算方法はすでに理解していますか?
もし、理解していないのであれば、必ず理解しておいてください。

これがわかっていないとマズイ。実質利回りの計算方法。

平均利回り %ランク
1年 40.96% 11%
3年 26.64% 10%
5年 27.35% 10%
10年 18.76% 8%

※2018年8月時点

標準偏差は?

MHAM 新興成長株オープン『J-フロンティア』の標準偏差を見て
みると、同カテゴリー内では平均的な水準を維持しています。

パフォーマンスが十分なので、この標準偏差なら全く問題ありませんね。

標準偏差から将来リターンがある程度予測できるのはご存じでしょうか?
まだ計算方法を知らないと言う方はこの機会に覚えておいてくださいね。

本当にできてる?標準偏差から予測する将来リターンの計算方法

標準偏差 %ランク
1年 10.87 34%
3年 16.62 65%
5年 15.96 68%
10年 18.90 40%

※2018年8月時点

年別のパフォーマンスは?

MHAM 新興成長株オープン『J-フロンティア』の年別の運用パフォ
ーマンスも見てみましょう。

毎年5%以上のリターンを安定的に維持しており非常に素晴らしいですね。

年間利回り
2018年 18.85%(9月末)
2017年 62.51%
2016年 5.26%
2015年 36.51%
2014年 6.64%

※2018年8月時点

「アクティブファンドは儲からない」は嘘!私のファンド運用実績を㊙公開

最大下落率は?

投資を検討するうえで、標準偏差などから、価格変動の範囲をある
程度は予想できますが、やはり実際に下落した度合いをみたほうが
イメージがわきます。

MHAM 新興成長株オープン『J-フロンティア』 は2007年11月~
2008年10月までに最大▲44.74%下落しました。

小型株式であれば、これくらいの下落が起こり得ると思っておいた
ほうがいいですね。

しかし、しっかり長期保有すれば結果もついてきますので、本当に
良いファンドだと思うのであれば、簡単に売ってしまわないように
してください。

期間 下落率
1カ月 ▲17.33%
3カ月 ▲28.44%
6カ月 ▲32.98%
12カ月 ▲44.74%

※2018年8月時点

分配金の推移は?

続いて、分配金の推移を見ていきましょう。
私が唯一残念に思っているのは、年1回分配金を出していると言う点です。

2014年ごろから毎年分配金を出しており、2016年からは毎年1000円の
分配をしています。

現状の運用成績であれば、来年の分配金も期待できそうです。

分配金
2018年 1,000円
2017年 1,000円
2016年 1,000円

※2018年8月時点

評判はどう?

MHAM 新興成長株オープン『J-フロンティア』 の評判はネットでの
書き込みなどで調べる方法もありますが、評判を知るうえで一番役に
立つのが、月次の資金流出入額です。

資金が流入しているということは、それだけMHAM 新興成長株オープン
『J-フロンティア』を購入している人が多いということなので、評判が
よくなっているということです。

MHAM 新興成長株オープン『J-フロンティア』は2017年以降、毎年
資金が流入しており、かつ、流入量が増加しています。

つまり、人気が非常に高まってきているということがわかりますね。

MHAM 新興成長株オープン『J-フロンティア』 の今後の見通し

10年以上、高いパフォーマンスを出し続けていますので、今後の
運用にも非常に期待が持てると思います。

多くの投資家からすると、ファンドマネジャーが表に出てきて、
ファンドの選定に対する考え方を話してくれるのは、安心感や
信頼感に繋がります。

何かと注目を集めているひふみ投信も悪くないファンドではありますが、
本当に資産を増やしたいのであれば、10年以上しっかり実績を残している
ファンドに投資をしたほうが、間違いないく将来に期待ができます。