今年も「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」が
発表されました。

 

今年こそは投票しようと思っていたのですが、昨年につづき、
すっかり投票日を忘れていました。

 

来年こそは投票しようと思います。

 

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」を知らない
方のために簡単に補足しておくと、投資信託について一般
投資家の目線で常に考え、情報を集め、ブログを書いている
投信ブロガーが自分たちの支持する投資信託に投票して
ランキングづけするというものです。

 

モーニングスターが毎年行っているファンド オブ ザ イヤー
はアクティブファンドが中心であり、運用会社の都合が反映
されがちなので、ほんとにこのファンドは優秀なのか?と
思ってしまうものがランクインしています。

 

その点、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」では
投資家目線でファンドが選定されているので、納得感は高いです。

 

さて、今年はどのようなファンドが上位にランクインしている
のか早速見ていきましょう。

 

 

第1位 eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)

第1位に見事に輝いたのは、三菱UFJ国際のeMAXIS Slim
全世界株式(オールカントリー)でした。

 

昨年の3位から2ランクアップして堂々の1位です。

 

これ1本で日本を含む全世界に分散投資ができる点が非常に
評価されています。

 

投票したブロガーの選定コメントを見てみましょう。

・これ一本で全世界へ。低コストでリバランスに悩むも必要なし。積み立て投資自動化へ最適なファンド。コスト最安継続に期待。

 

・MSCIジャパン指数のマザーファンドを作ってまで、連動を目指そうという姿勢に感銘。SBI全世界株式とコスト争いをしており、1本で全世界という意味では楽天VTより今はこれ押し。つみたてNISAのメイン投信です。

 

・私は投資対象をeMaxis Slim全世界株式(オール・カントリー)一本にしたことで、ごちゃごちゃだったポートフォリオがスッキリしましたし、アセットアロケーションについてあれこれ悩むことが無くなり「ほったらかし投資」を実現できました。

 

・これ1本で世界株式に分散投資できるうえに、バラで買うよりも安くなったオールカントリーに死角はないです!

 

・全世界株式に、業界最低水準の運用コストが続く限りスリムオールカントリーで投資します!期待しております!

 

・一本で全世界株式に投資できるファンドで、年率0.1144%(税込)という低コストを実現させた。また、ブロガーミーティングなど個人投資家と真摯に向き合う姿勢を高く評価して、5点を投票します。

 

・日本を含む全世界に1本で投資ができる。信託報酬も投票日時点で0.1144%と、かのVTの0.09%も視界に入るところまで来ている。 投資対象、コスト水準、さらに常に国内最低コストを目指すという点を合わせ、あらゆる投資家の1本目の商品として位置づけられてしかるべき商品。
引用:投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019

要約すると、超低コストであること、日本を含む全世界に
これ1本で投資ができることが評価されています。

 

以前は、海外の優れたETFと比べるとコストもパフォーマ
ンスも見合わなかったのですが、近年では運用会社間で
激しいコスト争いを繰り広げており、投資家としては、
非常に喜ばしい展開が続いています。

 

三菱UFJ国際はブロガーの声を聞き入れるために定期的に
ブロガーとのミーティングをしていたり、常に業界最安値
の信託報酬を目指すと宣言しており、他社が下げれば同じ
レベルまで下げる姿勢が見て取れるのも投資家の票を集める
一因となりました。

 

eMAXIS Slimシリーズは甲乙つけがたいファンドが多いの
ですが、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
が1位をとったことに異論があるブロガーはほとんどいない
と思います。

 

ちなみに私も積立NISAで1000円だけですが、毎月積立を
しています。

 

第2位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

第2位に輝いたのは1位と同じく三菱UFJ国際の
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)でした。

 

昨年の8位から6ランクアップです。

 

このブログの読者さんであれば、私がS&P500を常に推し
ているのをご存知かと思いますが、私の積立NISAのほと
んどはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)で運用しています。

 

投票したブロガーの選定コメントを見てみましょう。

・アメリカのイノベーションを信じている!まさか信託報酬が0.1%切りをするとは思わなかったので、eMAXIS Slimへの信頼が絶大になった。

 

・米国への投資をしたい人にとっては第一選択肢でまちがないないと思います。信託手数料も最安値クラスとなり、なおかつ運用資金も大きいので、今後も安心して購入出来る投資信託だと思います。

 

・ETFではなく現物運用という点が評価に値する。

 

・日本にいながらS&P500に対して容易に投資出来ることに加え、他のインデックス商品に対抗して、自動追尾ミサイルのごとく低コストを実現し続けてくれるため選択させていただきました。今後も低コストNo.1を目指し続けてくれることを願っております♪

 

・S&P500に投資可能な数少ない投資信託であり、コストの低さはトップクラス。 しかも、信託報酬の引き下げに積極的であり、実質コストも小さく安心して長期運用できる商品。

 

・信託報酬の安さ。他者が新しく投信を出してきてもすぐに対応できるスピードとその姿勢が素晴らしい。

 

・「SBI・バンガード・S&P500」に対抗して信託報酬率を0.088%まで下げたことで、信頼が高まりました。
引用:投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019

やはり、超低コストでS&P500に投資ができる点がとにかく
評価されています。

 

他のファンドだと、純資産総額が小さいためにどうしても
ETFを組み入れねばならずコスト高になってしまうことも
ある中で、現物運用をして低コストを追求している姿勢も
素晴らしいです。

 

そして、多くの投資家が「eMAIXS Slimシリーズは信じられ
る。」と確信したのが、SBIアセットが信託報酬0.1%以下の
SBIバンガードS&P500を出したときの対応でしょう。

 

さすがの三菱UFJ国際もSBIバンガードS&P500には追随でき
ないかと思いましたが、すぐさまeMAIXS Slim 米国株式(S&P
500)の信託報酬を同水準まで切り下げました。

 

この姿勢を見て、eMAXIS Slimシリーズに投資をしておけば
大丈夫だと思った人は本当に多いと思います。

 

引き続き、三菱UFJ国際には頑張ってほしいですね。

 

もう少し詳しくファンドの内容を確認しておきたいという人は
こちらをご覧ください。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の評価や評判は?投資価値はあるのか?

 

第3位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

第3位は三菱UFJ投信のeMAXIS Slim 先進国株式インデックス
でした。

 

前年1位から2ランクダウンですが、常に上位に入っているのが、
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスです。

 

私も積立NISAで月1000円だけ投資をしています。

 

投票したブロガーの選定コメントを見てみましょう。

・これまでの実績から運用が安定していて低コストであることが分かっています。また、保証はないものの、信託報酬を同率1位に引き下げ続けてくれることの安心感は絶大です。

 

・こちらの商品があったからこそインデックス投資を始めることができました。今後も信託報酬料最安値を目指しつつ、これから数十年、老後まで安定した運用をして頂けることを期待して投票させて頂きます!

 

・運用コストを継続的に見直して、2019年にも信託報酬を引き下げていることや、順調に純資産残高を増やして500億円以上になり、さらに信託報酬が下がったため。

 

・私のメインファンドです。信託報酬率が0.0999%と業界最低水準で、かつ純資産総額が500億円を超えると、さらに低い信託報酬率が適用されることが魅力です。

 

・自身の現在の主力積立銘柄の一つ。 周囲にもiDeco枠には(ラインナップにあれば)この銘柄がベターとして紹介しています。

 

・MSCI-KOKUSAI連動型インデックスファンドでは業界最低コストを目指すファンドとしては、ニッセイ外国株式インデックスファンドがありますが、このファンドも安心して買えるインデックスファンドの1つで、三菱UFJ投信が運用する安心感と信頼感があります。
引用:投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019

MSCIコクサイに連動するニッセイ外国株式インデックスと
常に覇権争いをしているeMAXIS Slim 先進国株式インデック
スが今年も上位にランクインしました。

 

eMAXIS Slimシリーズはさきほども言いましたが、ETFに
並ぶほどの低コストであり、かつ他社が信託報酬を引き下げ
れば、追随してコストを下げるという姿勢が何よりも評価
されています。

 

そして、純資産総額が増えるごとにコストが下がる仕組みと
なっており、投資家としてはうれしい限りですね。

 

このあたりも順当にランクインしてきたなという印象です。

 

もう少し詳しくファンドの内容を確認しておきたいという人は
こちらをご覧ください。

eMAXIS Slim先進国株式インデックスの評価や評判は?実質コストはどれくらい?

 

第4位 ニッセイ外国株式インデックスファンド

第4位は昨年2位だったニッセイ外国株式インデックスファンドです。

 

ニッセイアセットが唯一強みとしていると言っても過言では
ないインデックスファンドです。

 

三菱UFJ国際と比べると会社の規模が違うため、1点集中突破
を目指している印象です。

 

投票したブロガーの選定コメントを見てみましょう。

・ETFではない一般的な投資信託としては初の、「信託報酬0.1%未満」を発表した功績は偉大です。

 

・ライバルとなるeMAXIS Slim先進国株式インデックスよりも2倍以上ある純資産残高は安心材料です。ややeMAXIS Slimよりも割高だと言われている隠れコストが今後どうなるか、注目していきます。

 

・インデックスファンドの低コスト化を牽引した功績は大きい。純資産残高の増加に合わせて信託報酬を断続的に引き下げる動きを決定的にしたことは、ファンドの新規設定で信託報酬を引き下げるという日本の運用業界の従来のやり方に対する強烈な異議申し立ての役割を担ったという意味で特筆に値する。また、他社の動向と関係なく自律的に信託報酬を引き下げている点は、ファンドの持続性という意味で今後も大きな意味を持ち続けると思う。

 

・日本のインデックスファンド低コスト化のパイオニアです

 

・ニッセイ!ニッセイ!と冗談はともかく、健全な競争があってこそ投資環境が改善し続けるはずで、ニッセイ外国株式の存在は絶対にFOYから消してはならないと思う
引用:投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019

正直、ニッセイアセットが三菱UFJ国際投信とここまで
信託報酬の値下げ合戦をしなければ、信託報酬が0.1%を
切るようなインデックスファンドは出てきていなかった
のではないかと思います。

 

そういう意味で、ニッセイアセットの姿勢は非常に評価
できると思っています。

 

ただ、ファンドとしてみたときに、ニッセイ外国株式イン
デックスは実質コストがeMAIXS Slim 先進国株式インデッ
クスよりも高くなる傾向があるので、私自身は投資をして
いません。

 

純資産総額では、ニッセイ外国株式インデックスのほうが
大きいのですが、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスも
良いペースで純資産を増やしているので、純資産総額で比較
をする意味はあまりないと思います。

 

とeMAXIS Slimシリーズと比較すると見劣りしますが、それ
でも、優秀なファンドであることには間違いありません。

 

もう少し詳しくファンドの内容を確認しておきたいという人は
こちらをご覧ください。

ニッセイ 外国株式インデックスファンドの評価や評判は?実質コストや利回りはどう?

 

第5位 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

第5位は三菱UFJ投信のeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)でした。

 

私個人としては、バランスファンドは全然おすすめしていま
せんが、やはり分散投資の人気はいまだに高いようです。

 

投票したブロガーの選定コメントを見てみましょう。

・低コストで手軽に分散投資ができるところに魅力を感じています。つみたてNISAとiDeCoで購入中。

 

・ジュニアNISAで利用中。 自身でアセットアロケーション/ポートフォリオ組める人にはいろいろ言いたいところもあると思いますが、低価格に非常に広範な分散投資ができるという意味で、あまり手間をかけたくない人かつ、100%株式のポートフォリオに耐えうるリスク許容度のない人が1本だけ選ぶならの現状最適解の一つだと思っています。

 

・何も考えずに分散してくれ、割合で保有されるのでおすすめしやすい。

 

・バランスファンドは、様々な資産をバランスよく持てるので、株式だけを持つのは何となくいやだと感じる人や、投資が良く分からない人でも、リスク分散して納得した形で運用できるので、私はありだと考えています。バランスファンドなら業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続けるeMAXIS Slimのこのファンドで決まりだと思います。

 

・ほったらかし投資の完全初心者に勧めるのであればこのファンドが無難と感じている。
引用:投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019

昨年に続き2年連続のトップ5入りです。

 

株式ファンドに投資するほどリスクは取りたくない人向け
のファンドであり、8資産に均等に分散投資ができるという
投資家からもわかりやすい設計と低コストが評価されたようです。

 

コメントにもありますが、自分でアセットアロケーションを
考えられる人には向かないと思いますが、何も考えずに投資
をしたいという人にはおすすめかもしれません。

 

もう少し詳しくファンドの内容を確認しておきたいという人は
こちらをご覧ください。

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の評価や評判は?実質コストはどれくらい?

 

第6位 楽天・全米株式インデックスファンド

第6位は昨年から2ランクダウンした楽天投信の楽天・全米
株式インデックスファンド
がランクインしました。

 

米国で人気のETFであるVTIを気軽に購入できる投信の形に
してくれたこともあり、多くの投資家から人気を集めています。

 

投票したブロガーの選定コメントを見てみましょう。

・手軽な米国全体への投資と低コストが魅力的。

 

・米国の上場企業ほぼすべてに投資しており、小型株の中からアマゾンなどを超える企業が出てくることに期待

 

・米国株の投資信託に投票するのであれば、これかeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の2択になると思います。私は楽天証券のiDeCoでこの投資信託を積立中です。

 

・「航路を守れ」  この言葉のもと、バンガード社のVTIを投信として買い付けることができるファンドとして選択しました。

 

・もうこれしかない!これと心中する!!!!

 

・米国株に投資するなら、これがベストな1本です!
引用:投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019

米国株ファンドについて案外わかっていない人が多いと
感じるのが、米国株と言っても大中小色々な銘柄がある
ということです。

 

ある意味当たり前と言えば当たり前なのですが、米国株と
いう一括りにして考えてしまいがちです。

 

ですが、S&P500やNYダウに連動するようなインデックス
ファンに投資をするということは、米国株でも大型株にのみ
投資をしていることになります。

 

一方で、楽天・全米株式インデックスファンドに投資をする
場合は、米国の大中小型株すべてに投資をすることになります。

 

どちらが良いかはあなた次第ですが、実は一言で米国株の
ファンドと言っても色々ありますので、米国全体に投資を
するという意味で、このファンドを選択するというのは
非常に良い考えだと思います。

 

もう少し詳しくファンドの内容を確認しておきたいという人は
こちらをご覧ください。

楽天・全米株式インデックス・ファンドの評価や評判は?今後の見通しはどう?

 

第7位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

第7位にランクインしたのは昨年から1ランクダウンした
セゾン投信のセゾン・バンガード・グローバルバランス
ファンド
です。

 

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)につづきバランス
ファンドがランクインしています。

 

投票したブロガーの選定コメントを見てみましょう。

・中野社長のブレない姿勢が好きです。ネットの向こうに確かに人がいることを感じられます。また運用報告会行きたいです。

 

・古くから定評のあるファンド。投資教育・普及や、情報開示に熱心な点も高く評価している。初心者に勧めやすい。

 

・非常に低コストなバランスファンドも登場したためFOYの中では存在感が薄くなっている.しかし純資産総額に応じて少しずつコストを引き下げており十分にコストは低いと感じる.また,全国でのセミナーや月報による膨大な情報提供にて築いた受益者との信頼関係は信託報酬では表せない価値を生んでおり資金流入が毎月続いているのがその証拠だろう.一般の受益者にとっては運用会社の人が相場が低迷している時でも逃げずにやってきてくれる投信・運用会社の方が心強いだろう.

 

・投資家にとって本質的に重要なのは低コストではなく,利益を上げること。2019年11月に金融庁が公表した「『顧客本位の業務運営』の取組成果の公表状況」では,セゾン投信の顧客の98%は利益を上げているという。コストは安いとはいえないものの,長期投資や積立投資の重要性を顧客に訴え,それをバンガードのファンドへ投資する投資信託で実現している体制を含めて評価したい。

 

・もし身内が運用を始めてみたいと言ってきたら、最初に紹介するのはセゾンバンガードだと思います。iDeCoとつみたてNISAでこれをゆっくり積み立てれば、一般的な資産形成としては十分なのかもしれません。
引用:投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019

投資家から常に絶大な人気を誇っているのが、セゾン投信
の中野社長です。

 

セミナーで全国を安行し、着実に投資家の心をつかんでいます。

 

投票した人のコメントにもありますが、投資家からすれば、
パフォーマンスが悪いときほど、本当にこのまま投資を続
けていいのか不安になりますし、パフォーマンスが悪い時
には運用会社の責任にしたくなります。

 

ですので、運用会社からすれば、パフォーマンスが悪いとき
はできるだけ投資家の前には立ちたくないはずなのですが、
パフォーマンスが悪いときでもしかりと投資家と向き合って
くれるという姿勢は投資家としてはとても安心ですね。

 

もう少し詳しくファンドの内容を確認しておきたいという人は
こちらをご覧ください。

セゾン バンガード・グローバルバランスファンドの評価や評判は?今後の見通しはどう?

 

第8位 グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)

第8位は日興アセットのグローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)です。

 

まさかレバレッジ型のアクティブファンドが第8位に入って
くるとは思いませんでしたが、2019年のパフォーマンスに
ついては目を見張るものがありましたので、多くのブロガー
も注目していたということでしょう。

 

投票したブロガーの選定コメントを見てみましょう。

・【グローバル3倍3分法ファンド】構想18年。商品開発部長が情熱を注いで世に出した運用残高と成績が共に1年間ずっと右肩上がり継続中のレバレッジド・ファンド。もし、これが2019年の代表ファンドでなければ、一体何が代表ファンドなんだ?!

 

・理論派ブロガーほど敬遠しそうなこのファンドはイロモノじゃない!

 

・レバレッジバランスファンドのパイオニアということで、今年の各相場のおかげもありますが、年初からの安定した上昇振りで、是非保有したい!という気持ちになりました。仕組みも面白く、現時点でまだ類似ファンドの追随をほぼ許していないこともあり、つみたてNISA非対応なのが残念ですが、今年は断然イチオシのファンドです。

 

・有効フロンティアの上を目指す、これまでにない仕組みのため。理論上は個人でも可能だが、実践するには非常に難しい、というかほぼ不可能な仕組み。 理論上最強?に見える野心的な仕組みを、良心的なコストで実践してくれるという、個人にとってとてもありがたいファンド。

 

・2019年、話題になったという意味では外せない投信です。コレに倣えと他社もレバレッジを用いた投信を多数設定するようになりました。純資産も3000億円と今年を象徴する投信になったのは間違いないでしょう。

 

・なかなか癖のあるファンドですが、理念や背景は納得できるものがあり、信託報酬手数料も適切だと思います。特にリスク選好型の人や、投資に回せる額が少ないけど多めに運用したいなどのニーズにこたえられるファンドかなと思います。あまり全面的にお勧めできるファンドではありませんが、インデックス一強のこれまでの投資信託界隈に新たな風が吹いた感じです。適切な選択肢が増えることはいいことだと感じています。
引用:投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019

レバレッジ型ファンドを投資家に一気に普及させたと言っても
過言ではないグローバル3倍3分法ファンドですが、確かに今年
1年でみれば、パフォーマンスも他社を追随されないほど優れて
おり、多くのブロガーと投票する理由もわかります。

 

アクティブファンドをメインで運用している私にとっても、
インデックスファンドだけが注目を浴びるというのは悲しい
ので、こういったアクティブファンドがランクインすると
いうのは確かにブロガーの投票ならではと言えそうです。

 

ただ、一方で、初心者がうかつに手を出していいようなファンド
ではないので、リスクもしっかりと理解した上で、投資をする
ようにしてください。

 

もう少し詳しくファンドの内容を確認しておきたいという人は
こちらをご覧ください。

グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)の評価や評判は?今後の見通しはどう?

 

第9位 バンガード トータル ワールド ストックETF(VT)

第9位にランクインしたのはバンガードのバンガード・
トータル・ワールドストックETFです。

 

昨年同様ETFでランクインしているのはバンガードの
このETFだけです。

 

やはり世界の約8000銘柄に分散投資ができるというのは
大きな魅力と言えますね。

 

VTに投資をしたいという人は、楽天投信から楽天・全世界
株式インデックスファンドというファンドが出ていますので、
そちらのほうが手軽に購入ができると思います。

 

第10位 SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

第10位にランクインしたのはSBIアセットのSBI・バンガード
・S&P500インデックスファンド
です。

 

まさかSBIアセットからVOOに連動するインデックスファンド
が出るとは思っていませんでしたが、SBI証券との連携なども
戦略に盛り込んでのことでしょう。

 

何より衝撃を与えたのはVOOに連動するインデックスファンド
であることではなく、信託報酬が0.1%を切っていたということ
です。

 

これにより、他社もこの水準に追随せざるを得ず、S&P500に
連動するインデックスファンドで超低コストのファンドが実現
したと言えます。

 

投票したブロガーの選定コメントを見てみましょう。

・VOOに連動し低コストでここまで来たことに期待。スリム米国S&P500とどのような戦いになるか見たい

 

・新規設定されたSBI証券とバンガード初の共同ブランドファンドであり、投資対象が同じ、業界最安値の信託報酬を目指すと宣言している eMAXIS Slim S&P500 の追随への流れをつくったファンドだから。新しい風を吹き込み、ファンド選びが楽しくなるのは大歓迎。

 

・税込信託報酬0.10%割れを初めて実現。SlimSP500を慌てさせ、1か月以上追随を許さなかった。

 

・人気のS&P500、その中でもVOOを選んだところがセンスいい。信託報酬も低く、SBIさんに拍手。

 

・いち早く異次元の低コストを実現したことに感謝したい

 

・今年一番驚きをもたらしたファンド!バンガードと組んでこれからも新しい風をもたらしより低コストを目指して欲しいです。
引用:投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019

やはり、eMAIXS Slimシリーズを脅やかす存在として、
多くの投資家が歓迎していることがわかります。

 

実際にSBI・バンガード・S&P500インデックスファンドが
登場したことで、三菱UFJ国際もeMAIXS Slim 米国株式の
信託報酬を下げざるを得ない状況に持ち込まれました。

 

SBI・バンガード・S&P500インデックスファンドは純資産
が小さいので、当面は実質コストでみると割高になる可能性
がありますが、今後に期待したいファンドの1本であること
には間違いありません。

 

もう少し詳しくファンドの内容を確認しておきたいという人は
こちらをご覧ください。

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドを徹底分析。果たして投資する価値はあるのか。

 

以上、投信ブロガーが選ぶFund of the Year 2019の総評を
しました。

 

特に投資を始めたばかりという人には、変に運用会社や
証券会社の営業マンの話を聞くよりもよほどまともな
コメントが載っていますので、ぜひ参考にされると良い
と思います。

 

せっかくなので、11位から20位も含めてランキング結果を
すべて載せておきます。参考にしてください。

 

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019 ランキングベスト20

順位 ファンド
1位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
2位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
3位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
4位 ニッセイ外国株式インデックスファンド
5位 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
6位 楽天・全米株式インデックス・ファンド
7位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
8位 グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)
9位 バンガード トータル ワールド ストック ETF(VT)
10位 たわらノーロード 先進国株式
11位 SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
12位 農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね
13位 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
14位 ひふみ投信
15位 結い 2101
16位 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
17位 eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)
18位 野村つみたて外国株投信
19位 野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型
20位 eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

投資信託をよく分析しているブロガーが投票していますので、
私も上位にランクインしているファンドについては、納得の
いくものがほとんどでした。

 

ただ、一方でアクティブファンドが評価されなさすぎている
傾向は続いており、もう少しインデックスファンドだけでなく
アクティブファンドにも多くの投資家の方に注目してほしい
とも思います。

 

ひふみ投信など確かに投資家目線でセミナーなどを開催して、
投資家の心をつかんでいる点では評価できますが、パフォー
マンスでみれば、ひふみ投信よりはるかにすぐれたファンド
がいくつもあります。

 

どこかで、投資マニアのファンド・オブ・ザ・イヤー2019でも
やろうと思いますので、お楽しみに。

 

 

投信運用は長期投資が前提なので、つい出口戦略を
考えずに投資をしてしまいがちです。

しかし、「投資は出口戦略にあり」と言われるほど、
重要なテーマです。

ぜひこれを機会に投資の出口戦略を考えてみて
ください。

>>ここまで考えるのが本当の資産運用。多くの投資家が考えられていない投信運用の出口戦略とは

 

最後に、投信運用には多くのメリットもありますが、
当然ながら、弱点もあります。

今も私は投信運用を続けてはいますが、私がなぜ
投資信託の運用を主軸におかなくなったのか。

その理由をこちらで話をしています。

>>私が痛感する投資信託の限界。多くの投資家が見逃している投信運用の弱点